今年は普通の緑ピーマンを水耕栽培します。開花から20日ほどで実が採れるので、たくさん収穫量できると嬉しいです


 昨年はカラーピーマンやパプリカの栽培にチャレンジをしました。きれいに色付いた実が採れたのは良かったのですが、予想外だったのは結実〜収穫までの大変さです。緑色の実が全体的に着色するには1ヶ月ほどかかり、また大きい実にしようと思うと着果数を調整する必要があるのです。できれば家庭菜園では、簡単にポンポン実るような野菜の方が育てていて面白いです。

 そこで今年は普通の緑ピーマンを栽培することにしました。緑ピーマンは開花から15〜20日ほどで採れるので、パプリカよりも回転率が良いです。また大量に成ったとしても、煮浸しなどの料理で一気に消費できるため全くもって問題はありません。

 今回の栽培では一般的な形・色のピーマンを水耕栽培します。現在は5月上旬のため、種からピーマンを育てるには時期が少し外れています。このような時はホームセンターが便利です。苗がたくさん売られていますので、その中から良さそうな苗を選んで購入してきます。早速、栽培を始めましょう。

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小型メロンの「ころたん」を水耕栽培しています。支柱にネットを張って空中栽培にチャレンジです


 3年ほど前から水耕栽培をしてみたい果物がありました。それは「ころたん」です。ころたんとはサカタのタネが販売しているネットメロンになります。実のサイズは手のひらに乗るくらいで、1個あたりの重さは300〜500gです。メロンの中では比較的丈夫な品種で、庭やベランダでも育てられるのが特徴です。

 5月になると、ころたんを含め様々なメロンが苗が店頭に並び始めます。メロンはツルが伸びるがゆえに広い場所が必要で、個人的には手を出しにくいものでした。育てたいと思いながらも諦めること数年。ついに昨年、水耕栽培でも支柱を立てられる方法を発見しました。この方法を使えばツルを上に伸ばすことができるので、メロンの小スペース栽培ができるはずです。

 今回の栽培では、ころたんの水耕栽培にチャレンジします。栽培装置の関係で株はあまり大きくできませんが、それでも美味しいメロンができるかも…と思うと今からとても楽しみです。それでは栽培のスタートです。

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ラグビーボールをトゲトゲさせて黄色くした野菜「キワーノ」を水耕栽培しています。ウリの仲間なので、キュウリと同じように育てます


 昨年の秋くらいでしょうか。何かの記事で「キワーノ」と呼ばれる野菜を知りました。キワーノはキュウリの仲間で、実の外見が非常に特徴的です。雰囲気としてはラグビーボールにトゲを生やして、薄い色で渦巻き模様を描いたようなものです。ただ味の方はあまり良い評価を見つけられなかったので、実を食べられなくはないグリーンカーテンの立ち位置だと感じました。

 このキワーノは珍しい野菜らしく、種や苗を見たことがありません。もちろんネット通販では売っていますが、送料を考えると少し手が出しにくいです。そう思いながらホームセンターに立ち寄ったところ、ラッキーなことに苗が売っていたのです。ラベルのキャッチコピーには魅力的なことが書いてありますが、調査結果から考えると話半分にした方が良さそうです。苗はたくさんありましたので、葉の色が濃く、サイズが大きいものを選んで購入しました。

 今回は実の見た目なかなり変わっている野菜、キワーノの水耕栽培にチャレンジします。育て方はキュウリと同じだと思いますので、うどんこ病やウリハムシの被害に気を付けて育てます。それでは栽培装置を用意して植え付けましょう。

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今年もナスの水耕栽培に挑戦します。苗に付いている土を落として栽培装置に植え付けましょう


 昨年は小ナスの水耕栽培に挑戦しました(参考記事:「ひとくち茄子」の水耕栽培に挑戦します。3月中旬の種蒔きのため、自作のLED育苗器で苗作りを行いましょう)。株の成長自体は上手くしたのですが、収穫できた実は肌が荒れたものが多くて少し残念でした。そこで今年はリベンジとして、再びナスの水耕栽培を試みます。

 前回のナス栽培は種から始めました。種から育てるのは楽しい一方で、発芽管理が難しい面があります。そのため今回は手軽に始められるように、ホームセンターで苗を手に入れます。丸ナスや水ナスなど、様々な品種が置いてある中で選んだのは「いっこで満腹ナス」です。長さ30cm程になる長ナスの一種であり、品種名に惹かれて購入しました。

 購入した苗は土耕栽培されていますので、土を落としてから水耕栽培装置に植えます。その際に根が切れてしまいますが、養生をしっかりとすれば枯れることはないはずです。それでは栽培を始めましょう。

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セリの再生&水耕栽培に挑戦しています。植え付け後は室内に置いて、カーテン越しの光で育てていきます


 野菜は種からでなくても、根が付いていれば簡単に育てる事ができます。例えば、根ありで売られている小ネギやミツバは、株元を長めに切って土に植えておくと数日で葉が再生してくれます。

 先日、料理の材料を買いにスーパーへ行ったところ、「セリ」が置いてありました。このセリも小ネギと同じように根付きです。袋詰めの関係で根は切られていましたが、十分な長さと量が付いています。これならば再生栽培ができるでしょう。そのためこのセリを購入して育てることに決めました。

 今回の栽培では、購入したセリの再生&水耕栽培を試みます。この野菜は耐陰性があり、日陰でも育てられるらしいです。そこで栽培装置に植え付け後は室内で管理して、カーテン越しの柔らかい光に当てます。弱い光であれば葉や茎が柔らかく育ち、料理に使いやすくなると思います。それではセリの栽培を始めましょう。

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ミツバを大きめのザル+バケツで水耕栽培しています。これならば大きく育っても収穫作業がしやすいはずです


 2021年3月〜2022年4月にかけてミツバの水耕栽培を行いました(参考記事:ミツバの水耕栽培に挑戦しています。今回は再生栽培ではなく、種から育ててみましょう)。この時は5L容器とプラスチック製カップ6個を組み合わせた栽培装置を使いました。ミツバの成長自体は悪くなかったのですが、問題点としてプラカップが狭いために収穫や剪定などがやりにくかったです。そこで今回は口径24cmのザルとバケツを利用した大型の栽培装置でミツバを育てることにしました。これだけの面積があれば、根本の茎にハサミを入れやすそうです。

 前回と同様に今回のミツバも種から育てます。ただ、この種は昨年に買ったものです。ミツバの種は短命と聞いていたため冷蔵庫で保管していましたが、発芽率が悪くなっている可能性があります。そのため種は少し多めに蒔いて、芽の出る確率を上げたいと思います。それではミツバの栽培を始めましょう。

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バケツ式の水耕栽培装置でワケギを栽培中。8株を密植えにして収穫量のアップを目指します


 以前にワケギの栽培にチャレンジしました(参考記事:ペットボトルを使って「ワケギ」を半水耕栽培。2〜3回収穫できるので経済的です)。ほぼ放置状態でもグングン成長し、簡単に収穫を迎えました。しかしこの栽培の問題を挙げるとするならば、3株しか育てなかったため満足のいく収穫量とならなかったことです。やはり料理に使うにはもっと数が必要です。そこで今回はバケツとザルを組み合わせた大型の水耕栽培装置で、8株を同時に栽培する試みを行います。

 栽培するワケギですが、昨年、我が家では庭でワケギを育てていました。収穫しつつも放置気味にしていたら分球し、思いもせずに大量の球根が手に入ってしまったのです。そこで今回はこの球根を水耕栽培装置に植えてみたいと思います。

 ワケギの球根を確認すると、すでに芽や根が出ている状態です。植え付ければまたたく間に育ち、収穫できるでしょう。それではワケギの水耕栽培を始めます。

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