私がお菓子を作る時には、できるだけ材料を使い切れるようなレシピを探しています。例えばクリームチーズ60gを使うお菓子を考えてみましょう。多くの場合クリームチーズは1箱200gで売っていますので、残った140gのクリームチーズをどう使えば良いのか悩んでしまいます。悩んだ結果、忘れて傷んでしまうこともしばしばです。
同じ様に生クリームも余ることが多い材料です。先日作ったバターチキンカレーには生クリーム100gを使いました。残りの100gをどう使おうかと考えたところ、『パンナコッタ』にすることを思いつきました。
今回の記事では余った生クリームと家にある材料を使って、できるだけ簡単にパンナコッタを作りたいと思います。
材料
- 生クリーム 100g
- 牛乳 250g
- グラニュー糖 35g
- ゼラチン 5g
- 水 25g
- バニラエッセンス 3滴
準備
- 水にゼラチンを入れて、湯煎で溶かす
作り方
- 生クリーム、牛乳、グラニュー糖、バニラエッセンスを混ぜる
- 湯煎で40℃くらいまで温める
- 溶かしたゼラチンを混ぜる
- 容器に入れる
- 一晩冷蔵庫で冷やす
- 完成
実際の作業とコツ
今回使う生クリームは、バターチキンカレーを作る時に使用したものです。約100gが残っている状態です。
この生クリームと牛乳、グラニュー糖などを混ぜて、湯煎で40℃くらいに温めます。冷たいままですとグラニュー糖が溶けにくいですし、またゼラチンを入れた時にダマができてしまうからです。
使う生クリームの量は適当で大丈夫です。牛乳と混ぜた時に350gとなっていればよいでしょう。
ゼラチンは水と混ぜ、65℃になるまで湯煎にかけて溶かします。私はデジタル温度計をかき混ぜ棒代わりにして溶かしています。
ちなみにおすすめのゼラチンは『クックゼラチン』です(Amazon商品リンク:森永製菓 クックゼラチン 13袋入り (5g×13P)×4箱)。安いゼラチンは水と混ぜた時に溶け残りができてしまいますが、この商品は均一にすぐに溶けてくれるので作業がスムーズに進みます。
生クリーム牛乳と溶かしたゼラチンを混ぜて、容器に分けて固めれば完成です。数時間では固まらないので、冷蔵庫に一晩置くとよいでしょう。
味はコクのある牛乳プリンといった感じです。人によっては少し甘いかもしれませんので、その際には入れるグラニュー糖の量を調整して下さい。
今回余った生クリームで、簡単にできるパンナコッタを作りました。特に難しい工程はないので、ちゃちゃっと作れるお菓子です。生クリームが余ってしまったら作ってみてはいかがでしょうか?