しゃっくりを100回すると死んでしまうと言う伝承があります。実は自分がしゃっくりなった時は今何回出たかを数えています。しかしいつも30回を過ぎたあたりから飽きて記憶が曖昧になり、気付いた時にはしゃっくりは収まっています。幸いなことに、100回に達する前に止まってくれているのか、「しゃっくり死」は避けられています。
人前でしゃっくりになってしまうと、とても恥ずかしいです。それも静かな職場でやってしまうと、人に笑われている気がして『早く治まってくれ』と神様に祈る気分になります。また自分では制御できないので、次いつ体が痙攣するのか分かりません。そのため何かの作業をしている最中だと、なかなか集中しにくくなってしまいます。
しゃっくりの止め方には色々あります。息を止めたり、冷水を一気に飲んだり、耳を引っ張ったりなどです。その中で私が行っている方法は「水の逆飲み」です。これを実践すると95%の確率でしゃっくりを止めることのできる画期的な方法です。用意するものはコップと水だけなので、簡単にすることができます。それでは高確率でしゃっくりを止める方法をお教えしましょう。
まずはしゃっくりの起こる原因から説明します。しゃっくりは肺を膨らませたりしぼませたりする「横隔膜」が、何らかのきっかけにより痙攣して起こるものです。
私は三十数年間生きていますが、実はしゃっくりが起こる状況を自ら作り出すことができるようになりました。それは焼き芋を口に含んで、いっぺんに飲み込むのです。イメージとしては焼き芋がひと塊になって食道を通過する、でしょうか。これをするとすぐに横隔膜が痙攣しだして、ヒックという声が出てしまいます。
しかしそうなっても慌てることはありません。しゃっくりを出す方法だけではなく、止める方法も知っているからです。次の1から5までを順に行っていけば良いのです。
1.取っ手のないコップに水を半分入れて、胴部分を掴むように手に持つ
2.股が45°くらいになるように足を開く
3.体を曲げて、開いた足の間から後ろの風景を見る
(※ここから先はコップの水がこぼれないように注意)
4.この状態で人差し指側のコップの縁に上唇を付ける
5.この状態のまま、コップをゆっくりと傾けて水を全部飲む
正直な話、慣れないとこぼしたり、鼻に水が流れて痛くなるので気を付けて飲んで下さい。この「水の逆飲み法」の効果は絶大で、止まらなかったしゃっくりはないと言っても過言ではありません。自分の中では、頭が水を飲むことに集中しすぎて横隔膜のけいれんが止まるのかな?と思っています。
この方法はかなり昔に何かで見た方法です。テレビか雑誌かはもう思い出せないですが、効き過ぎて驚いた記憶があります。他人に見られると少し恥ずかしいですが、私にとってこの方法なくしてしゃくりを止められません。ぜひ皆様にも試して頂きたい方法です。