コーヒーミルは「蓋付き」が便利。砕いた豆が飛び出ないので掃除が楽になります

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 昨年の秋くらいから趣味としてハンドドリップで入れるコーヒーを始めています。豆から抽出するコーヒーは経験がなく、もちろん道具もありませんでした。調べると豆を挽くための「ミル」が必要とのことでしたので、購入することにしました。ミルの種類には手動式とモーターを使った電動式がありますが、初心者には手動式の方が価格が安く良さそうでした。

 

 

 

 手動式ミルの中でもいろいろな種類があります。その中で掴みやすいように本体が少し大きめで、なおかつ軽い力で粉砕できるようにハンドルが長いものを選びました。それが上の写真の「HARIO 手挽き コーヒーミル」です。

  本体の高さは23cmで、太さは500mLのペットボトルくらいです。使い方は、まず上から豆を入れて蓋をし、ハンドルを回します。そうすると粉砕された豆が下のガラス容器にたまりますので、これを抽出してコーヒーにします。このガラス容器にはスクリュー式の蓋が付いており、一度に多く挽いても数日ならば保管しておくこともできます。

 

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 豆の粉砕を行う臼の部分はこのようになっています。水洗いも可とのことです。

 

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 このコーヒーミルの良い点は2つあります。1つ目は、粉砕前の豆を入れるところに蓋ができることです。焙煎時間が長いためにもろくなっている豆は柔らかくて大丈夫なのですが、焙煎時間が短いものは意外と固くて力を入れてハンドルを回す必要があります。回している時に力の加減で本体が傾いてしまうことがあっても、この蓋のお陰で豆がこぼれることはありません。またミルで砕かれた豆の破片が、外に飛び出してしまうことも防止してくれます。

  

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 2点目は、本体の底にシリコンのカバーがしてあることです。これがあることでテーブルや腿に置いて挽いた時に滑ることなく、比較的軽い力でハンドルを回すことできます。

 私がコーヒーを入れる時には豆を11g使っています。この量を粉砕するのに必要なハンドルを回す回数は70回でした。また、かかった時間は40秒でした。

 

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 粉砕したコーヒー豆はこのような粒度で下のガラス容器に落ちます。粒度調整はできますが、均一に粉砕されるわけではなく、グラニュー糖~ザラメのくらいの大きさが混ざる感じです。

 

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 ガリガリ挽いているとその振動のためか、ハンドルを固定しているこの部分のネジが緩んでいる時があります。ですので、使う前にはちゃんと締まっているかの確認作業が必要となります。

 このミルで挽いた豆を使ってコーヒーを飲んでいますが、今のところ不満は全くありません。自分の手で豆を粉砕していますので、心なしか喫茶店で飲むものよりも美味しく感じます。

 値段が手頃で簡単にコーヒー豆を挽けるこのミルを買って正解でした。他の商品には携帯性やデザインは良いのですが、明らかに力が掛けにくいであろうものもありました。このミルを使って色々な種類のコーヒーを飲んで、経験値を上げていきたいと思います。 

 

コーヒー豆初心者の私としては良い商品が買えたのではないかと思っています。くびれた形状と底の滑り止めのおかげで、比較的軽い力で豆を挽けます。これで満足できないような舌になったら、高価な業務用のミルを購入したいと思います。

 

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