夏の下着は肌触りよりも「速乾性」。肌に張り付かず、乾きやすいものを選びましょう

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 今年の梅雨は短く、7月になる前に開けてしまいました。それゆえ、35℃の暑さが昨年よりも長く続くと思うと、若干憂鬱になります。

 自分の仕事場は工場で、涼しい事務所と暑い現場を行ったり来たりしています。現場にはヘルメットをかぶって行きますので、作業をすれば頭から汗が流れ、さらに体中から汗が吹き出てきます。

 去年はその対策として、ユニクロの高機能下着「エアリズム」を購入し、仕事に着て行きました。この下着はスベスベしており、着心地が良いです。また生地が薄いので熱がこもらず、快適に現場作業ができそうでした。

 しかし、実際にこの下着を着て作業をしてみると、かなり不快なことが分かりました。特に水分を吸った生地が、体に張り付いてくるのが一番嫌でした。この経験を活かして、今年は化繊100%でコシのある下着を探しました。そして見つけたのがグリマーの「ドライ Tシャツ」です。

 

 

 

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 本来このTシャツは下着用ではありません。しかし生地が化学繊維100%で作られている点や、薄すぎず厚すぎずの点が私にとって理想のものでした。決め手になったのは安かったことで、すぐに購入してみました。

 販売されているカラーバリエーションは40種類くらいありますが、この中で白・灰・黒色の3つを選びました。これらの色はどんな服にも合う無難な色です。つまり会社に着ていくにはぴったりです。 

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 生地はポリエステル100%で作られています。表面は密に織られており、裏面はざっくりというかメッシュ状になっています。着心地は普通の状態で着ていると、肌が少しチクチクする印象を受けました。正直に言うと、あまり肌触りは良くありません。しかしこのTシャツの本領は平常時には発揮されないのです。

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 では実際に仕事場に着て行きましょう。このTシャツを下着にし、その上に薄手の作業着を着ます。この格好でドラム缶を開けたり、日の当たっている敷地内を移動します。

 以前着ていたユニクロの下着は、作業の開始直後ですでに汗でびしょびしょになっていました。そして濡れた生地が肌に張り付き、かなりの不快感がありました。さらに乾くのも遅く、冷房の効いた事務所に入る前には、屋外で少し休んで汗がある程度乾いてから入室していました。今思えば、この高機能下着の使い方が間違っていたのかもしれません。もっとライトな使い方を目的にしていたのでしょう。

 では今回購入したTシャツはどうでしょうか。素晴らしいことに、同じように汗をかいても肌には張り付かず、さらりと離れてくれます。汗の吸収・発散性能も良く、いつまでも濡れていることはありません。また、濡れた状態で冷房が効いた部屋に入っても、汗冷えしにくいのも良い点です。たしかに肌へのチクチク感はありますが、汗が乾かない不快感と比べたら些細なことです。

 あともう一つの利点としては、洗濯をして干すとすぐに乾くことです。化繊100%なので、脱水をするとほとんど水分はなくなってしまいます。急いでいる時は、脱水をしてそのまま着てしまえば、体温で徐々に乾いてきます。

 最初は試しで1枚買ったのですが、あまりにも使い勝手が良かったので、さらに5枚追加注文してしまいました。だいたい1枚が650円くらいでしたのでお手頃価格…むしろ自分にとっては1000円くらいでも良いのではないかと思っています。

 今年の夏はこのTシャツで仕事を乗り切る予定です。空調の効いた部屋でデスクワークをしている方には、肌触りが良い下着の方が良いでしょう。しかし工場などの現場で働く方は、そんな生ぬるい下着では駄目です。安くて速乾性能の高いTシャツをたくさん購入して、毎日着て行きましょう。

 

私が購入した色はこの色です。私はいつもMサイズの洋服を買っているのですが、この商品もMサイズがぴったりでした。安いので1シーズンで買い換えるのも良いかと思います。

 

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