水耕栽培を始めて丸2年がたちました。今まで育てた野菜の数は30種類を超えています。色々な野菜を食べられるのは面白いのですが、最近少し困ったことがあります。それは「種袋の数がどんどん増えて」しまっているのです。
種袋に入っている種は私にとって、ほぼ使い切れない量です。また同じ野菜でも品種が違えば別の種袋になります。故に溜まっていく一方です。
種には寿命があり、適切な環境で保管をしないとダメになってしまいます。正直な話、1年毎に買い換えた方が確実に発芽してくれるでしょう。しかし珍しい品種になると研究開発費が乗っているせいか、「こんなに高いの!?」となることもたびたびです。1袋500円もする野菜もあり、毎年買うには勇気がいります。
今ままでクローゼットの引き出しに置いていた種たちですが、高価な品種も増えてきたのでしっかりとした保管をすることを決めました。そうすれば来年以降も使うことができ、節約につながるでしょう。今回の記事では、私が行っている種の保管方法を紹介したいと思います。
用意するもの
- チャック付きビニール袋(または密閉容器)
- 乾燥剤
- 冷蔵庫
作業
- 種袋と乾燥剤をチャック付きビニール袋に入れる。
- 冷蔵庫に入れる。
- 完了
コツ
種を保管する際に気をつけるべきことは、
・温度
・湿度
・光
です。温度と湿度は低く、光は当たらない方が良いです。そこで種と乾燥剤をチャック付きビニール袋に入れ、さらに冷蔵庫で保管することで適切な環境としています。
手に入りやすい乾燥剤には「生石灰」と「シリカゲル」があります。どちらでも構いませんが、私はシリカゲル、その中でも青い粒が入っているものが好きです。青いシリカゲルは水分を含んでくると紫色になります。色が変わったら交換ですので、タイミングがとても分かりやすいです。
保管していた種を使う際には念のため、発芽試験をしましょう。水で濡らしたティッシュに種を数個置いて、発根するか確認します。もし根が出る種が少ない、または全くないようでしたら、新しく種を購入した方が良いです。
5Lの容器を利用して野菜の栽培をしていると、種を使い切ることが難しいです。かと言って毎年買い換えるにはお金がかかってしまいます。そこで種を冷蔵保管することで、翌年以降も使えるようになります。お金をかけずに家庭菜園を楽しみましょう。
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乾燥剤にはシリカゲルタイプをおすすめします。特に青い粒が入っているものは、交換時期が分かりやすいです。色が青→紫になると湿気を吸う力が弱くなっていていますので、新品と交換しましょう。
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私が持っている種袋を測ったところ、1番大きいものは縦16cm×横9.5cmでした。種の保管には、このサイズが入る容器を用意しましょう。ビニール袋ならチャック付きを、容器ならば密閉タイプが良いかと思います。