現在、私はベッドフレームにマットレスを置いて寝ています。一人暮らしをしていた大学生の頃はベッドフレーム+布団でした。その大学を卒業し引越したのですが、引越し料金を少しでも安くするためにベッドフレームは捨ててしまいました。そのため新天地のアパートでは、布団を床に直接敷いて寝ていました。つまり自分は、
・ベッドフレーム+マットレス
・ベッドフレーム+布団
・床布団
の3種類の寝具を試したことになります。この経験をもとに一人暮らしを想定した、それぞれの良い点悪い点を書いてみます。
ベッドフレーム+マットレス
今寝ている寝具の組み合わせがこれです。マットレスの厚みが20cm位ありますのでフカフカですし、冬でも背中に寒さを感じることはありません。マットレスは5年間ほとんど敷きっぱなしの状態ですが、カビなどは生えておらず、スプリングがヘタった感じもありません。あと数年間は使えそうな感じです。
往々にして、一人暮らしの部屋は1Rや1Kのため収納が少ないです。私が住んでいた部屋も収納は押入れ1つしかありませんでした。そんな時はベットフレームの下に収納引き出しを設置しましょう。幅にもよりますが2~4個は入るはずです。これだけでも大分収納スペースを増やすことができます。
この寝具の組合せは快適ですが、引っ越しの時には少し難儀するかもしれません。料金の安い「単身パック」で荷物をまとめる際には、大きさの関係でこれらの寝具は別料金となってしまいます。ベッドフレームは分割式なら大丈夫でしょう。しかし長さが2mあるマットレスは確実に規格外です。
ベッドフレーム+マットレスは快適に過ごせます。工夫をすれば収納も増えますので、一人暮らしには一番おすすめの組合せになります。
ベッドフレーム+布団
では、マットレスの代わりに布団を置いた場合はどうでしょうか。やはりマットレスよりも薄いので、冬は背中に少し寒さを感じてしまいます。あと、それほどクッション性がないので、同じ体勢で寝ていると腰が痛くなるかもしれません。
布団の最大の利点は「干せること」です。太陽の光が降り注ぐ中、敷布団と掛け布団、枕を干せば寝る時に至福の時間を味わえるでしょう。また、こちらもマットレスの時と同様に、ベッドフレームの下の空間を収納スペースとして有効活用できます。
この組み合わせは、布団はあるけどマットレスを買うのはちょっと...という人向けです。良くも悪くも普通の寝心地です。
床布団
最後は床に直接布団を敷いた場合になります。利点はベッドフレームがないので、布団をたためば部屋が広く使えます。また引っ越しの時には圧縮袋を使うと、かさ張らずに新居に持って行けます。
私が床布団を2年間やってみた感想は、余程のことがない限り「ベッドの方が良い」です。フローリングに布団敷いて寝ると、特に冬場は、床の冷たさが敷布団を抜けて直接体に来ます。そのせいで寒くてなかなか寝付けませんでした。また朝のフローリングは冷たいので、起きると敷布団が結露で湿っています。このままにするとカビが生えますので、いちいち布団の上げ下げをしなくてはなりません。スノコマットを布団の下に入れて冷気&湿気対策も行いましたが効果は少なく、素直にベッドにすれば良かったです。
あとくだらないですが、もう一つ。床布団ですと気軽にダイビング就寝ができないのです。ベッド+マットレスだと高さと柔らかさがあるので、仕事で疲れた体を放り出してバタンと横たわるのは簡単です。しかし床布団ですとこれができません。着地に失敗したら怪我をするので、一度屈んでから横たわります。たった少しの差ですが、この動作が疲れ切った体にはとても堪えるのです。
まとめ
今までの人生で「ベッドフレーム+マットレス」「ベッドフレーム+布団」「床布団」を経験しました。やはりベッドフレームとマットレスを組み合わせたものが一番温かく快適に寝れました。床に直接布団を敷くのは余程スペースがない場合のみにした方が良いでしょう。個人的には六畳ならば狭くなってもベッド、四畳半だったら布団にします。それほど快適な睡眠は重要です。
一人暮らしにはベッドフレーム+マットレス、次点でベッドフレーム+布団が良いです。新生活で寝具をどうしようか悩んでいる方は参考にしてはいかがでしょうか。
一人暮らしのベットフレームは、きしまなければ何でも良いです。ベッドフレームと床の間を上手く使えば、収納スペースを増やすことができますね。
すのこマットを使った時もありましたが、これを買うならばベッドフレームを買うべきです。冬になると床に近ければ近いほど空気が冷たくなり、これが布団の中に入ってきて寒いです。