先日、キャベツの発酵食品であるザワークラウトを作りました(参考記事:塩とキャベツで「ザワークラウト」作りに挑戦。真冬でも1週間で完成しました)。作り方を簡単に説明すると、千切りキャベツに塩を混ぜて、温かいところに置きます。すると微生物の力で発酵し、酸味のあるキャベツとなるのです。
発酵が終わったザワークラウトを早速食べてみましたが、可もと不可とも言えない味で、何とも評価を付け難い食材でした。あえて言うなれば、旨味成分がもっとほしい感じです。そこで色々な料理に入れて試食をした結果、加熱したり、味の強い調味料と混ぜると食べやすくなることが分かりました。また炒めても食感が残るので、これを利用して調理をすると良さそうです。
そこでこの記事では、ザワークラウトを材料に使った料理を紹介します。実際に作って美味しかったレシピですので、参考にしてはいかがでしょうか。
カレー炒め
材料
- ソーセージ 3本
- ザワークラウト 100g
- カレー粉 小さじ1/4
- クミン(ホール) 小さじ1/4
- みじん切りニンニク 1/6片分
- 粗挽き黒コショウ 少々
- サラダ油 大さじ1
準備
- ソーセージは厚さ5mmとなるように斜めに切る
作り方
- サラダ油でクミンとニンニクを炒める
- ソーセージを入れて炒める
- ザワークラウトとカレー粉を入れて炒める
- 黒コショウで味を整える
- 完成
備考
- 酸味とスパイスとソーセージが白米と良く合う、恐ろしい米消費おかず。
- クミンの風味が必要なので絶対に入れること
ミネストローネ
材料
- ベーコン 50g
- タマネギ 1/2個
- ニンニク 1/2片
- マイタケ 80g
- サラダ油 適量
- ザワークラウト 100g
- キューブコンソメ 2個
- トマト缶 1缶(400g)
- 水 500g
- 塩 適量
- コショウ 適量
準備
- タマネギは薄切りにする
- ニンニクはみじん切りにする
- マイタケは食べやすい大きさに裂く
作り方
- サラダ油でニンニクとベーコンを炒める
- タマネギとマイタケを炒める
- トマト缶、水、ザワークラウト、コンソメを入れる
- 軽く煮る
- 塩とコショウで味を整える
- 完成
備考
- 酸味のあるスープ
- 冷蔵庫にある野菜やキノコを足してもOK
- ショートパスタを入れたり、リゾットにしても美味しい
まとめ
個人的にはザワークラウトのカレー炒め物が特におすすめです。これを食べるためにザワークラウトを仕込む…くらいに気に入っています。
まだレシピは少ないですが、これから徐々に増やしていきたいと思います。この記事がザワークラウト料理のお約束に立てれば幸いです。