水耕栽培装置に付いた水垢を取る方法。クエン酸水を入れて数時間待ちましょう

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 水耕栽培では土の代わりに栄養を溶かした水を使って野菜を育てます。栄養成分には主に窒素やリン酸、カリウムなどがあります。その他の微量成分として銅、マグネシウム、カルシウムといった金属類なども含まれています。

 私が栽培をしている時には、液肥が足りなくなったら継ぎ足しをして育てています。そのせいか、野菜を数回育てると装置の側面にザラザラとした白いものが付着してしまいます。

 見た目と形状から、これは『水垢』ではないかと思っています。液肥の素には色々な成分が入っていますし、それを溶かす水道水にもカルシウム成分が入っているからです。水垢が付いた状態で栽培しても、野菜の成長にそれほど影響は出ないでしょう。しかしこれでは装置の見た目があまり良くないので、水垢を取り除いてきれいにしてみました。

 

 

 

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 水垢のアップ写真になります。水垢と藻が一緒になって白っぽい緑色になっています。爪で引っ掻いても全く剥がれず、塩素系漂白剤を使っても、びくともしませんでした。水垢の成分はカルシウムなどですので、これを取るためには《クエン酸》を使います。

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 掃除用のクエン酸を用意し、これを大さじ2杯程度装置の中にいれます。

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 次に水道水を水垢が付いているところまで入れて、よく混ぜます。今回は水を3〜4L入れました。

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 この状態で2時間くらい放置します。そうすると水垢が指で触るだけで取れるようになります。

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 あとはスポンジを使って擦り落とせば完了です。まるで新品のようにきれいな容器に戻すことができました。これでまた気持ちよく水耕栽培ができます。

 大掃除の季節になるとTV番組で「水垢にはクエン酸が効く!」ということをやっていますので、それを応用してみました。あまりにも簡単に取れたので、私自身が一番びっくりしています。もし水垢で汚れている水耕栽培装置がありましたら、ぜひクエン酸水を入れてみて下さい。効果は絶大で、買ったときのような状態に戻ることでしょう。

 

クエン酸は掃除用・食品用どちらでも構いません。装置に付いた水垢は十数分では効かないので、2時間位待つのがポイントです。水耕栽培装置の水垢取り以外にも色々な場所の掃除に使えますので、1つ持っていると便利な掃除用品ですね。