私は文章を書く時、雑音があると集中できない人間です。人によっては音楽を聴きながら作業をしている方もいますが、自分が同じことをやると歌詞が頭の中で文字となって駆け巡り、文章を組み立てられなくなってしまいます。
私の通勤時間は長いため、最近は電車の中でブログの草案を考えることが多くなりました。しかしここで問題となるのは《音》です。電車の走行音はともかく、人の会話する声が耳に入ってきてしまうのです。好きな音楽を聴いて打ち消すこともしてみましたが、あまり効果はありませんでした。それならばと、音楽をかけずにインナーイヤー型のイヤホンだけを耳に装着してみました。意外と効果はあり、耳に入ってくる音を少し減らすことができました。
イヤホンの遮音効果に手応えを感じたので、次は本格的な耳栓を検討してみました。耳栓には色々な種類がありますが、私が選んだのは「紐付きのエラストマー耳栓」です。この記事では購入した耳の紹介と使ってみた感想を書きたいと思います。
商品の説明と外観
私が購入した耳栓は《MOLDEX 高性能耳栓 ロケッツ6485 コード付き》です。この商品の特徴は、
- 洗えることができるため衛生的
- 騒音を27dBカットできる
- 高周波音をカットし、声などの必要な生活音は通す
ことです。実際に製品を見てみましょう。
耳に入れる部分は柔らかい樹脂でできていて、触った感じはシリコンゴムに近いです。穴を塞ぐためのヒダは大小2段あります。これがフィットすることで遮音性を発揮します。
この耳栓にはヒモのありなしを選ぶことができます。外した時に片方だけなくすのを防ぐために、ヒモありを選びました。
ヒモは光沢があり、つるつるとしています。洋服に触れても引っかかることはありません。長さは端から端までで約80cmあります。ヒモを胸側に垂らす、首の後ろに回す、どちらをしても十分な長さになっています。
商品はケースが付いており、耳栓がここに入った状態で販売されています。ケースはおしゃれに見えるように、ダイヤモンドカットみたいな感じに作られています。
このケースは蓋と本体をつなげているヒンジの部分がプラスチックを折り曲げただけとなっています。ですのですぐに壊れてしまいそうだなと思い、開閉テストをしてみました。300回開け閉めしましたが、壊れることはなかったで、見た目よりは耐久性がありそうです。
使ってみた感想
この商品は耳栓と一緒に説明書が同封されています。それによると耳への入れ方は、
- 耳を上に引っ張る
- 耳栓をねじりながら耳に入れる
- フィットするように微調整する
となっています。
装着して分かったのは、音をしっかりと遮断するには説明書の通りに行うことが重要です。そうしないと隙間ができてしまい、本来の能力を出せなくなってしまいます。
実際にこの記事を耳栓をしながら書いていますが、周りの雑音が消えてかなり集中できています。特に風で葉が触れ合う音や、セミの鳴き声、そして気になりだすと気になる時計の秒針の音はほぼ聞こえなくなります。さすがに近くを通った車の走行音は聞こえますが、音自体は小さくなっています。
フィット感は良好です。もちろん圧迫感はありますが、そこまで不快な感じではありません。人の集中できる時間は1時間くらいと言われていますので、その間ならば耳が痛くなることはなかったです。
部屋の中では十分に遮音性能があることが分かりました。そこで次は電車の中で使ってみました。この場合も音が小さくなり、文章の組み立て作業に集中しやすくなりました。電車のモーターやレールのつなぎ目を通過する時の音ははっきりと聞こえますが、集中力が途切れるような大きさにはなりません。車掌さんのアナウンスは少し小さめに聞こえますので、降り過ごさないように注意が必要です。
最後に、耳栓を取る時に勢いよく取らない方が良いと感じました。密閉性が高いので鼓膜が引っ張られて痛くなってしまいます。耳栓をねじりながら、ゆっくりと外しましょう。
まとめ
耳栓を使うことによって頭に入っている情報を遮断でき、かなり作業に集中できるようになりました。部屋だけではなく電車の中でも効果はありますので、作業の効率を上げるためには必須のアイテムですね。創造作業や勉強の時、周りの雑音を気にせず集中したい方におすすめする商品です。
実は作業に集中するだけではなく、電車の中で仮眠する時にも効果を発揮します。眠ることに集中しすぎて終点まで行かないように気を付けましょう。