チーズケーキの「土台」作り。市販のビスケットを使わずに、一から作ります

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 チーズケーキを作る時には、クッキーで作った「土台」があるとより美味しくなります。ケーキ部分のしっとり感とクッキー部分のサクサクが相まって、箸ならぬフォークが進みます。

 土台の作り方には市販のビスケットを利用したものと、一から自分で作る方法があります。このブログでは以前、森永製菓の「マリー」を使った土台作りのレシピを紹介しました。

 マリーを使う利点としては、短時間で簡単に土台ができることです。砕いたマリーとバターを混ぜて、型に敷き詰めれば完成です。作業時間は15分足らずですので、思い立ったらすぐに土台を作れます。実は数年前に、薄力粉やバターを使って一から作ったことがあります。かなり手間がかかったので、今は市販のビスケットを利用する方法に落ち着きました。

 しかし最近、自分のお菓子作り技術を上げるべく、再び土台作りにチャレンジしようと思いました。何回か試作した結果、タルト生地のレシピを応用すると比較的簡単に完成することが分かりました。今回その方法を紹介すると共に、市販のビスケットで作った土台と一から作った土台、どちらの方が美味しいのかを確かめてみました。

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水切りヨーグルト作りなら「コーヒーフィルター」を使うと便利。2時間20分で水切りできます

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 毎年のことながら、ゴールデンウィークはどこにも出かけませんでした。人が多いところは苦手ですので、家に居るのが一番です。しかし、ただ暇を弄んでいたわけではありません。昨年とは違い、今年の連休はお菓子作りの研究に励みました。その中で、今までに作ったことのないものにチャレンジしてみようと、ネットでレシピを探していました。しばらく検索をしていると作ってみたいお菓子があったのですが、材料を見ると「水切りヨーグルトを50g入れる」と書いてありました。

 水切りヨーグルトとは、ヨーグルトの液体分を取り除いた、固形分が多いヨーグルトのことです。水分が少ないのでカッテージチーズのように少し固めなのが特徴です。水切りヨーグルトの詳しい作り方を調べると、

 『キッチンペーパーを敷いたザルにヨーグルトを乗せ、冷蔵庫で1晩置く』

とのことでした。この方法を使っても良かったのですが、時間がかかること、少量を作るのにザルが冷蔵庫を占拠すること、途中で取り出せないのでヨーグルトの水分量の調整ができないことが欠点でした。そこでこれらを解決する方法を試行錯誤したところ、「コーヒーフィルター」を使う方法が一番楽でした。今回はその方法を紹介しようと思います。

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「ステンレス製麺棒」を購入しました。木製比べると使い勝手が雲泥の差です

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 私がお菓子作りで使っている麺棒は、数年前に100円ショップで購入したものです。この麺棒は少し短いので、タルト生地を延ばしている時にいつも「もうちょっと長ければ良いのに...」と思っていました。また径が小さいので、硬い生地を延ばす時に力を入れないと上手く転がってくれません。さらに困ったのは、表面が粗い木で作られているので、使い終わった後にしっかり洗わないと洗い残しが出てしまう点です。

 割と欠点の多い麺棒ですが、麺棒自体の使用頻度が少ないので我慢して使っていました。しかし先日、金属製で大きめの麺棒を発見し、これだ!と思いすぐに注文しました。今回はこの麺棒について書きたいと思います。

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発芽から7日間光を当て続けた水菜。光が当たる時間が長いほど早く育つようです

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 以前、家で使っていないLEDデスクライトを利用して、水菜の苗作り実験をしました。 結果、LEDの光を14時間当てて育てると、約2週間で植え替えができる立派な苗になることが分かりました。

haruirosoleil.hatenablog.com

 実験で育てた水菜を見ていると、ふとこんな疑問が浮かんできました。「もし24時間光を当てて育てるとどうなるのだろう?」と。一日中光があるのですから、14時間当てていた時よりも早く成長しそうです。反対に人間のように植物も眠る時間が必要で、その時間に光を当てていると弱ってしまうのではないか...頭の中では結論は出ないです。ならば早速、実験で確かめてみましょう。

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底面給水式の水耕栽培装置を改良。水面が低下しても液肥が供給されるようにしました

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 2ヶ月ほど前に「底面給水式 水耕栽培装置」を作製して、葉物野菜とハーブを育てました。 作った時は完璧だ!と思っていても、やはり実際に使ってみると少し不便なところが出てきます。そこで以前作った装置を改良して使いやすくしてみました。

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水耕栽培で「わさび菜」を育て始めました。ピリッとしたサラダが食べたいです

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 私は3年ほど前に水耕栽培でほうれん草や水菜、ラディッシュを作っていました。最近はご無沙汰していましたが、今年は自分で作った野菜でサラダを食べるべく再び水耕栽培を始めようと思います。

 水耕栽培とは書いて字の如く、土の代わりに液体肥料を使った栽培方法です。水耕栽培は土栽培よりも手軽に始められるのが特徴です。通常ですとプランターと土が必要になりますが、水耕栽培では容器と液体肥料だけなので初期投資が少なくてすみます。また土を使うと、作り終わった後にその土をどうやって処分しようか悩みます。水耕栽培の場合は液体部分は下水道に、その他は燃えるゴミに出せるので処分の手間がまるで違います。ですのでマンションのベランダでも簡単に試せます。

 今回、水耕栽培するのは「わさび菜」です。わさび菜とは、からし菜を品種改良して作られたもので、ちりめん状の葉が特徴的な野菜です。名前の通り、わさびに似たピリッとした辛味があるそうです。この《わさびの風味》を感じてみたくてこの野菜を選びました。早速育ててみましょう

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カスタードタルトの8割はタルト台作り。少しばかり甘さを抑えています

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 私がよく作るタルトは2種類あります。それは「りんごタルト」と「カスタードタルト」です。りんごタルトは甘く煮たりんごを使ったもので、カスタードタルトは字の如く具にカスタードクリームだけを使ったのもです。 

 タルトはタルト台から作っているので丸1日とはいきませんが、結構な時間がかかってしまいます。ですので、作る時には気合を入れて作業をしています。ちなみに自宅のキッチンにはエアコンが付いていません。夏場は暑さでタルト台の生地がだれてしまうせいで、秋〜春限定でタルトを作っています。

 時間がたつのは早く、今年ももう4月になっていました。暑い日が多くなってきたので、そろそろ自分のタルト作りシーズンは終わりに近付いています。次は少し肌寒くなった秋口に再開する予定です。しかし、半年間も作らないと材料やコツを忘れてしまいます。そこで今回、よく作っているカスタードタルトのレシピを記事に残したいと思います。

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