ブログを書いていたら、いつの間にか文章を書くのが苦ではなくなっていました。

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 ブログを書き始めて、約半年が経過しました。特に何も成長していないな…と思っていましたが、実はいつのまにか文章を書く能力が上がっていた、という体験をしました。このことについて書いてみようと思います。

 

 

 

 私は2017年12月頃からブログを始めました。最初の時は文章を書くのに四苦八苦していて、1000文字くらいの記事を書くのに約2日間かかっていました。書いた翌日にその文章を読んでみると、文のつながりが分かりにくかったり、読みにくい部分が出てきます。そうなるとこの部分を修正しなければならないので、完成するのには丸3日間は必要でした。

 それから半年と少しが経過し、書いた記事が100を超えました。さずがにこの数を書いていると文章力が上がったのか、最初の頃と比べてかなり早く仕上げることができるようになりました。書くのに1日、校正で1日くらいでしょうか。小学校や中学校の作文がすごく苦手だった自分にとっては、大進歩と言っても過言ではありません。

 ただ、ブログの文章は私が思っていること・感じたことを書いているだけです。逆に言えば、書きやすいことしか書いていません。文章力が上がったのではなく、ただ単に自分の心の中を書くスキルが身に付いたに過ぎないと思っていました。

 1ヶ月ほど前、会社の業務の一環として《管理職になるためのセミナー》なるものに行きなさいとの命令が出ました。講習日数は2日間で、内容は自己啓発本に書いてあることを言葉にしただけだったので割愛します。1日目の講義の終わりに講師の先生が、著名人の対談記事を配りました。そして「この記事を読んで感想を書き、次回までに提出しないさい」と。

 セミナーなので何か宿題が出されそうだなと思っていはいましたが、よりにもよって感想文とはツイてなかったです。配られた資料に軽く目を通すと、とある人の仕事感が書いてあります。長い文章を要約すると《死ぬ気で仕事をしろ、俺はやっている》です。

 感想文の文字数は500文字以上で書きなさいとの指示でした。正直な話、あまり共感できない内容でしたが、一応業務なので宿題をやらないわけには行きません。パソコンの前に向かってウェブで軽く情報収集をし、キーボードを打ち始めました。

 書いてみると意外とスラスラ書けることに気が付きました。頭の中で思ったこと、そして驚いたことに《思っていないこと》もすぐに文章化できます。お題に共感できなかったので少し時間がかかりましたが、1時間ほどである程度の形ができあがりました。これを翌日に校正して、講師に提出しました。書いた自分が言うのもあれですが、非常に出来の良い、人材育成セミナーウケのする文章を書けたと思います。

 このセミナー以外にも、今度は会社から新聞記事を読んだ感想を書きなさいといった司令がありました。記事の内容は業界内のニュースでしたので、セミナーの場合とは違い気持ち良く書けました。特に文字数の制限はありませんでしたが、あまりにもスムーズに書けたので最終的にはA4で1枚、つまり1200文字分となりました。かかった時間は1時間位ですので、私としてはまずまずの時間だったと感じています。

 多分ブログを書いていなければ、もっと時間がかかったと思います。起承転結と言うか、特に文章の流れを上手くコントロールできるようになりました。ブログの副次効果で、その他の文章も早く書けるようになったのは非常に嬉しかったです。

 小学4年生で国語を諦めた私にとって、文章をこんなにも早く書けるようになったのは驚くべきことです。これからもブログを更新しつつ、更に速く、スムーズな文章を書けるように努力をしていきたいと感じました。