今年も霜が降りる季節が過ぎ、種蒔きのシーズンに入りました。と言ってもまだ朝晩はコートが必要なので、発芽温度の高い夏野菜の種蒔きはあと1ヶ月くらい先です。そこでこの隙間期間を使って、低温でも芽が出る葉物野菜を育ててみようと思います。やはり最初に思いつくのは「水菜」です。種を蒔けば1か月強で収穫でき、また厳寒期を除けばいつでも育てることができるからです。
水菜の種は2年前に購入したストックがあるので、いつでも育てることができます。この品種は一般的なもので、特に変わっている点はありません。昨今の野菜は、品種改良により様々なタイプが生まれています。そこで大きめのホームセンターに行き、何か面白い水菜の品種かないか探すことにしました。そして見つけたのが、紫色の水菜『紅法師』です。葉は普通の品種と同じ緑ですが、茎が濃い赤紫をしているのです。種袋の説明によれば、この色は赤ワインなどに含まれているアントシアニンによるものとのことです。
見た目は毒々しい印象を受けますが、早速この水菜を育ててみましょう。そして普通の水菜との成長具合や、どのように味が違うのかを確かめてみたいと思います。
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