春色ソレイユ

水耕栽培や料理、買って良かったものを公開

間引きに使うハサミとピンセット。小型で使いやすいものを選びましょう

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 水耕栽培をしていてる時に欠かせない作業に「間引き」があります。間引きとは、蒔いた種の中から一番元気の良い株を残すことです。これにより十分な栄養を吸収することができ、大きく育てることができます。

 私が行っている水耕栽培では、1つの栽培装置で3〜6つの野菜を育てます。蒔く種の数は厳密には決めていませんが、多くの場合は軽くひとつまみ分にしています。発芽率が良い野菜ですと10個以上の芽が出てきますので、この中から大きくなりそうな株を残します。

 私が間引きをする時には「精密ハサミ」と「ピンセット」を使っています。工作用のハサミやキッチンバサミでもできるのですが、発芽直後の芽はまだ小さいため細かい作業はやりにくいのです。今回の記事では、間引きに使っている道具について書こうと思います。

 

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 精密ハサミは、工作用のハサミとはサイズが全く違います。写真のように刃渡りが1.5cm程度しかなく、先も尖っています。また持ち手の穴も小さく、指が1本しか入りません。しかしながら間引きの作業では、このサイズ感が重要なのです。

 間引きをする株の茎は直径1mm程度のうえ柔らかいので、この刃でも十分に切ることができます。そして狭い範囲にいくつもの株があり、時には間隔を開けずに2つの株が隣り合っている場合もあります。そんな時でもこの小さいハサミならばスルスルと入って行くことができ、目的の株を切ることができます。

 購入したハサミは切れ味が鋭く、ほとんど力を入れなくても切断することができました。指を入れる穴は小さいですが、力を入れる作業はないので、あまり痛くなることもありません。

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 切った株をカップから出す時、以前は使ったハサミで摘んでいました。しかし切れ味が良すぎて摘もうと思ったら切れてしまったり、摘んだ株を狭い隙間から取り出す作業はあまり上手くできませんでした。そのため今はピンセットを使って取り出すようにしています。

 ピンセットの先は真っ直ぐになっているものよりも、曲がっている方が作業がしやすいと感じました。また小さなものを掴むので、先が細いものをおすすめします。その他にも、ピンセットを閉じる力があまり要らない方が疲れにくかったです。

 それでは実際に間引きをするところを見てみましょう。 

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 カップの中には5つの株があります。しかし発芽のタイミングが遅かったのか、他の株よりも小さい株が1つありました。この株を間引きしようと思います。

 まずはハサミを少し開けて株元まで近づけます。あとはそのまま刃を閉じて切ります。今回は周りにスペースがあったので精密ハサミの恩恵はないですが、もっと込み入っている場合には小回りの良さを感じられるでしょう。

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 株元を切った株はピンセットで持ち上げて回収します。本来であれば、この作業を何回か繰り返して目的の株数にします。

 正直なところ、間引きの道具は一般的な大きさのハサミでも代用が可能です。精密ハサミとピンセットは、持っていると「なお宜し」的な道具です。最初は普通のハサミを使ってみて、もし上手くできないようならば購入すれば良いと思います。

 もし間引きの道具を探している方は、精密ハサミとピンセットを使ってみてはいかがでしょうか?作業が少しスムーズになるかもしれませんよ。

 

太さ1mm程度の柔らかい茎ならば、このサイズのハサミで十分です。この商品を購入しましたが、使い始めたばかりのせいか少し動きが渋く感じます。できるだけスムーズに開閉できるハサミを選びましょう。

 

ピンセットは先が曲がっている方が使いやすいです。あまり高価なものは必要ないので、手頃な価格帯から見つけました。先が細いので、曲げないように注意が必要ですね。

 

あえて土を使わず半水耕栽培で「落花生」を育てています。手間もコストもかかる子です

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 最近の気温は30℃に近く、暑さに慣れていない体には真夏のように感じます。この初夏の陽気の中、自転車でホームセンターに行ってみると、夏にかけて育つ種や苗がたくさん置いてありました。私も水耕栽培でどんな野菜を育ててみようかと考えていたところ、種コーナーに「落花生」を見つけました。

 落花生の実のでき方は特徴的です。株が大きくなり花が咲くと、地面に向かって枝が伸びていきます。先端が地面に達すると土の中に潜り、そこで実ができるのです。結実には土が必要ですので、液体肥料を使った水耕栽培で育てるのは難しいです。しかし完全水耕栽培は無理でも、バーミキュライトを土代わりに使用した半水耕栽培では育てられるのではないのでしょうか?

 インターネットで調べてみても、バーミキュライトを使った落花生の栽培はあまり見つかりませんでした。恐らく収穫量やコストの問題があるのでしょう。しかし、ここはあえて土を使わずに落花生を育てみようと思います。そうすればなぜ土耕栽培の方が良いのか実際に分かるはずです。前例が少ないので上手く育つか分かりませんが、何事にもチャレンジです。ではバーミキュライトを使った落花生の半水耕栽培を始めましょう。

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水耕栽培で「からし菜」の育てます。わさび菜との味の違いはあるのでしょうか

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 2018年の春に水耕栽培でわさび菜を育てました。意外と大きく育ち、その味はピリッとした爽やかな辛味があり大変美味しかったです。そのせいか私の中では「わさびのように辛味のある野菜は美味しい」と思うようになってきました。

 先日ホームセンターに立ち寄った時にからし菜の種を見つけました。からし菜という名前ですから、わさび菜のようにこの野菜も辛くて美味しいのかもしれません。嬉しいことに価格も1袋200円以下の買いやすい品種でしたので、育ててみることにしました。

 今は夏から秋への移り変わりの時です。葉物野菜を真夏に育てると成長は早いのですが、暑さのため葉が萎れてしまいことが多々あります。逆に真冬ですと気温が上がらず、なかなか育ちません。その中間の季節である今が最も栽培に適しています。それでは、からし菜の水耕栽培をしていきましょう。

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「ハイポネックス原液」で小松菜を水耕栽培。どのように育つのか観察してみます

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 水耕栽培で使う液体肥料に「微粉ハイポネックス」があります。この商品は名前の通り粉末であり、水で1000倍に希釈して植物に与えます。似たような名前で「ハイポネックス原液」という商品もあります。こちらは液体であり、鉢植などの土を使った栽培で使用する液体肥料です。

 どちらも名前に《ハイポネックス》と付いているので、水耕栽培に慣れていない方は勘違いをして買ってしまうことがあります。水耕栽培のブログ記事を見ていると稀に、ハイポネックス原液を使ってしまい失敗した という体験談が投稿されています。この液体肥料は土耕栽培で不足しがちな成分をサポートする商品ですので、水耕栽培には向いていないものなのです。

  確かにハイポネックス原液は水耕栽培用ではないので、上手く成長しないでしょう。そこでふと、ハイポネックス原液で水耕栽培をすると、どのように成長するのか?という疑問が湧いてきましたた。そこで今回は、土耕栽培の液肥である「ハイポネックス原液」と水耕栽培にも使える「微粉ハイポネックス」で野菜を育てて、成長にどのような違いが出てくるかを観察しようと思います。 

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カブの一種「もののすけ」を水耕栽培。物珍しさに惹かれたので育ててみます

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 カブと言えば普通、スーパーに売っている拳くらいの白い野菜を想像します。確かにホームセンターの種コーナーを見てもやはり白い色が中心で、少数ではありますが赤カブも売られています。しかしそんな中で普通のカブとは違う種を発見してしまいました。そこれが『もものすけ』と呼ばれる品種です。

 もものすけはカブの一種で、サラダなどにしても食べられるそうです。このカブの特徴的な点は、その色と皮です。色は赤カブのように真紅ではなく、爽やかなピンク色をしています。また皮は桃のように手で剥けるらしいのです。こんなカブは見たことがありませんでした。

 あまりにも変なカブですので、この種を買ってみることにしました。種袋を手に取ると、残念なことに種は少ししか入っていないようです。次に値札を見たのですが、これにはかなり驚きました。なんと1袋で400円もしているのです。私は今までにこれほど高価な種を購入したことはありません。しばらく悩んだ末、結局は物珍しさに勝てずに買ってしまいました。はたして本当に桃のようなカブができるのでしょうか?それでは、もものすけを水耕栽培で育ててみましょう。

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「ビーツ(ビート)」を水耕栽培で育てています。真紅の野菜は一体どんな味がするのでしょうか?

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 以前、ロシア料理のレシピを調べている時に「ビーツ(ビート)」という単語が出てきました。初めて見る単語でしたのでどんな材料なのかを調べると、濃い赤色をした野菜であることが分かりました。姿はカブに似ていますが、ビーツはアカザ科の植物であり、アブラナ科のカブとは全く違うものとのことです。どちらかと言うとホウレンソウと同じグループに入ります。

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 ビーツを使った料理で有名なのは、ウクライナの伝統的な煮込み料理である《ボルシチ》です。写真のようにボルシチの色は赤いのですが、これはビーツから出た色なのです。その他の食べ方としてはサラダやサンドイッチの具、火を通してそのまま食べるなどがあります。味は泥臭かったり、甘かったり、ホクホクしていたりと、料理方法によって大分変わるようです。

 今年の夏、何気なくホームセンターの園芸コーナーに行ってみると、なんとそこにビーツの種が売っていたのです。珍しい割には価格が安かったので、つい買ってしまいました。ビーツは根の直径が5cmくらいになったら収穫時期です。この大きさならば、私の使っている水耕栽培装置でも育てられそうです。育てる前の段階では「甘いジャガイモ」をイメージしているのですが、果たしてどうでしょうか?それでは育てていきましょう。

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枝豆の水耕栽培 第4回目。今年最後の栽培で大量収穫を狙います

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 今までに枝豆の水耕栽培を3回行ってきましたので、育てるコツが何となく掴めてきました。どうも私が以前から使っている栽培装置では供給される水分の量が多く、上手く発芽しないことが分かりました。そこで液肥を入れるタイミングを初生葉が出てきた時に変更したところ、正常に育つことが分かりました。

 種袋を見ると、枝豆の種蒔きは7月中旬頃が最後とのことです。種もまだ余っていますので、ここはひとつ今までの経験を駆使して、再び枝豆の栽培にチャレンジしてみようと思います。今まで使っている水耕栽培装置で枝豆を育ててみた感じでは、
 ・発芽初期の水やりが難しい
 ・根が液肥層に行きにくい
といった欠点がありました。そこで装置を少し改良し、上記2点の問題を解決しました。

 1回目の水耕栽培の時は2株で16個のサヤが収穫できました。4回目になる今回は6株を育てる予定ですので、目標は50個を収穫することです。最大の難関である《発芽》を越えれば、あとは収穫まで見守るだけです。さあ、今年最後の栽培を始めましょう。

 

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