ゼリーは簡単に作れるお菓子なので、何かと重宝しています。ジュースにゼラチンを溶かすだけでも良いですが、今回は少し手の混んだ「生チョコ風ゼリー」を作りました。材料にはどこでも手に入る板チョコなどを使い、さらに生クリームと練乳を加えてコクを出しています。それではレシピを紹介します。
材料
- 板チョコレート 100g
- ココアパウダー(無糖)15g
- 牛乳 250g
- 生クリーム 200g
- グラニュー糖 30g
- 練乳 50g
- 粉ゼラチン 8g
- 水 40g
準備
- ココアパウダーは茶こしなどでふるう
- 水に粉ゼラチンを入れ、ゼラチンをふやかす
- 板チョコレートは適当な大きさに割り、湯煎で溶かす
作り方
- 鍋に牛乳・生クリーム・グラニュー糖・練乳を入れて、85℃まで加熱する
- 加熱を止める
- 1.の一部をココアパウダーと混ぜ、鍋に戻す
- 溶かしたチョコレートを入れる
- ふやかしたゼラチンを入れて溶かす
(液温が下がって溶けない場合は、再加熱する) - 茶こしなどで濾す
- 粗熱を取る
- 容器に分ける
- 冷蔵庫で冷やす
- 完成
実際の作業とコツ
今回使った板チョコはカカオ50%のブラックチョコレートです。袋から取り出して適当な大きさに割り、湯煎で溶かしておきます。
ココアパウダーには塊があるので、ふるいを通して粉のみにします。この作業により液と混ぜてもダマになりにくくなります。
使うゼラチンは森永製菓の「クックゼラチン」をおすすめします。他の商品とと比べて水に溶けやすく、作業性が非常に良いです。
鍋に牛乳・生クリーム・グラニュー糖・練乳を入れて85℃になるまで加熱します。
この液お玉1杯分をふるったココアパウダーに加えて良く混ぜます。この作業をもう1度繰り返して、鍋に戻します。
さらに湯煎したチョコレートとふやかしたゼラチンを入れて、完全に溶けるまで混ぜます。ゼラチンは65℃もあれば溶けますが、もし液温が低かったら加熱して温度を上げましょう。
完全に溶けたら加熱を止めて漉します。漉すことで口当たりが滑らかになります。
最後に氷水で粗熱を取り、容器に入れて冷やし固めます。もし表面に気泡が浮いてしまったら、容器をとんとんと叩くか、ライターの火を近付けると割れるのでやってみて下さい。
これで生チョコ風ゼリーの完成です。ブラックチョコレートを使ったので甘さの中にもほろ苦さがあり、とても美味しいです。注意点としては生クリームなどの重めの材料を使っているので、たくさん食べて胃もたれしないように気を付けましょう。個人的には容器1個あたり80mLの量を入れるのがベストだと思っています。
この記事がお菓子作りのお役に立てれば幸いです。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。