ミニ大根を牛乳パックで栽培中。限られたスペースでどこまで成長するのか確かめます

f:id:haruirosoleil:20210403165251j:plain
 今年の家庭菜園では、少し珍しい栽培方法に挑戦しようと思っています。それは牛乳パックに培地を詰めて、そこで根菜類を育てることです。畑では土の量や深さが無尽蔵にありますが、牛乳パックでは容積が1L、高さ(=深さ)は25cmしかありません。この条件の中で根菜がどこまで育つかのチャレンジをしたいのです。

 根菜類にはニンジンやゴボウなどがありますが、今回育てるものは「ミニ大根」です。ミニ大根はその名の通り、二十日大根より大きく、フルサイズの大根よりは小さい品種です。これならば牛乳パックでも栽培できそうです。

 ミニ大根の種を買うためにホームセンターのに行くと、どうやらミニ大根の中にも色々と種類があるようです。その中で見た目が気に入った、首の部分が赤くなる大根を育てることにしました。上手く成長すれば2ヶ月後には立派な大根となっているはずです。それでは種蒔きを始めましょう。 

続きを読む

アイスプラントの水耕栽培に再々々挑戦。霜を避けつつ、液肥槽を遮光すれば成功するはず…です

f:id:haruirosoleil:20210403182828j:plain
 一昨年、昨年とアイスプラントの水耕栽培を行いました。しかし結果は失敗続きで、まともに収穫できたのは1度ほどしかなかった気がします。しかしその失敗の中から、何となく成功しそうな栽培条件を発見しました。1つは霜に当てないこと。2つ目は液肥槽に藻を生やさないことです。

 今回の記事では、挿し木で発根をさせたアイスプラントを水耕栽培します。3月から育て始めることで霜による低温障害を避け、さらに液肥槽を黒色のビニール袋で覆って藻の増殖を防ぎます。

 はたしてこれらの施策でアイスプラントの水耕栽培が成功するのか?それとも失敗の回数がただ増えるだけなのか…早速、栽培装置に苗を植え付けましょう。 

続きを読む

「葉大根」を水耕栽培しています。アオムシの食害を受けることなく、収穫できるでしょうか?

f:id:haruirosoleil:20210411180445j:plain
 昨年の秋に種を買ったものの、栽培スペースの関係で放置していた野菜があります。それは「葉大根」です。葉大根とは根が太くなる大根とは異なり、文字通り葉を食べるための品種となります。根は太くならず、また通常の大根よりも葉のゴワゴワ感が少ないのが特徴です。

 水耕栽培では、根が太く長くなる大根の栽培は非常に難しいです。そこで雰囲気だけでも味わおうと、葉大根を育てることにしました。ベストな気候だと1ヶ月ほどで収穫できるそうですが、4月上旬の現在ですと1.5〜2ヶ月かかるような気がします。

 葉大根はアブラナ科の野菜なので、途中でアオムシの猛攻を受けるはずです。それに対しては不織布で防御をしつつ、薬を使って耐えようと思います。それでは種蒔きを始めましょう。

続きを読む

自作した室内育苗器でレタス系3品種の苗を作成中。移植できるまでに何日間かかるでしょうか?

f:id:haruirosoleil:20210205213041j:plain
 葉物野菜は春に種を蒔いて、夏前に収穫するのが一般的です。もし早く採りたい場合には、種蒔きを手前にずらすことが必要になります。しかしあまりにも早すぎると気温が低いため発芽しなかったり、霜によるダメージを受けてしまいます。それならば室内で育てれば良いだろうと思いますが、十分な光量がないと徒長する可能性があります。

 これらの問題を解決しつつ、できるだけ早い時期に種蒔き、もとい収穫する方法がないか考えました。そして思い付いたのが、自作した「栽培用ライト」を光源として、室内で苗を作ってしまう事です。定植できる状態になるまで1ヶ月かかると仮定すると、その頃には外も暖かくなっているはずです。あとは植え替えて育てれば、早い時期に収穫できるでしょう。

 この記事では、野菜の早採り計画の第一段階として、室内で移植苗が作れるかを試したいと思います。使う種はレタス系とし、3品種の苗作りにチャレンジします。それでは早速始めましょう。

続きを読む

冬でもサラダを食べるために「ビニール温室」を導入。この中に水耕栽培装置を入れて育てます

f:id:haruirosoleil:20201129200231j:plain
 冬は気温が低いので野菜の種を蒔いても発芽しなかったり、成長が遅かったりします。そのための場合、冬の間は栽培を中止して、暖かくなる春を待っています。しかし今年は寒い時期でもサラダを食べるために、栽培について一工夫することにしました。

 まず寒さ対策として、簡易ビニール温室をベランダに設置し、太陽の力で気温を上げます。また育てる野菜は、収穫までの期間が短いベビーリーフとします。ベビーリーフは色々な品種が混ざっているものを使うことで、サラダにした時に見た目が良く、また飽きずに食べられるでしょう。

 ビニール温室を使うのは人生で初めてなので、これから知見を貯めていきたいと思います。そこで今季は実際に育てて気付いたことや、冬の間でベビーリーフがどのくらいの量採れたのか記録してみます。希望としては2週間ごとに2〜3人分の葉が採れたら良いのですが、はたしてどうでしょうか?それでは始めましょう。

続きを読む

ロメインレタスを1月から水耕栽培してみます。寒いですがしっかりと育つでしょうか?

f:id:haruirosoleil:20210124170705j:plain
 昨年の春、ロメインレタスを生まれて初めて栽培しました。収穫したものはサラダにしたり、また野菜炒めの具材として活躍しました。美味しい上、使い勝手が良かったので、今年もロメインレタスを栽培しようと思います。

 ロメインレタスの種蒔き時期を調べると、冬の寒さが和らいだ3月くらいがちょうど良いそうです。しかし栽培期間を2ヶ月と仮定すると、初物を食べられるのは5月頃となってしまいます。美味しいロメインレタスを早く食べたい場合にはどうしたら良いのでしょうか?ぱっと思いつくのは、種蒔きを前倒しすることです。現在1月であり、もし発芽したとしても成長はゆっくりでしょう。しかし暖かくなる頃までにある程度の大きさになっていれば、その後は一気に成長するはずです。

 それではできるだけ早く収穫となるように、1月からのロメインレタス栽培に挑戦しようと思います。早速、種蒔きの準備を始めます。

続きを読む

サラダホウレンソウの再生栽培に挑戦します。株元を長めに切って栽培装置に植付けましょう

f:id:haruirosoleil:20210123201858j:plain
 野菜は種や苗から育てるのが一般的ですが、実は調理後の端材を使ってもできるのです。この方法は「再生栽培」と呼ばれており、根が付いたまま売られているミツバやクレソンはもちろん、一見根がなさそうな水菜やチンゲンサイも栽培が可能です。

 先日、仕事から帰宅すると、キッチンに「サラダホウレンソウ」が置かれていました。このホウレンソウは通常の品種よりもアクが少なく、名前の通り生食ができるホウレンソウです。ふとパッケージの底を見たところ、珍しく根が付いているのに気が付きました。茎を長めに切って植えれば、もしかしたら再生栽培ができるかもしれません。

 そこで大きな葉はサラダとして食べて、その残りを水耕栽培装置に植付けることにしました。今までに数回、ホウレンソウを種から育てましたが、どれもイマイチの結果でした。今回は上手く育つことを願いながら、栽培を始めましょう。

続きを読む