みなさまは調理器具を買う時、どのような基準で買っているでしょうか。私の場合、使いやすさはもちろんですが、それと同じくらい「色」を重視して買っています。色と言っても全ての器具の色を統一するわけではありません。逆に、できるだけ被らないように様々な色のものを買っています。なぜそのような買い方をするのかといいますと、それは使いたい時にサッと手に取れるからです。
フライ返しなどの調理器具は一つの場所に置いてあるのが普通かと思います。引き出しの中だったり、筒に刺してあったり、はたまたフックに引っ掛けてあるかもしれません。料理をわりとする人は5~10種類くらいの器具を持っているのではないでしょうか。思いつくだけでも、お玉、ピーラー、キッチンハサミ、トング、フライ返し、シリコンヘラなどなどなど...です。
もしこれらの器具の色が全て黒だったらどうなるでしょうか。確かに見た目は統一されていてインテリアとしては格好良いかと思います。しかし使うとなると、全てが同じ色なのでぱっと見では分かりにくいです。フックで吊るしている場合はまだシルエットで違いが分かりやすですが、引き出しの中で重なった状態ではそれこそ見分けが付きません。
そこで色の付いた料理器具の出番になります。ピーラーは黄色、キッチンハサミは赤色、フライ返しは空色としておけば見つけやすく、すぐに手に取れます。特に小物には効果が絶大で下の方にあっても、恐ろしいほど自己アピールをしてきます。
おすすめの色はやはりホップな色です。明るい色は見ているだけで何となく料理のテンションが上がります。次点は白色でしょうか。汚れが分かりやすいので、清潔に使うことができます。ただし個性が足りないので数点くらいにしておいた方が良いですね。
最下点は黒色です。この色の調理器具が重なると、本当にどれがどれだか分かりにくいのです。また色が強いので透き通ったスープをすくい取った場合、色味が分かりにくくなってしまいます。洗う時にも汚れが付いているのか付いていないのか分からず、ゴシゴシと必要以上に洗ってしまい手間がかかります。
調理器具をポップな色にすることで、乱雑な器具の中からでも探しやすくなります。使いたい時にすぐに取れる...これがストレスなく料理をするコツです。職場でも言われてるかもしれませんが、探しものの時間はトータルで見るとかなり多いです。まずは1つ、好みの色の道具を買ってみてはどうでしょうか。
ポップカラーの調理器具は見た目にも華やかで好きです。無難な白も良いですが、ちょっと派手な色にチャレンジしてみるもの面白いですよ。