あえて土を使わず半水耕栽培で「落花生」を育てています。手間もコストもかかる子です

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 最近の気温は30℃に近く、暑さに慣れていない体には真夏のように感じます。この初夏の陽気の中、自転車でホームセンターに行ってみると、夏にかけて育つ種や苗がたくさん置いてありました。私も水耕栽培でどんな野菜を育ててみようかと考えていたところ、種コーナーに「落花生」を見つけました。

 落花生の実のでき方は特徴的です。株が大きくなり花が咲くと、地面に向かって枝が伸びていきます。先端が地面に達すると土の中に潜り、そこで実ができるのです。結実には土が必要ですので、液体肥料を使った水耕栽培で育てるのは難しいです。しかし完全水耕栽培は無理でも、バーミキュライトを土代わりに使用した半水耕栽培では育てられるのではないのでしょうか?

 インターネットで調べてみても、バーミキュライトを使った落花生の栽培はあまり見つかりませんでした。恐らく収穫量やコストの問題があるのでしょう。しかし、ここはあえて土を使わずに落花生を育てみようと思います。そうすればなぜ土耕栽培の方が良いのか実際に分かるはずです。前例が少ないので上手く育つか分かりませんが、何事にもチャレンジです。ではバーミキュライトを使った落花生の半水耕栽培を始めましょう。

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カブの一種「もののすけ」を水耕栽培。物珍しさに惹かれたので育ててみます

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 カブと言えば普通、スーパーに売っている拳くらいの白い野菜を想像します。確かにホームセンターの種コーナーを見てもやはり白い色が中心で、少数ではありますが赤カブも売られています。しかしそんな中で普通のカブとは違う種を発見してしまいました。そこれが『もものすけ』と呼ばれる品種です。

 もものすけはカブの一種で、サラダなどにしても食べられるそうです。このカブの特徴的な点は、その色と皮です。色は赤カブのように真紅ではなく、爽やかなピンク色をしています。また皮は桃のように手で剥けるらしいのです。こんなカブは見たことがありませんでした。

 あまりにも変なカブですので、この種を買ってみることにしました。種袋を手に取ると、残念なことに種は少ししか入っていないようです。次に値札を見たのですが、これにはかなり驚きました。なんと1袋で400円もしているのです。私は今までにこれほど高価な種を購入したことはありません。しばらく悩んだ末、結局は物珍しさに勝てずに買ってしまいました。はたして本当に桃のようなカブができるのでしょうか?それでは、もものすけを水耕栽培で育ててみましょう。

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水耕栽培で「からし菜」を育てます。わさび菜との味の違いはあるのでしょうか

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 2018年の春に水耕栽培でわさび菜を育てました。意外と大きく育ち、その味はピリッとした爽やかな辛味があり大変美味しかったです。そのせいか私の中では「わさびのように辛味のある野菜は美味しい」と思うようになってきました。

 先日ホームセンターに立ち寄った時にからし菜の種を見つけました。からし菜という名前ですから、わさび菜のようにこの野菜も辛くて美味しいのかもしれません。嬉しいことに価格も1袋200円以下の買いやすい品種でしたので、育ててみることにしました。

 今は夏から秋への移り変わりの時です。葉物野菜を真夏に育てると成長は早いのですが、暑さのため葉が萎れてしまいことが多々あります。逆に真冬ですと気温が上がらず、なかなか育ちません。その中間の季節である今が最も栽培に適しています。それでは、からし菜の水耕栽培をしていきましょう。

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水耕栽培で使っているバーミキュライトについて。培地には一番適していると思います

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 水耕栽培では植物を支えるものとして「バーミキュライト」を使用しています。この部分に根が広がることによって、少しくらい風が吹いても地上部分が倒れることはなくなります。

 かれこれ何度も使っていますが、バーミキュライトとは一体どんなものなのでしょうか。今回の記事では、バーミキュライトの正体と水耕栽培での使い方について書こうと思います。

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セルクルから中身を抜く方法。加熱したタオルを使うと良いでしょう

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 お菓子作りの道具に「セルクル」と呼ばれる型があります。形状は底のないリングで、型と言うよりも枠に近いものです。主にタルトやクッキーなどで使われています。

 初めてセルクルでレアチーズケーキを作った時、「この型からどうやって取り出すのだろう?」と疑問に思いました。以前使っていた型は底が抜けるタイプでしたので、それほど苦ではなく取り出せたからです。

 そこでネットでセルクルからの取り外し方を調べてみました。しかしあまり需要がないのか、その方法はいまいち分かりませんでした。そこで色々と試行錯誤をして、セルクルからチーズケーキを上手く取り出す方法を見つけたのでご紹介します。

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ロート&ホースで液肥補充器を作製。これで水耕栽培が少し楽になりました

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 私が使っている水耕栽培装置は1~6株までを育てることができます。野菜を育てていると液肥が少なってきますので、その際には装置の蓋を少し開けて、そこから液肥を注ぎ入れています。1~5株までは十分な隙間を作ることができますので補充を簡単に行えますが、最大数の6株となると少し問題が出てきます。それは蓋全面にプラカップがあるため蓋を開けにくく、高確率で注いでいる液肥がこぼれてしまうのです。

 今まではゆっくりと丁寧に注ぐことで、何となく対応していました。しかし夜に補充をする時には手元が暗いので、昼間以上に気を付けなければなりません。意外とこの作業は面倒で、どうにかならないかな?と感じていました。

 今日、100円ショップに行ったところ、ちょうど良い大きさのロートが売られていました。これを使えば大雑把にやっても、水耕栽培装置に液肥を入れられそうです。早速購入して使ってみました。

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「料理が趣味」と言えるのはどの時点?作るのが楽しい&無給でOKの時だと思います

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 私の趣味はいくつかありますが、その中の1つは「料理」です。小学生の時にカレーライスやパン作りを始めて、大学生の頃にはお菓子作りに熱中しました。そして社会人になり、ある程度お金が自由に使える今は、色々な調理道具を買いながら料理を楽しんでいます。

 就職活動で提出する履歴書の趣味・特技欄には、もちろん「料理」と記入しました。男でこの趣味は珍しいのか、割と質問をしてくる面接官が多く、話が弾みました。

 月日が流れるのは早いもので、その面接試験からもう10年くらいがたちました。会社から帰る電車の中でウトウトしながら、ふと「料理が趣味です」と言えるのはどのあたりからなのだろう?と疑問に思いました。

 さすがにレトルト食品を温めて食べるだけでは、趣味とは言えないでしょう。またシェフのようにお金を取れるレベルからでは、趣味と言える人がいなくなってしまいます。今回の記事では、どの様な状態であれば趣味が料理と言えるのか私なりに考えてみました。

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