水耕栽培をしているベランダの陽当たり具合。創意工夫で色々な植物を育てましょう

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 今年の2月くらいから数年ぶりに水耕栽培を再開しています。2018年5月現在、収穫できたのは「わさび菜」と「カモミール」、育てているのが「枝豆」と「水菜」です。その中でもわさび菜は成長速度が早く味も良かったので、水耕で育てるには楽しい葉物野菜でした。 

 

 

 

 私が水耕栽培をしている場所は一軒家の2階のベランダ部分です。1階にも水耕栽培装置を置くスペースはありますが、できるだけ虫の被害を受けないように土から離れた高いところで育てています。

 土を使った栽培、例えば畑を見ると、晴れている日には朝から夕方まで太陽の光が降り注いでいます。多くの野菜は光が当たるほど大きく育ちますので、最高の場所でしょう。しかし普通はそのような土地を持っていません。一軒家でもマンションでも、一番日が当たるのはベランダというところが多いでしょう。

 我が家のベランダは南向きで、隣接した家はない開けた状態です。野菜の成長には日照時間の影響が大きいです。そこで我が家のベランダで日が当たっている時間帯を調べてみました。その結果、どの季節でも《日の出~15時くらい》までは日光が当たるようです。しかしこれはベランダで一番日の当たる場所の時間です。実際にはベランダの手前(ドア側)は太陽の高さの関係で、日の当たる時間は短くなります。

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 上の写真が朝6時、下が昼12時過ぎのものです。朝は全体的に日光が当たっています。これが昼過ぎになると太陽の位置が変わり、左側の野菜には日が当たらなくなってしまいます。特に台に乗せていると、さらに日の当たる時間は短くなります。

 この日当たり具合を利用して、たくさん日光が必要な野菜はベランダの先に、半日陰でよいものは手前側に置くとスペースを有効利用できます。

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 畑のように日中の間ずっと日が当たらなくても、ベランダでも十分に野菜は育てられます。実際に半日陰の状態で、写真のような立派なわさび菜ができました。我が家のベランダは南向きですが、東向きや西向きでも植物の種類を選べば育てられるかもしれません。

 ベランダの日照条件は人の手では変えられないものです。それでも創意工夫をすれば、多くの植物は育てることができます。これからもたくさんの野菜を育てていこうと思います。

 

 

我が家のベランダの手すりは《棒》ですが、中には《壁》の場合もあるでしょう。その時には、このような商品を使えば日の当たる時間を長くすることができるかもしれません。色々とチャレンジしてみるのも楽しいですね。