プリンを作る時にはカラメルは必須なものです。プリン自体は甘いので、そのほろ苦さが良いアクセントとなっています。
カラメル作りは砂糖を焦がしてから水で薄めて完成します。以前は砂糖小さじ6に対して水小さじ2で作っていたのですが、常温なると固まってしまい少し使いにくかったです。そこで今回、常温でも液体のカラメル作りに挑戦しましたので記録に残したいと思います。
材料
同量のグラニュー糖と熱湯
(30gでプリン5個くらいに使用できる)
作り方
1.鍋にグラニュー糖を入れる
2.好みの茶色具合になるまで弱火で加熱する
3.火を止める
4.熱湯を入れる
5.冷やす
6.完成
文章だけではいまいち分かりにくいと思いますので、グラニュー糖を加熱した時の変化を撮影してみました。
加熱する前のグラニュー糖です。写ってはいませんが、右側に熱湯を入れたコップが置いてあります。この時点で熱湯を用意しておかないとカラメル作りは失敗してしまうので注意です。
弱火で加熱していくとグラニュー糖がだんだんと溶けてきます。溶けたと言っても水をいれた訳ではなく、グラニュー糖自身が熱で溶けています。
グラニュー糖が溶け切ると、その液は黄色になります。
さらに加熱を続けると煙と細かい泡が出てきます。鍋を揺すりながら自分の好みの色になるまで加熱します。
好みの色になったら熱湯を投入します。もたもたしているとグラニュー糖の焦げが進んでしまいますので手早く作業をします。最初に熱湯を用意しておくのは、できるだけ早く入れるためです。この時、音と水蒸気が盛大に出ますので、火傷をしないように鍋の蓋で防御しながら入れて下さい。
これでカラメルの完成です。直感的に分かるとは思いますが、色が濃いほど苦いカラメルになります。もし熱湯を入れても溶け残りができた場合は、少し加熱して溶かしましょう。
以前使っていたカラメルの配合割合(グラニュー糖 小さじ6+水小さじ2)では作業途中に冷めると固まってしまい使いにくいものでした。今回の割合では常温でも固まらず、適度な粘度があるため使いやすいです。
私が作るれるお菓子の中でカラメルソースを使うのは数種類しかありません。ですので作り置きはせずにその度に作っています。熱湯を入れる時にちょっと驚くかもしれませんが、何回かチャレンジをしてみて好みの焦がし具合を見つけましょう。