色々な種を混ぜ合わせて自分専用のサラダミックスを作りました。アブラナ科系とレタス系の2種類を育てます

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 現在、5種類の葉物野菜が混ざったサラダミックスを育てています(参考記事:「サラダミックス」を半水耕栽培しています。ベビーリーフとしてサラダにして食べましょう)。色々な葉が採れるのでお得だなと思っていましたが、最初の収穫ではなんと5種類のうち2種類しか採れなかったのです。この原因としては、品種によって成長速度に差があったためです。例えば水菜は育つのが早く、サニーレタスは遅いといった感じです。

 そこで思ったのは「近縁種で育てれば、1回目から本当のサラダミックスが採れるのではないか?」ということです。アブラナ科はアブラナ科で、レタス系はレタス系で育てた方が成長が均一になりそうです。早速この考えを試すべく、過去に育てた種を引っ張り出して、それぞれを混ぜ合わせました。

 今回の栽培では水切りカゴとバーミキュライトを使って、アブラナ科系とレタス系のベビーリーフの収穫をします。これからは気温が低くなるので、ゆっくりとした成長かもしれませんが気長に待ちます。それでは栽培スタートです。

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24時間ずっと光を当てながらミックスレタスを栽培しています。予想通り短期間で収穫できるでしょうか?

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 冬は寒いので野菜の成長が良くありません。この問題を解決するために、昨年は「栽培ライト」を自作して、室内でのリーフレタス栽培を試みました《参考記事:自作した水耕栽培装置で栽培実験!リーフレタスの「ちりめんしちゃ」を育てます》。残念なことに使用した光源部品の不良で思ったようには育ちませんでしたが、それでも何とか収穫までいけました。

 昨年と同様に今年も室内栽培をすべく、光源部の不具合を解決した改良型栽培ライトの作製に取りかかりました。ライトを組み立てながらふと思ったのは、「24時間ずっと光を当てて野菜を育てるととどうなるのか?」と言うことです。以前水菜で同じような実験をしましたが、この時は7日間のみの栽培でした《参考記事:発芽から7日間光を当て続けた水菜。光が当たる時間が長いほど早く育つようです》。せっかく新しく栽培ライトを作るので負荷試験も兼ねて、収穫するまで光を当て続けて野菜を育ててみたいと思います。

 使う野菜はレタス系の4品種を混合したミックスレタスで、ベビーリーフの大きさで収穫します。培地を入れる容器には肉のトレイを無加工で使って、お手軽栽培を目指します。光の当たる時間が長いと成長が早く、すぐに収穫できるサイズになる気がします。本当にそうなのか、実際に育てて確認してみましょう。

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「サラダミックス」を半水耕栽培しています。ベビーリーフとしてサラダにして食べましょう

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 今年の秋には「サラダミックス」を育てようと決めていました。サラダミックスとは特定の野菜の名前ではなく、いろいろな種類の種を混ぜ合わせた商品の総称です。収穫は丈が10~15cmくらいになったらでき、ベビーリーフとしてサラダにして食べます。栽培期間は気温によって大幅に変わりますが、20~50日となっています。

 サラダミックスは販売会社によって配合されている野菜の種類が異なります。基本的には水菜やリーフレタスが主で、アクセントとして他の野菜が入っています。陳列されていたいくつかのサラダミックス種袋から私が選んだのは、株式会社アタリヤ農園の「スーパーミックス」です。この商品は緑一色ではなく、差し色として紫色の野菜が入っています。きっとサラダにすれば華やか映ることでしょう。

 今回の栽培では、土の代わりにバーミキュライトを使った半水耕栽培で育てようと思います。容器はどのようなものでも良いのですが、水切りトレイとカゴが部屋にあったので、これを使うことにしました。では栽培を始めましょう。

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「ブロッコリースプラウト」をプラカップで栽培中。12月中旬でも育てられるのか確かめましょう

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 スプラウト(もやし)の栽培に適している季節は夏以外です。以前、真夏に豆もやしを育てたところ、1日2回の水換えを行っていたにもかかわらず、黒いカビが生えてしまいました。暑いと成長が早くて良いのですが、水の交換を怠るとすぐに腐ってしまいます。そこで12月中旬の涼しい気候となった今、スプラウトを育てることに決めました。

 昨年は何種類かのスプラウトを育て、大半は上手く収穫できました。栽培方法はの上に種をバラ蒔いて成長させ、ハサミで刈り取る形です。このまま前回と同じ方法を使っても良いのですが、少し面白味がありません。考えた結果、今回は別な育て方に挑戦しようと思います。方法としてはキッチンペーパーをなくし、根を自由気ままに伸ばします。

 育てるスプラウトの種類は「ブロッコリー」を選び、使う道具は全て100円ショップで購入しました。気になるのは、12月中旬の気温でもスプラウトを育てられるのか、ということです。対策としては、家の中のできるだけ温かいところで栽培をしようと思っています。早速種蒔きを始めましょう。

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冬でも時間通り起きられる方法を紹介します。部屋と体を温めて、光と音で目を覚ましましょう

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 冬の朝は部屋が非常に寒く、ベットから起きるのに苦労します。布団の温かさに身を任せて二度寝をしてしまい、起きたら遅刻ギリギリの時間だった…ということも何回かありました。夏の朝は暑さのせいで体が勝手に起きるのですが、冬はこのようにいかないのです。

 さすがに遅刻はまずいので色々と対策をした結果、効果のある方法を4つ見つけました。まずは暖房器具で部屋と体を温めて、さらに光と音で目を覚ますのです。この方法を2年間行っており、以前と比べて起きるのがかなり楽になりました。今回の記事では私が行っている冬の起床対策について紹介します。

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色々な場所が食べられる「シカクマメ」を水耕栽培しています。発芽適温が高いことに注意です

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 昨年、とある種会社のウェブサイトから商品を購入したところ、野菜や花のカタログが届くようになりました。ホームセンターでは見たことのない品種が多数載っており、読んでいるとつい買いたくなってしまいます。その中で目に止まったのが、ニガウリのようなキュウリのような、それでいてエンドウ豆っぽいような…そんな野菜「シカクマメ」です。

 シカクマメは名前の通りサヤが四角く、また角部分にはヒダが付いています。この野菜のすごいところは、サヤだけではなく葉や花、熟した豆、そして地下茎(芋)も食べられるところです。特に素揚げにした根は、ホクホクしてなかなか美味しいとのことでした。

 2020年の夏はこのシカクマメを栽培し食べることで、元気を付けたいと思います。栽培にはバーミキュライトを入れた5Lのバケツを使う予定なので、地下茎が太るかもしれません。もしダメだったとしても、サヤや葉などが食べられるので十分楽しめそうです。それでは栽培を始めましょう。 

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野菜の室内栽培で使うライトを改良。非防水型のLEDテープと大きなアルミ板を使って問題を解決します

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 昨年、室内でリーフレタスを育てるために栽培装置を作成しました《参考記事:LEDテープを使って水耕栽培装置を自作しました。見た目よりも価格重視で組み立てます》。この装置を簡単に説明すると、LEDテープをアルミ板に貼り付けて、これを光源として野菜を育てるものです。

 栽培開始時は順調に光っていましたが、困ったことに日数がたつにつれ光量が徐々に減ってしまいました。原因としては基板上にある防水樹脂の劣化です。使用したLEDテープは水がかかっても大丈夫なように、基盤が柔らかい樹脂で覆われています。この樹脂がLEDの光や熱により透明→黄色に変色したのです。

 そこで今回はライト部の改良として、覆いのない非防水タイプのLEDテープを使います。また気になっていた発熱対策も同時に行います。方法としては前回使ったアルミ板よりも大きいものを使い、熱を逃がす面積を大きくしたいと思います。それでは改良作業を始めましょう。 

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