水耕栽培で使うエアーポンプには「水心」シリーズがおすすめ。数装置だけならSSPP-3Sが良いでしょう

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 水耕栽培には液肥を撹拌しながら育てる「アクティブ栽培」と静置して育てる「パッシブ栽培」があります。私は主にパッシブ栽培をしていますが、時々アクティブ栽培をします。

 アクティブ栽培では、液肥の撹拌のために水中ポンプやエアーポンプを使います。液肥容量が数Lの栽培装置を用いる場合は、エアーポンプをおすすめします。それは液肥槽が小さいので、水中ポンプだと根が羽に絡まってしまうからです。

 エアーポンプは様々なメーカーから販売されています。中には乾電池式の商品もありますが、野菜の栽培は数ヶ月に渡るので電源はコンセントからとるものが良いでしょう。また作動中の振動や音が少ない方が、夜に気にならないです。今回の記事では、私が使っているエアーポンプ 水作『水心』シリーズについて紹介します。

 

 

 

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 こちらが水心シリーズのミドルグレードエアーポンプ「SSPP-3S」になります。大きさは手に乗るほどのサイズです。

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 この商品には空気の吐出量を調整するダイヤルが付いています。左に回すと少なくなり、右に回すと多くなります。ただ実際はこの機能を使うことがなく、栽培中は常に強にしたままです。

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 駆動部からの振動を伝えにくくするために、底面には柔らかいゴム製の脚が5個付いていました。

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 丸いフェルトが取り付けられている部分が、おそらく空気の取入口です。使っているとホコリが溜まって黒くなるので、時々掃除をしています。

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 この商品の良いところは、本体に写真のような「輪」がついていることです。これは後ほど説明します。それでは水耕栽培で使えるように組み立てましょう。

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 用意するものはエアーポンプの他に、送気チューブ、エアーストーンです。また途中で分岐させる場合には、分岐コネクタが必要です。用意ができたら、これらをつなげていきます。

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 できれば途中には「逆流防止バルブ」を付けましょう。もし停電などでエアーポンプが止まった場合、エアーポンプが栽培装置よりも低い位置にあると液肥が逆流してくることがあります。それを途中で止めるための道具が逆流防止バルブです。
 このバルブは一定方向にしか空気が流れないようになっています。写真の場合は左→右にしか空気が送れません。向きに注意して取り付けます。

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 組み立てたら電源につなげて動かします。ON-OFFスイッチはないので、コンセントにさしたらモーターが駆動し始めます。
 小刻みに振動して空気を送り出しました。しかし困ったことに本体を置く場所がありません。床に置くにしても、ここは人が通るので踏みつけられてしまうでしょう。また冠水はしませんが、ここは雨が降ると水が入ってくる場所なのです。
 ここで本体にある輪を使います。ヒモを通してコンセントに引っ掛けるようにすると、非常に具合が良かったです。
 この写真を見て分かるかもしれませんが、我が家では電源と栽培場所が10mほど離れています。そこで5mの送気チューブを2本つないで、栽培場所まで届かせています。

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 距離が長いと送気圧力が低下しそうですが、少なくとも感じる限りでは全く問題ないです。十分な量の空気が液肥に送られて、撹拌されています。

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 今度はエアーストーンを2個付け、30Lの液肥が入っている容器の中に入れてみました。このくらいの水圧では負けず、先程と同量の空気が出ていました。おそらく5Lサイズの栽培装置だったら、4~5個は同時にエアレーションできそうです。
 作動音はとても静かで、数mも離れれば聞こえなくなります。むしろブクブクしている時の、泡の破裂音の方が大きいくらいです。

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 今まではミドルグレードの「SSPP-3S」の説明をしていましたが、実はその上位機種「SSPP-2S」も持っています。左がSSPP-2S、右がSSPP-3Sになります。

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 このSSPP-2Sは割と大きいです。上に乗っているSSPP-3Sと比べると、その大きさが分かるかと思います。
 大きいだけあって送気量は多く、カタログスペックを見ると、

SSPP-2S:最大吐出量3500mL/分
(SSPP-3S:最大吐出量2500mL/分)

となっていました。
 正直な話、私の使い方ではオーバースペックな上に大きさも相まって、あまり使う機会がありません。数個の栽培装置をエアレーションするには、中間グレードのSSPP-3Sが向いていると思います。

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 今回は購入したエアーポンプ「水心 SSPP-2S」の紹介を主にしました。今までは外部動力を必要としないパッシブ法で水耕栽培をしていましたが、ここ最近エアーポンプの必要性を感じています。今は冬なので栽培はお休み中ですが、春になったらエアレーションをして野菜を育てたいと思っています。
 もし水耕栽培に使うエアーポンプを探している方がいたら、水心シリーズはいかがでしょうか?高性能なのに作動音が小さく、そして価格も手頃です。エアレーションをして美味しい野菜を水耕栽培しましょう。

 


水作 水心 SSPP-3S
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今回紹介したのが、この商品です。最大吐出量2500mL/分なので、十分に液肥を撹拌することができます。万が一、送気機構が壊れてもパーツが別に売られており、ユニットごと簡単に交換できる親切設計です。
 水心シリーズには3つのグレードがあり、それぞれのスペックは、

SSPP-2S
・最大吐出量3500mL/分
・水深25cmでの吐出量3000mL/分
・吐出量調整機能 あり 

SSPP-3S
・最大吐出量2500mL/分
・水深25cmでの吐出量1500mL/分
・吐出量調整機能 あり

SSPP-7S
・最大吐出量2000mL/分
・水深25cmでの吐出量1000mL/分
・吐出量調整機能 なし

となっています。自分の育てている栽培装置の数や大きさによって選びましょう。また実際に使う際には、

送気チューブ
逆流防止バルブ
エアーストーン
チューブコネクター

が必要になるので、用意するのを忘れずに。