購入したESP32-WROOM-32 開発ボード(DOIT社 V1互換機)の基板には小さなLEDが付いています。今回はこのLEDを1秒間隔で点灯させます。シンプルなスケッチ(コード)なので、初めての方でもすぐに理解できると思います。それでは始めましょう。
用意するもの
- ESP32-WROOM-32 開発ボード(DOIT社 V1互換機)
- マイクロUSBケーブル
事前準備
- パソコンと開発ボードをUSBケーブルで繋ぐ
スケッチ
int LED_PIN = 2;
void setup() {
pinMode (LED_PIN, OUTPUT);
}void loop() {
digitalWrite(LED_PIN, HIGH);
delay(1000);
digitalWrite(LED_PIN, LOW);
delay(1000);
}
解説
スケッチを開発ボードに書き込むと、右側にある青いLEDが1秒間隔で点滅します。LEDの点灯と消灯時間はdelayで制御し、今回はそれぞれ1000ミリ秒=1秒としています。この数値を増減することで、光る長さを変えられます。
使用している開発ボードは普通のパソコンとは違い、モニターで状態を確認することはしません。そこで何らかの動作をする時、一緒にこのLEDを点灯や点滅させることで、ちゃんと動いているかの確認ができるようになります。ただ光っているだけに見えますが、意外にも重要な役割になるのです。
次回は開発ボードにセンサーをつなげて、部屋の温湿度を測定してみましょう。
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【IoTで水耕栽培 参考記事】
- IoTで水耕栽培 第1回目。目指せ、水耕栽培とウェブの融合!
- IoTで水耕栽培 第2回目。基板上のLEDを光らせましょう
- IoTで水耕栽培 第3回目。センサーモジュールを繋げて温湿度を測定しましょう
- IoTで水耕栽培 第4回目。ESP32開発ボードをインターネットに接続します
- IoTで水耕栽培 第5回目。Googleスプレッドシートに測定データを送信します
- IoTで水耕栽培 第6回目。温湿度センサーで取得したデータを無線で飛ばしましょう
- IoTで水耕栽培 第7回目(最終回)。栽培装置にセンサーを入れて26時間のデータ取りを行います