プリンを作る時に、見た目がワンランク上になる処理をご存知でしょうか。それはプリン液を加熱する前に、容器の縁に付いた泡を取り除くことです。ひっくり返してお皿に盛るタイプはあまり関係がありませんが、容器のまま食べるタイプの場合には少しだけ見た目が悪くなってしまいます。
その泡のせいで味が悪くなるということはありません。完全に見た目の問題です。泡を潰さなくても加熱中に自然になくなる場合もあります。もし残ってしまったら、その部分がクレーター状になってしまうのです。
調べてみると、泡を取り除く代表的な方法には3種類がありました。その方法と共に、一番簡単で最も効果のあったものを紹介します。
スプーンなどで取り除く
一番手軽なのはスプーンや紙などで泡自体を取ってしまうことです。最初の頃はこの方法でやっていたのですが、時間をかけた割にあまり取れないので止めてしまいました。
食品用アルコールをスプレーする
食品用アルコールをスプレーすると、表面張力の関係で泡が破裂していくそうです。しかし私はそのアルコールを持っていないので、この方法はできませんでした。
炎を当てる
私が実践している方法がこれです。ライターの炎を泡に近づけると熱で泡が破裂していきます。実際に見てみましょう。
プリン液を容器に入れると、このように縁に泡が付いてしまいました。 このままですと円形の跡が残るかもしれません。
そこでライターを用意して、この泡に炎を近づけてみます。完全に当てなくても大丈夫です。
そうすると泡が破裂してきれいな状態になりました。作業はものの数秒で完了です。残りの細かい泡はできあがりにさほど影響しないので、私はそのままにしています。使うライターですが、全長の長い人差し指でトリガーを引くものが良いです。小さいライターですと角度によっては炎が指に当たって火傷をしてしまいます。
ライターの炎を使った方法ですと簡単かつ素早く泡を消すことができます。スプーンや紙を使って上手く取れない方は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。
使うライターはこのような全長の長いものが良いでしょう。ライターはたまに使うことがあるので1つ持っていても損はありません。