ローズマリーと呼ばれるハーブをご存知でしょうか?シソ科の一種で、料理の香り付けなどに使用される香草です。
先日、家の近くを散歩している時に、ひと抱えよりも遥かに大きい立性の株を見つけました。近くに寄ると、爽やかな香りが辺りに漂っています。
ローズマリーには枝が空に向かって伸びる『立性』、地面をはう『匍匐(ほふく)性』、これらの中間である『半立性』があります。以前、ホームセンターでローズマリーを購入しようと思ったことがあります。しかしはびこるタイプの匍匐性しかなかったので諦めました。本当は省スペースで栽培できる立性の株ほしかったのです。
私の記憶によれば、ローズマリーは種から育てなくても挿し木で増やすことができたはずです。そこで今回見つけた立性の株から枝を数本頂戴して、挿し木で増やすことにしました。うまく発根したら鉢植えや地植えにして育てようと思います。それではチャレンジしてみましょう。
2019年8月13日 水挿し(0日目)
ローズマリーの大株から、先端の枝を一握り分摘み取ってきました。手で握るだけで指に濃い香りが付きます。
水に挿す前に、ハサミを使って枝の下葉を取っていきます。
このように枝の半分程度の葉を取りました。作業をしているとあまりにも香りが強く、「匂い」が「臭い」に感じられるほどでした。
最後に水道水を入れた紙コップに挿して完了です。水は2〜3日に1回替えて、発根するまで待ちます。
2019年8月25日 一部が発根(12日目)
水に挿してから12日が経過した本日、数本の枝から長さ5mmほどの根が出てきました。根は切った断面からではなく、その少し上から伸びてきています。大半の枝が発根するのを待ってから、ポットに鉢上げしたいと思います。
2019年8月31日 鉢上げ(18日目)
全部で8本の枝を水挿しした結果、4本から発根しました。
特にこの枝は盛んに根を伸ばしています。一番長いものでは5cmくらいになるでしょうか。
これらの枝は土に植え替え、根が成長するのを待ちます。
ちなみに残りの4本はどうなっているかと言うと、2本は未だ変化なし、そして他の2本は枯れてしまいました。もし生き残っている枝が発根したならば、時間を見て鉢上げしたいと思います。
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