室内で野菜を育てみたいと思ったら、市販の水耕栽培装置を購入するのが簡単です。今はLEDライトで光を当てるタイプが主流ですので、消費電力などを気にせずに使うことができます。私も一時期、水耕栽培装置を買ってみようかなと思い、いろいろ調べてみました。その結果分かったのは「装置が高価で、元を取るのに時間がかかってしまう」ことです。
装置本体は安いものでも8000円、高いものでは2万円を超えます。例えばホウレンソウを30日で育てると仮定すると、装置代を回収するのにかなりの年数が必要となってしまいます。趣味なのでコストを考えるのもナンセンスですが、もし水耕栽培に飽きてしまった場合、高価なゴミになってしまうリスクもあります。このような理由で今は低コストでできるベランダ水耕栽培で野菜を育てています。
ちょうど今の季節は冬。この時期は気温が低いため、野菜を育てるのにはあまり向いていません。こんな時こそ、室内で育てることができる水耕栽培装置があると便利ではないでしょうか。一度は諦めましたが、要は「箱と光源」があれば作れそうです。ラッキーなことに、家を見渡すとちょうど良さそうな一斗缶を発見しました。そこで今回は、一斗缶を利用して水耕栽培装置を自作してみました。
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