一斗缶で水耕栽培装置を自作。穴開け工具費込みでも3000円台でできました

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 室内で野菜を育てみたいと思ったら、市販の水耕栽培装置を購入するのが簡単です。今はLEDライトで光を当てるタイプが主流ですので、消費電力などを気にせずに使うことができます。私も一時期、水耕栽培装置を買ってみようかなと思い、いろいろ調べてみました。その結果分かったのは「装置が高価で、元を取るのに時間がかかってしまう」ことです。

 装置本体は安いものでも8000円、高いものでは2万円を超えます。例えばホウレンソウを30日で育てると仮定すると、装置代を回収するのにかなりの年数が必要となってしまいます。趣味なのでコストを考えるのもナンセンスですが、もし水耕栽培に飽きてしまった場合、高価なゴミになってしまうリスクもあります。このような理由で今は低コストでできるベランダ水耕栽培で野菜を育てています。

 ちょうど今の季節は冬。この時期は気温が低いため、野菜を育てるのにはあまり向いていません。こんな時こそ、室内で育てることができる水耕栽培装置があると便利ではないでしょうか。一度は諦めましたが、要は「箱と光源」があれば作れそうです。ラッキーなことに、家を見渡すとちょうど良さそうな一斗缶を発見しました。そこで今回は、一斗缶を利用して水耕栽培装置を自作してみました。

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自作の水耕栽培装置で「ミニチンゲンサイ」を栽培。上手く育つか心配です

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 先日、一斗缶を利用した水耕栽培装置を自作しました。装置の大きさは幅35cm・奥行24cm・高さ24cmとなっており、この中で野菜を育てます。高さが24cmしかないので、培地を使うことを考えると、育てられる野菜は15〜20cmの大きさのものに限られてしまいます。そこでこのサイズで収穫できる野菜を探してみました。

 今まで育てたことのある野菜は、どれも20cmを超えるものですのでダメでしょう。意外と大きさの制限が厳しく、育てられる野菜がない…と思いながら数日が経過しました。ふと100円ショップに寄ったところ、種コーナーにちょうど良い野菜を発見しました。それが「ミニチンゲンサイ」、商品名「はやどりチンゲンサイ」です。このチンゲンサイは名前の通り高さが10cm、約1ヶ月で収穫できますので、私にとって理想の野菜です。

 今回の記事では、自作した水耕栽培装置でミニチンゲンサイを育ててみます。完全な室内栽培は初めてなので、収穫までちゃんと行けるのか少し不安です。それでは装置を組み立てて、種を蒔いてみましょう。

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お菓子作りのために「非接触式の温度計」を購入。これで焼き加減はばっちりです

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 先日、作れるお菓子を増やそうと思い、スフレパンケーキにチャレンジしました。1回では上手くできず色々と試行錯誤をした結果、このパンケーキを作るコツの1つに「火加減」があることが分かりました。ホットプレートの温度が低すぎるといつまでたっても焼けず、反対に高すぎると生焼けのまま焦げてしまうのです。

 そこで適温を知るために、温度計で鉄板の温度を測ることにしました。ただし普通の棒状温度計では鉄板の温度は測れません。そこで使うのが「非接触式」の温度計です。この温度計は名前の通り物に触れずに温度を測ることができます。この記事では私の購入した放射温度計を紹介します。

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0.1g単位で測れるおすすめキッチンスケール 3選。これで少量計量はばっちりです

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 今私が持っているキッチンスケールは、少なくとも5年間使っています。使うたびに拭いているとは言え、さすがに汚れが目立つようになってきました。特に壊れているところや不便な点はないですが、そろそろ買い替え時かなと感じています。

 このスケールは1g単位で、最大2kgまで計量できます。ただ最近は、ベーキングパウダーを使ったお菓子を作ることが多くなっています。1回に使う重さは1〜2gと微量です。例えば表示が「2g」となっていても、実際は1.5~2.4gの間でしょう。そこでより正確に測るために、0.1g単位で計量できるキッチンスケールを探してみました。

 値段が手頃なものは少なかったですが、それでも3つの商品を見つけ出しました。今回の記事では、これらの商品の紹介をしようと思います。 

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「かいわれ大根」を栽培中。冬でも収獲できる野菜として期待してます

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 今は1月の中旬、季節は真冬です。昼間の最高気温は10℃に届かず、朝の気温は氷点下になることもあります。さすがにこの気候では野菜の種を蒔いても、春になるまで芽が出てこないでしょう。

 もし強制的に発芽させるのであれば、箱の中にヒーターを入れて温めると、春と勘違いし芽が出てきます。外は寒いので室内の明るい窓際で育てますが、おそらくそれでは光の量が少ないです。すると茎が間延びした「徒長」状態となってしまい、立派な野菜を収穫するのは難しくなります。

 このような理由で冬に野菜は育てられない…と思っていたのですが、よく考えれば徒長した状態を食べる野菜がありました。それは『スプラウト』です。スプラウトとは種を発芽させて、若いうちにその茎と葉を食べる野菜の総称です。調べてみるとスプラウト用の種は何種類も販売されており、冬でも育てられるとのことでした。

 自分の勝手なイメージですが、スプラウトの代表は「カイワレ大根」な気がします。どこのスーパーでも売っていますし、そのピリッとした辛さはサラダに入れても美味しいです。そこで今回の記事では、カイワレ大根を育ててみようと思います。冬でも栽培できれば、数少ない貴重な野菜となるでしょう。それではホームセンターに種を買いに行ってきます。

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乾燥大豆から「豆もやし」を栽培。食用の種でも上手く発芽するでしょうか?

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 もやしは安くて美味しい野菜です。他の野菜と比べると天候に左右されずに栽培できますので、価格も安定しています。通常、もやしと言うと『緑豆』を発芽させたものを指します。栽培方法をウェブで調べてみると、今のような真冬でも育てることができるそうです。

 そこで今回は「もやし」作りにチャレンジすることにしました。何はともあれ、原料である緑豆を手に入れないと始まりません。そこでいくつかのホームセンターに行ってみましたが、どこにも種は売っていませんでした。

 緑豆は豆ですから、もしかしたらスーパーにあるかもしれません。しかしあまり売れない豆なのか、スーパーの乾物棚にもありませんでした。諦めかけたその時、目の前にあった『乾燥大豆』を見て思い付きました。「ナムルには確か大豆を発芽させたもやしを使っていたはず…」と。

 緑豆を使ったもやしは緑豆もやし、大豆を使ったものは豆もやし(大豆もやし)と呼ばれます。緑豆が手に入らなかったので、今回は大体品として大豆を発芽させて豆もやしを育ててみます。もやし作りにはもやし用の種を使うことが多いですが、食用の種でも栽培できるのでしょうか?確かめてみましょう。

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ふんわりスフレパンケーキの作り方。生地の混ぜ具合と焼く温度が肝心です

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 私はチーズケーキが好きですが、材料のクリームチーズが意外と高価で作るのをためらってしまいます。そこで、使う材料が安いお菓子のレシピを探していました。何となくパンケーキが良さそうかな?と思いレシピを検索してみると、泡立てた卵白を使った「ふんわりパンケーキ」と呼ばれるものを発見しました。

 材料を確認すると卵や牛乳などで、家にある材料で作れそうです。何よりもそのパンケーキの写真がすごく美味しそうで、自分も作ってみたくなったのです。普通の平べったいパンケーキは、以前作ったことがあります。材料を混ぜるだけで簡単にできたので、今回作るふんわりパンケーキも簡単に違いないと思っていました。

 しかし作ってみると、なぜかふんわりとならないのです。いろいろな料理サイトを調べてみましたが、材料や量は間違っていません。そこで動画投稿サイトの作り方動画を見ながら試作すること数回…やっと同じようにフワフワとしたパンケーキができあがりました。

 今回の記事では、ふんわりパンケーキの作り方とともに、他のサイトでは書いていなかった作り方のコツを紹介しようと思います。 

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