春色ソレイユ

水耕栽培や料理、買って良かったものを公開

あえて土を使わず半水耕栽培で「落花生」を育てています。手間もコストもかかる子です

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 最近の気温は30℃に近く、暑さに慣れていない体には真夏のように感じます。この初夏の陽気の中、自転車でホームセンターに行ってみると、夏にかけて育つ種や苗がたくさん置いてありました。私も水耕栽培でどんな野菜を育ててみようかと考えていたところ、種コーナーに「落花生」を見つけました。

 落花生の実のでき方は特徴的です。株が大きくなり花が咲くと、地面に向かって枝が伸びていきます。先端が地面に達すると土の中に潜り、そこで実ができるのです。結実には土が必要ですので、液体肥料を使った水耕栽培で育てるのは難しいです。しかし完全水耕栽培は無理でも、バーミキュライトを土代わりに使用した半水耕栽培では育てられるのではないのでしょうか?

 インターネットで調べてみても、バーミキュライトを使った落花生の栽培はあまり見つかりませんでした。恐らく収穫量やコストの問題があるのでしょう。しかし、ここはあえて土を使わずに落花生を育てみようと思います。そうすればなぜ土耕栽培の方が良いのか実際に分かるはずです。前例が少ないので上手く育つか分かりませんが、何事にもチャレンジです。ではバーミキュライトを使った落花生の半水耕栽培を始めましょう。

 

 

落花生の種

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 購入した種袋には15個の種が入っており、平均すると1〜2cmの大きさです。落花生の種は発芽率が悪いらしいので、上手に発芽するか心配です。

 

使用する液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。この商品は10年ほど前に買いましたが、今も問題なく使えています。 使用期限は特に書いていませんので、もしかしたら半永久的に使えるのかもしれません。

 

2018年5月20日 種を水に浸す

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 落花生の種5個を水に浸して発根を待ちます。種の数が少ないので無駄な種を蒔かないように、根が出たものをビニールポットに植えて育てようと思います。種袋に書いてある発芽率から計算すると、3つ以上は根が出てくるはずです。

 

2018年5月22日 発根

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 小さな容器に入れて発根を待っていましたが、水を吸った種が思ったより大きくなったので2つに分けました。

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 5個中2個から根らしきものが出てきました。残りの3個はまだ変化がありません。もう少し待ってみようと思います。

 

2018年5月22日 バーミキュライトに植える

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 結局根が出たのは2個だけでした。残りは発根する前にカビが生えてしまったので廃棄しました。発根率は40%で、想定よりも低かったです。発根した2つの種は、液体肥料で湿らしたバーミキュライトに埋めました。写真では種が見えていますが、この後軽く覆土をしています。いつ頃発芽してくれるのか楽しみです。

 

2018年7月7日追記
 今回の栽培では、種を水に浸して発根を待ちました。あとで分かったのですが、この方法では発芽が非常に悪いです。発芽率を良くするためにはバーミキュライトを使う方法がおすすめです。詳しくは下の記事を参照ください。

 

2018年5月23日 種が浮き上がってくる

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 今日の朝ビニールポットをみると、落花生の頭が見えいました。もうすぐ発芽しそうですね。

 

2018年5月27日 発芽一歩手前

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 前回から4日経過しましたが、まだ発芽はしていません。種が大きいからか成長がゆっくりな気がします。
 種からは太い根が出てきており、その根本は赤紫色になっています。その反対側は種が2つに割れていて、中から葉が見えています。何となく見た目が蟹のハサミっぽいです。次こそ本当に発芽しそうです。 

 

2018年5月29日 発芽(発芽から0日目)

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 本日の朝、落花生を確認してみると立派な葉が出ていました。種のサイズが大きいので、最初に出てくる葉も大きいですね。今日を「発芽から0日目」としようと思います。

 

2018年6月2日 本葉の展開(発芽から4日目)

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 前回から数日がたちました。最初の本葉は完全に開き、それに続き2セット目、3セット目の葉も育ってきています。

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 落花生の葉を初めて見たのですが、丸っこくて意外と可愛らしい形をしています。1つの枝あたり4枚の葉で構成されるようです。

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 根本からは新しい葉が見えてきています。

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 1本だった根は枝分かれして、細い根がいくつか出ています。植物が大きくなるには立派な根が必要です。どんどん分岐してしっかりした根になってほしいです。

 

2018年6月3日 栽培容器の作製

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 落花生の本葉が出てきましたので、そろそろ栽培容器の作製に取り掛かりたいと思います。
 落花生は花が咲いた後、子房柄が下に伸びて地面に入っていきます。そのため、育てるにはある程度の面積が必要になります。そこで私が手に入れたのが「発泡スチロール箱」です。大きさは幅44cm 奥行き35cm 高さ25cmで、容量は約40Lになっています。この箱に排水用の穴を作り、落花生を育てる容器としました。

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 今回は土の代わりにバーミキュライトを使用します。ホームセンターで30L 860円のものを購入してきました。同じ容量の培養土だと600円くらいですので、割と高級な資材です。

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 バーミキュライトを15Lほど入れて、液体肥料を全体が湿る程度に流し込みました。残りのバーミキュライトは花が咲いた後の土寄せで使います。これで栽培容器の完成です。早速明日、植え付けたいと思います。

 

2018年6月4日 植え付け(発芽から6日目)

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 発芽から数日たち、落花生の本葉も大きくなってきました。では定植をしましょう。

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 植え付ける前に根回りの確認をします。ビニールポットから取り出した落花生は、太い根からいくつもの側根が出ているのが確認できます。もしかしたら一番太い根は、最初に種から出た根かもしれません。一部の根は下から上へ、そして表層近くまで伸びています。根の数は少なすぎず多すぎず、ちょうど良い量です。

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 続いて植え付けに入ります。作業は簡単です。穴を掘って苗を入れ、バーミキュライトを寄せれば完成です。

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 発泡スチロールの大きさからすると、植えた苗はかなり小さいことが分かります。

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 バーミキュライトむき出しの状態で育てても良いのですが、液体肥料の補充回数を減らすためにマルチを設置します。
 まず100円ショップで売っていたアルミ蒸着シートを適当な大きさに切り、苗の周りを囲います。

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 さらに中心部に穴を開けたシートで全体を覆えば完成です。画像には写っていませんが、この後シートがめくれないように四方に重しを置きました。
 このマルチによりバーミキュライトからの蒸発が最小限になるでしょう。また光を反射するのでアブラムシが寄り付きにくくなる効果もありそうです。

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 最後にU字型の支柱を養生テープで取り付けました。雨が降ると雨水が容器に入り、液体肥料が流れ出てしまいます。そこで雨の日は直接水が入らないように、この支柱に不織布を被せてあげます。

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 不織布とは薄い布みたいなものです。今の100円ショップは品揃えが素晴らしく、農業用資材の不織布も購入することができます。もちろん私もそれを購入して使いました。

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 実際に雨が降りそうな日はこの様に不織布を掛けています。

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 目が粗いので全ての雨を防ぐことはできませんが、大部分は容器の外に流れていってくれます。梅雨に入ったら連日この姿になりそうです。

 

2018年6月9日 思っていたよりも大きくならない(発芽から12日目)

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 植え付けてから1週間がたちました。少し日当たりの悪い場所に置いてしまったせいか、あまり成長していないように感じます。日の一番当たる場所に移動して様子見です。

 

2018年6月16日 そうか病を患う(発芽から19日目)

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 梅雨に入り雨の日が多くなってきました。雨粒の重みで葉が垂れて元気がないように見えますが、原因は雨だけだけではなさそうです。

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 葉を見ると綺麗な緑色ではなく、黄色と茶色の斑点ができています。

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 この葉は状態が一番ひどく、葉自体が縮れてしまっています。これは明らかにおかしいです。アブラムシなどの害虫は見当たりませんので、何かの病気にかかったのかもしれません。
 公益社団法人 茨城県農林振興公社のウェブサイトに掲載されている《落花生に発生する病害虫》から、この株は「そうか病」になっている可能性が考えられました。

【そうか病】

葉では淡褐色の小斑点が隆起して、1~2mmのかさぶた状の病斑となり、多発すると葉が巻いて萎縮する。茎・葉柄・子房柄・莢では2~5mmの褐色のかさぶた状の病斑ができる。子房柄が侵されると莢つきが妨げられ、子実の充実が不良となる。
出典:公益社団法人 茨城県農林振興公社

 このまま育てていても自然治癒力で治るかもしれません。しかし今回の栽培では落花生の実をたくさん収獲したいので、農薬の力を借りて迅速に治療をします。

 

2018年6月17日 ベンレート水和剤で治療(発芽から20日目)

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 昨日、落花生がそうか病にかかっていることが分かりましたので、この病気を治す薬を買ってきました。それがこの「ベンレート水和剤」です。
 この薬は殺菌剤の一種で、予防と治療の2つの効果があります。取扱説明書には《落花生のそうか病には本剤を2000倍に希釈して散布せよ》と書いてありました。ですのでこの通りに作り、スプレーボトルに入れました。 

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 この薬が溶けた溶液を落花生に散布していきます。表面だけではなく、裏面にもしっかりとかかるようにしました。もちろんこの薬は農薬ですので、ゴム手袋は必須です。

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 これにて作業は終了です。症状が進行しないことを祈るばかりです。

 

2018年7月1日 病気は治まった?(発芽から33日目)

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 前回の報告から2週間が経過しました。最近は晴れの日が続いており、落花生は十分な光合成ができていることでしょう。毎日見ていると成長が分かりにくいですが、前回の写真と比べると葉の枚数が多くなっていますね。
 病気になっていた葉は完全回復とはいきませんが、症状が進むことはなくなりました。

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 ただ、出てくる新葉にはまだ茶色い傷みたいなものがあります。まだ病気が治っていないのか判断が難しいところです。

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 もう少し様子を見て、それでも新葉の変色が続くようならば、再び薬を散布しようと思います。 

 

2018年7月3日 花が咲く(発芽から35日目)

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 朝、落花生の様子を見に行くと、株元に黄色いものが付いているのを発見しました。もしかしたらこれは開花する前の花かもしれません。

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 さらに良く周囲を観察すると、蕾や枯れ落ちた花びらも発見しました。いつの間にか開花時期になっていたようです。

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 今まではバーミキュライトの乾燥防止として、アルミ蒸着シートを敷いていました。落花生は花が咲き終わると、子房柄と呼ばれる茎が下の方へと伸びてきます。そして土の中に入り込み結実します。今の状態ですとシートが子房柄の成長を邪魔してしまうので、取り外すことにしました。

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 1ヶ月ぶりにバーミキュライトとご対面です。あとは表面が乾いてきたら液肥を与えつつ、株の成長を見守ります。

 

2018年7月7日 そうか病の完治(発芽から39日目)

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 さて、新芽がたくさん出てきていますので、葉の状態を確認してみましょう。もしまだ病気が治っていなければ、葉に斑点があるはずです。

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 確認すると一面きれいな緑色をしています。他の葉も同様に斑点はありません。そうか病は完治したようです。あとはこのまま一気に成長するだけです。

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 もうそろそろ咲きそうな蕾をいくつか見つけました。明日には開花するでしょうか?

2018年7月8日追記
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 無事に開花しました。何となく象の顔っぽいです。

 

2018年7月15日 子房柄を発見(発芽から47日目)

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 この酷暑の中、落花生は順調に葉を伸ばして育っています。

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 先週花が咲いたので、きっと子房柄が伸びているはずです。株元を見ると、根とは違う何かがバーミキュライトに入り込んでいます。これが子房柄でしょうか?掘って確かめてみましょう。

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 あたりでした!地表から下に5cmほど伸びています。先端はまだ尖っていますが、この部分が膨らみ落花生になるそうです。どのように落花生の形になるのか知りたいので、たまに掘って確認したいと思います。

 

2018年7月29日 あまり成長せず(発芽から61日目)

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 前回から2週間が過ぎました。しかしながら落花生はあまり成長しているようには見えません。新芽は出てきていますが、葉が大きく育ってくれないのです。

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 それでも花はどんどん咲いて、そして翌日には枯れています。梢には蕾は付かずに、根元の方が多い印象です。これから成長すれば、茎の先にも花が咲くのでしょうか?

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 地下に入った子房柄を観察しようとしましたが、思っていたよりも深かったので彫り切れませんでした。もう少し掘りやすい手前側に来たら、再度チャレンジしてみようと思います。

 

2018年8月4日 成長が始まる(発芽から67日目)

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 ここ数週間の成長はゆっくりでしたが、今週に入ると一気に葉を伸ばしてきました。前回のお饅頭のような形から、主に外側の葉が伸びてウニのようになっています。

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 花は数輪ずつ咲いています。一気に開花はしないのでしょうか? 

 

2018年8月11日 順調に成長(発芽から74日目)

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 先週からさらに成長は進み、株全体が葉を伸ばしてきています。若干そうか病の気配がありますので、様子を見て再び薬の散布をしようかなと考えています。

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 しぼんだ花は結構ありますが、どれもまだ子房柄は出てきていません。調べると花がしぼんでから1週間後程度で出てくるとのことですので、もうしばらく待ちですね。

 

2018年8月12日 ベンレート散布(発芽から75日目)

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 今日改めて落花生を見ると、2ヶ月前にかかった「そうか病」と似た症状の葉が多くありました。おそらくこのまま放置していると蔓延してしまうので、治療をします。

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 今回も前回と同じく2000倍に希釈した「ベンレート水和剤」を使って治します。

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 薬剤をスプレーボトルに入れて葉に散布しましたが、水玉になって思ったように付着してくれません。

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 そこで手で茎を傾けて、葉の裏側に撒きました。表面はワックスのようなものが付いているのか水を弾きますが、裏はちゃんと湿ってくれます。
 薬剤を株全体にスプレーして治療は終わりです。これでそうか病が他の葉に広がることはないでしょう。一つ心配なのは、この薬の使用回数は4回までなのです。今回は2回目なので、残りはあと2回です。念の為、他に使える薬剤があるか確認しておこうと思います。

 

2018年8月19日 バーミキュライトを追加(発芽から82日目)

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 落花生は今、もしゃもしゃに葉が茂っています。先週にそうか病っぽい兆候がありましたが、薬を散布したおかげか症状が広がる様子はありません。

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 花が咲いてから1週間くらいたつと、子房柄が伸びてきます。最初の頃は株元だけでしたが、今では枝の中腹からも出てきています。この高さでは地面から遠いと思ったので、バーミキュライトを足して地面の位置を上げることにしました。

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 植え付けの時に残しておいたバーミキュライトを、株の上から容赦なく降り注いでいきます。こうすることで株の中心部の地面も上げることができるのです。

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 作業が終わった落花生はこのようになりました。これで子房柄と地面が近くなり、実が付きやすくなるでしょう。

 

2018年9月9日 花が咲かなくなる(発芽から103日目)

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 前回の報告から20日がたちました。この間にも落花生は成長し、発泡スチロールを覆い隠すほどのもしゃもしゃ具合になっています。もう少し大きな容器を使った方が良かったですね。

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 追加したバーミキュライトには子房柄が突き刺さっています。この下では実が大きくなっていることでしょう。
 一点気になるのことがあります。それは先週辺りから花が咲かなくなってしまったことです。探しても蕾すら見つかりません。見た感じ子房柄の数が少ないので、もう少し頑張ってほしいです。

 

2018年9月17日 アブラムシ襲来 (発芽から111日目)

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 落花生は大きくなりすぎて、もうどうしようもありません…
 今までは雨が降ってきたら不織布をかけて雨が入らないようにしていましたが、この大きさになり覆いきれなくなってしまいました。ですので雨が降っても何もせず、そのままにしています。一応、雨が上がったら1000倍に希釈した液肥を数L撒いて、流れ出た栄養分を補給しています。これほど大きくなるとは予想外です。

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 最近涼しくなってきたせいか、アブラムシを見かけるようになりました。そのため落花生を確認したところ、各々の新芽の裏に少なくない数のアブラムシを発見しました。このまま放置すると爆発的に増えてしまうでしょう。

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 そこでアブラムシを退治する薬であるアーリーセーフを500倍に希釈して散布しました。全滅させることは難しいと思うので、少しでも数が減ってくれれば良いなと思います。

 

2018年10月7日 実を発見(発芽から131日目)

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 落花生は前の報告から、ほとんど姿が変わっていません。真夏の最盛期が過ぎてしまったせいか、新しい芽を出すこともないです。ちなみに前回、アブラムシが大発生しような気配がありましたが、彼らはいつの間にかいなくなりました。

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 10月に入り朝晩が涼しい日が多くなっています。そのためか、何枚かの葉の縁が茶色く変色しています。もうそろそろ終わりの時期が来ているのでしょうか。

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 子房柄はこのようにバーミキュライトに突き刺さっています。どの様に実っているのか掘ってみましたが、意外に深くまで潜っており、実の姿を確認することができませんでした。

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 しかし1つだけ、なぜか地表で大きくなっている落花生を発見しました。大きさはまだ成長途中といったところですが、表面には網目状の模様もちゃんとあります。一通り観察した後、バーミキュライトの中に優しく埋めておきました。
 落花生は地中に実をつけるので、今まで本当にできているのか心配でした。数はともかく実はできていることが確認できましたので、とりあえず一安心です。落花生の収穫時期は、下葉が半分枯れた時とのことです。おそらく11月くらいになると思いますので、それまでには実が太く大きく成長していてほしいです。

 

2018年10月14日 褐斑病にかかる(発芽から139日目)

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 最近の朝晩は肌寒く、だんだんと長袖が必要な時期になってきました。遠目に見た落花生は特に変化はありません。

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 しかし近付くと、何やら葉に斑点が付いていました。中心部分は茶色く、その周りは黄色くなっています。

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 先週は気付きませんでしたが、この斑点は株全体にあります。調べてみると「褐斑病(かっぱんびょう)」と呼ばれる病気で、発病が激しいと落葉することもあるようです。
  この病気は、以前そうか病で使ったベンレート水和剤で治療することができます。来週まで様子を見て、症状が重くなりそうだったら薬を散布しようと思います。

 

2018年10月21日 収穫(発芽から146日目)

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 先週、褐斑病にかかってしまった落花生はどうなったでしょうか。

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 気温が低いせいか斑点の広がるスピードは遅いですが、確実に広がっているのが分かります。やはり自力で治すのは難しいようです。
 また褐斑病とは関係はないと思いますが、葉の緑色がだんだん薄くなってきて、黄色味がかかるようになってきています。この葉の変色は収穫の合図だと思いますので、病気のことも考えて、本日収穫することにしました。

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 大きさが1cmだった種は、最終的に腕では抱えきれない程の大きさに成長しました。

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 株元はこのようになっており、何本もの子房柄がバーミキュライトの中に潜り込んでいます。この先に落花生の実があるはずです。それでは早速引っこ抜いてみましょう。

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 バーミキュライトを使っているので簡単に引き抜くことができると思いきや、根張りが良く意外にも抵抗感を感じます。部分的に抜けたところからは、大きく育った実が出てきました。

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 ただ引っ張るだけではダメだったので、足で発泡スチロールを固定して落花生を抜きました。あとは根についているバーミキュライトを振り落として、収穫完了です。 

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 地上から見ていた時は「実が少なそうだな…」と感じていたのですが、実際はそうでもありませんでした。地上部から見えていたのは一部で、バーミキュライトの中、特に中心部分に集中してサヤができていました。

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 サヤは茎とつながっているのでそれを切り離し、残ったバーミキュライトを水で洗い流しました。肌はきれいなクリーム色で、落花生特有の網目模様もしっかりとあります。大きさは市販のものより少し小さめかな?とは思いますが、初めての栽培にしては満足できるサイズです。

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 ぱっと見た感じでは何個あるのか分からなかったので、並べてみました。実が2つ入りのサヤは80個、1つ入りは39個、合計119個の収穫ができました。しかし1つ入りのヤサに関しては、押すとスカスカしているものがあるので、もしかしたら実が入っていないかもしれません。

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 収穫した落花生は「煎り落花生」にして食べようと思います。煎るためには一度乾燥させなくてはなりません。そこで洗濯物を乾かす平たいアミに、収穫した落花生を広げました。そしてサヤを振るとカラカラ音がなる程度まで乾燥させます。

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 培地として使ったバーミキュライトには根がはびこっていたので、再利用せずに庭に撒いてしまいました。20Lくらいのバーミキュライトですので、これを再び使うことができたら来年はもっと低コストで落花生が作れそうです。何か良い方法がないか考えてみようと思います。

 

2018年10月28日 乾燥終了(発芽から153日目)

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 今週は晴れている日が続きましたので、乾燥させるには良い期間でした。落花生を振るとカラカラと音が鳴っていますので、これにて乾燥は終了です。

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 乾燥させると、採りたての時よりも網目模様がはっきりと出てきました。

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 実が熟していないものは、乾燥中にしぼんでしまいました。これでは食べられないので破棄することにします。
 ちなみに乾燥した落花生を数えると何故か10個ほど減っていました。もしかして鳥に持って行かれたのでしょうか?

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 実は落花生の栽培は「半水耕」だけではなく、「土耕」も一緒にしていました。左側が土耕栽培、右側が水耕栽培で採れた実です。土耕栽培では土の色が実に付いていますが、水耕栽培は肌が綺麗となっています。一概にはどちらが良いか言えませんが、水耕栽培の方が美味しそうに見える気がします。
 乾燥作業も終わったことですし、来週はいよいよ「焙煎」をしていきたいと思います。 

 

2018年11月2日 焙煎&試食

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 それでは、カラカラになるまで乾燥させた落花生を焙煎していきましょう。焙煎には「殻付きのまま」と「取り出した実のみ」の2種類があります。今回は見た目が豪華な殻付きの状態で火を通します。
 焙煎はフライパンやホットプレートでもできますが、一番簡単なのはオーブンで焼くことです。温度を160℃、加熱時間を最長に設定して、落花生を中に入れます。たまに試食をしながら、市販の煎り落花生の味になったら完成です。
 もし実に火が通っていない場合は、食べた時にねっとりとした食感で、本能的に「あ、まだ火が通ってない…」と感じるかと思います。完全に火が入るとカリッとした食感となり、後味も香ばしくなります。私はこの状態になるまでに30~40分かかりました。

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 焼き上がった落花生は粗熱を取って、食べやすいように容器に入れておきます。焼く前はクリーム色だった肌が、ほんのり茶色となりました。

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 では焼き立ての落花生を食べてみましょう。2つ入りのサヤを手にとって殻を割っていきます。

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 すると、このように2つの実が顔を見せました。

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 大きさは指先より少し小さいくらいです。贅沢に2個一緒に口に入れると、香ばしい豆の香りと共にしっかりとした落花生の味を感じられます。やはり焼き立ては美味しく、自制しないと何個でも食べてしまいそうな魔力があります。焼き立ての落花生を食べる機会はそれほどないと思うので、とても良い経験ができました。 

 

まとめ

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 それでは落花生を育てたまとめをしてみましょう。

  • 落花生は周りに水分が多いと発芽しないので、適度な水分量となるように調整しましょう。今回偶然芽が出ましたが、バーミキュライトを使う方法が安心です。

  • 落花生は発芽してから収穫までに約5ヶ月かかりました。かなりの長丁場になるので、育てる場合には覚悟がいります。また横に大きくなるので、十分なスペースも必要になります。

  • 栽培期間が長かったせいか、収穫した時の嬉しさは他の野菜よりも大きかったです。1株から約100個の落花生が収穫できたので、1人で食べるには十分すぎます。煎ってからおすそ分けするのも良いですね。

 

 今回は思いつきで落花生を育ててみました。実が地中にできるのでバーミキュライトを使った半水耕栽培としましたが、予想よりも上手く栽培することができました。本当は煎り落花生だけではなく、「ゆで落花生」も食べてみたかったのですが、時間がなく断念してしまいました。次回育てる時は、ぜひとも採れたてを茹でて食べてみたいと思います。
 ベランダで育てるにはいろいろと障害は多そうですが、頑張ればできなくはなさそうです。普通の野菜を育てることに飽きてしまったら、落花生をおすすめします。

  

9月になり涼しくなったせいか、アブラムシを発見してしまいました。これ以上増やさないために、天然成分から作られた薬であるアーリーセーフを散布しました。この薬は化学合成農薬ではないので、使用回数に制限はありません。定期的に散布して害虫を駆除しましょう。

 

落花生のそうか病にはベンレート水和剤が効きました。新芽が茶色く変色していたら時間との勝負なので、すぐに薬を散布しましょう。こうすることで被害を最小限に抑えることができます。

 

ベンレート水和剤を撒く時は手袋をして行いましょう。私はこの使い捨てゴム手袋を使って作業をしています。園芸以外にも掃除などでも使えますので、一箱持っていると便利なアイテムです。