【食害で撤収】水道管の継ぎ手で「ミニ白菜」を水耕栽培。初めての白菜は上手く結球するでしょうか

f:id:haruirosoleil:20190429123337j:plain
 これまで野菜を水耕栽培する時には、プラスチック製のカップに培地を入れて育てていました。この方法を使うと、水菜やチンゲンサイのような葉物野菜を手軽に育てることができます。しかし欠点として「株元が太くなる」野菜、例えばカブなどは大きく育てられません。

f:id:haruirosoleil:20181103135111j:plain
 これは以前育てたカブの写真です。プラカップが邪魔をして、口径以上に育てれらませんでした。またキャベツのような、丸く大きくなる野菜も同じ理由によりできません。しかし先日、水道管の継ぎ手を利用した栽培装置を作成しました。この装置の特徴は、育てる野菜の太さに制限がなくなることです。そのため今まで育てられなかった野菜もできる気がしてきました。

 ある日、会社帰りに100円ショプに行くと、この試みに適した野菜の種を発見しました。それは「ミニ白菜」です。普通サイズの白菜ですと、大きく重くなるので栽培装置が壊れてしまうかもしれません。しかしこの白菜は小さいので、B5用紙サイズの栽培装置でも育てられそうです。また種蒔きから60日くらいで収穫できるという、短期間栽培なことにも惹かれました。

 それでは今までとは少し趣のことなる野菜、ミニ白菜を水耕栽培で育ててみましょう。はたしてちゃんと結球したものを収穫できるのか、実際に確かめてみます。 

続きを読む

「土中緑化&胚軸切断挿し木法」を使って枝豆の水耕栽培をします。はたして根は出るのでしょうか?

f:id:haruirosoleil:20190503211152j:plain
 枝豆の土耕栽培について調べていたところ、興味深い記事を発見しました。なんと収穫量を数倍にアップさせる育て方があると言うのです。その方法とは 「土中緑化&胚軸切断挿し木法」と呼ばれるものです。

 具体的なやり方としては、まず枝豆が発根したら日光に当てて緑化させます。そして発芽させ、初生葉が開いた頃に双葉を残すように上下の茎を切り落とします。この苗を挿し木にして育てると、収穫量が増えるとのことです。

 にわかには信じられない話ですが、検証記事を見ると確かに収穫量は上がっているようです。しかし更に調査をすると、普通に育てたものと変わりはなかったとの報告もありました。差が出た理由としては、土質や肥料割合などの栽培条件が関係していたのかもしれません。

 土中緑化&胚軸切断挿し木法のやり方自体は簡単で、私にもできそうです。そこでこの方法を使って、枝豆の水耕栽培を試してみることにしました。もし本当に収穫量がアップするようでしたら、以降の栽培にも使ってみようと思います。そもそも切断した茎から本当に根が出るのか半信半疑ですが、種蒔きをして確かめてみましょう。 

続きを読む

ジェノベーゼを作るために「バジル」を水耕栽培。時間は掛かりますが節約はできそうです

f:id:haruirosoleil:20190414112915j:plain
 「ジェノベーゼ」と呼ばれるソースをご存知でしょうか?このソースは、バジル・松の実・チーズ・オリーブオイルをペースト状にしたものです。パスタとの相性が良く、爽やかなバジルの香りが口に広がる美味しいソースです。

 私は長い間、このジェノベーゼを作ってみたいと思っていました。しかしスーパーで売っているバジルは、数枚の葉で100円もします。ジェノベーゼを作るには量が必要なので、かなりの金額となってしまうでしょう。

 そこで思いついたのが、『バジルを水耕栽培で増やす』です。バジルは茎を水に入れておけば簡単に根が出ます。これを育てれば比較的早く収穫できそうです。ただ家の周りのスーパーには「葉」しか売っていなかったので、残念ながら種から育てることにしました。

 今回はバジルの種を100円ショップで買ってきました。1粒数円の種を大きく育てれば、時間はかかりますが大幅な節約ができそうです。それではジェノベーゼを作るために、バジルを水耕栽培してみましょう。 

続きを読む

『空芯菜(エンツァイ)』を水耕栽培しましょう。真夏に採れる葉物野菜として活躍する予定です

f:id:haruirosoleil:20190503160334j:plain
 ベランダで水耕栽培を始めて分かったことがあります。それは『真夏に収穫できる野菜は少ない』ことです。

 夏野菜の定番としてはトマトやナス、キュウリなどがありますが、これらは大きく育つので、我が家のベランダでは難しいです。そうなると省スペースで育つ葉物野菜が中心になります。ただ40℃を超えるような暑さの中では、水菜や小松菜の葉が萎れてしまい、明らかに元気がなくなります。またこれらの野菜は1回限りの栽培ですので、次に収穫したい時には種蒔きから始めなくてはなりません。

 そこで真夏の暑さにも耐え、何回も収穫できる葉物野菜がないか探しました。そして見つかったのが『空芯菜』です。別名 エンツァイとも呼ばれる中華野菜で、名の通り芯が空洞なことが特徴です。この野菜は真夏でもグングン育ち、枝を残しておけば何回も採れるらしいのです。

 今から育てれば、収穫は7〜8月に最盛期を迎えるでしょう。その頃には暑すぎて葉物野菜が少なくなるので、空芯菜があれば便利なこと間違いなしです。早速、ホームセンターまで種を買いに行ってきます。

続きを読む

「オカヒジキ」の水耕栽培をリベンジします。今度は種蒔き時期を守って育てます

f:id:haruirosoleil:20190414112727j:plain
 昨年、オカヒジキを水耕で育てようとしました。しかし種蒔きをしたのが時期外れの6月中旬だったせいか、上手く発芽せずに失敗してしまいました。

《参考記事》
【発芽せず】水耕栽培で「オカヒジキ」に挑戦。シャキシャキとした食感が美味しい野菜です

 このまま放置すると、『水耕栽培できない野菜』というレッテルを貼られてしまうかもしれません。そこで再びオカヒジキの栽培にチャレンジすることに決めました。もちろん昨年と同じ失敗をしないために、今年は最適温度である4月中旬に栽培を開始します。それでは2回目のオカヒジキ栽培のスタートです。

続きを読む

ニンニクを半水耕栽培で育ててみます。土耕栽培よりも大きいものを収穫したいです

f:id:haruirosoleil:20181015213124j:plain
 昨年から今年にかけて、庭でニンニクを育てました。10月に植え付けをして、確か梅雨前に収穫した気がします。でき具合は小さなニンニクもありましたが、市販品と同じ大きさの立派なものも採れました。

 これに味を占めた私は、今年もニンニクを作ることにしました。しかしニンニクの栽培期間は半年と長く、種まきに一番良い季節である春に庭を占領してしまうのが欠点です。そこで今年はプランターで育てることに決めました。

 普通はホームセンターで培養土を買ってきて育てるのですが、ここはひとつバーミキュライトを土の代わりにした「半水耕栽培」を行ってみたいと思います。自分の予想では、土を使った場合よりも栄養の吸収が良くなり、大きく育つはずです。それではニンニクの半水耕栽培の日記をつけていきましょう。

続きを読む

「プランター掛け」を使って水耕栽培装置を手すりに移動。これで歩きやすくなりました

f:id:haruirosoleil:20190513205936j:plain
 水耕栽培は手軽にどこでもできるのが利点です。もちろん庭でもできますが、私は害虫の被害をできるだけ減らしたいので2階のベランダで育てています。地面から4 mくらい離れているのでナメクジもここまではやって来ないですし、土を使わないのでヨトウムシやネキリムシはもちろんいません。

 ベランダで水耕栽培を始めた頃は、1シーズンに2種類ほどの野菜を育てていました。しかし時が経つにつれ段々と数が増え、今では7種類の野菜を育てています。

f:id:haruirosoleil:20190513210026j:plain
 これが現在のベランダの状況です。できるだけ端に置いているとは言え、畳1枚分の面積を取ってしまっています。ベランダはそれほど広くないので、野菜たちに床を専有されてしまうと移動の邪魔になってしまいます。

 そこで、できるだけ面積を取らないように育てようと考えました。そこで思いついたのが、栽培装置を「手すり部分に設置する」ことです。今回の記事では私が購入したプランター掛けを紹介すると共に、どのように設置しているのかを紹介したいと思います。 

続きを読む