【栽培断念】「赤タマネギ」を半水耕で栽培中。収穫は半年後の来春を予定しています

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 夏が終わりに近づき朝晩が涼しくなってくると、秋野菜を植える季節になってきます。この時期から育てる野菜はキャベツのように、冬から翌春にかけて収穫するものが多いです。

 昨年はニンニクの半水耕栽培に挑戦し、約半年間育ててからの収穫となりました。今年は何を育てようかと選んでいたところ、100円ショップで『赤タマネギ』の種を見つけました。我が家のサラダには、よくこのタマネギが入っています。シャキシャキとした食感が良いですし、何よりも緑のサラダに赤色が映えます。今秋はこの野菜を育てることに決めました。

 タマネギは時期になると苗の状態でも売っています。ある程度の大きさまで育っているので、これを植え付けるのが一番簡単です。しかし今回はあえて種から育てます。今までタマネギを育てたことがないので、発芽から収穫まで、どのように育つのか観察したいと思います。

 育て方は昨年のニンニクと同様に、土の代わりとしてバーミキュライトと液肥を使った半水耕栽培にします。半年間という長丁場の栽培ですが、収穫に向けて種蒔きの準備をしましょう。

 

 

 

 

赤玉ねぎの種

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 タマネギの種は大きさが2~3mmの黒色で、見た目は完全に砂利です。土に落としたら高確率で見つからないでしょう。

 

栽培容器

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 栽培容器は、以下のようにして作りました。まず、5Lの容器の底に直径8mmほどの穴を8個開け、網を敷きました。ここにバーミキュライトを入れて栽培容器とします。

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。半年くらい育てるので、1Lあたり2円という安価なこの液肥の素がおすすめです。 

 

2019年9月15日 種蒔き

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 栽培容器にバーミキュライトを9割ほど入れ、3ヶ所にそれぞれ5個ずつの種を蒔きました。覆土の厚さは数mmとしています。

 

2019年9月20日 地上に出てくる

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 種は発根して、地上に葉が見えてきました。逆Uの字型の独特な形をしていますね。

 

2019年9月22日 発芽(発芽から0日目)

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 芽が出ましたので、本日を「発芽0日目」として栽培記録を付けていきます。タマネギは単子葉類なので、針のような葉が1本伸びています。赤タマネギだからと言っても、葉までは赤くないようです。

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 種はいくつか蒔いたのですが、中には株元が細くなって倒れてしまう株がありました。日光が強すぎたのでしょうか?他の株に同じ症状が起きないことを祈るばかりです。

 

2019年9月28日 2本目の葉が出る(発芽から6日目)

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 発芽から約1週間が経過し、葉が随分と伸びてきました。株元が細くなる現象はあまり起きず、ほぼ全てが順調に成長しています。

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 丈は5cmまで成長しています。種の殻が先端に付いたままだったので取ろうとしましたが、葉が千切れそうなので止めました。このまま育ってもらいましょう。

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 株元からは2つ目の葉が出てきています。また赤タマネギだからか、地表辺りの部分が赤茶色になっていました。発芽した時は白色だったので、ここ数日で色付いたのだと思います。

 

2019年10月14日 撤収(発芽から22日目)

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 先日、関東地方を直撃した台風19号の風で、タマネギの苗がなぎ倒されてしまいました…

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 実はこの数日前にあった暑さのためか、株元が弱っている株が多かったです。この状況で台風が来たので、風圧に耐えられなかったのでしょう。
 これから種を蒔こうにも、もう時期は過ぎ去っています。残念ですが、今回の栽培は諦めるしかなさそうです。今回の経験を糧にして、来年以降に再びタマネギの栽培にチャレンジしたいと思います。