春色ソレイユ

ネズミが出たため野菜栽培は休止中。現在は観葉植物を育てています

調子の悪かったフィカス2品種を短く切って、さらに鉢下げして様子を見ます。棒状態ですが、ちゃんと回復するでしょうか?

  
 今、私は2種類のフィカスを育てています。葉が緑色の「アルテシマ」と、ピンク〜白色の斑が入る「ティケネ」です。昨年の夏は順調に育っていたのですが、冬になるとどちらの品種も葉が丸まってしまい、特にティケネは白斑部分が暗いピンク色になって戻りませんでした。春になれば回復するかな?と思っていましたが、4月になっても変わらないままです。待てども待てども、状況が好転する日は訪れませんでした。

 そこで今回はこれらのフィカスを一旦リセットするために、大幅な切り戻しをして、さらに鉢下げをしてみます。フィカスは挿し木でも増えるくらい丈夫なので、この程度では問題ないでしょう。葉を全て切り落とすことにより、次は綺麗な状態で生えてくるはずです。それでは回復していく姿を、この記事に記録していきましょう。

 

 

2025年4月18日 切り戻し&鉢下げ(0日目)

※作業写真ががないので文章のみでの説明となります。

 冬を越したティネケとアルテシマはどちらも50cmくらいの丈です。今回は状態のリセットをするために、まずは強剪定を行います。剪定ばさみを使って主幹をティケネは10cm、アルテシマは8cmとなるように切り詰めました。

 また双方とも5号鉢で育てていたので、全ての用土を落として、3号ポットに入るまで根を切りました。用土は自分でブレンドした無機用土(小粒軽石2:小粒赤玉土1:小粒鹿沼土1+少量のマグアンプK中粒)を使い、3号ポリポットに植え付けました。また1週間に1度ほどの間隔で、微粉ハイポネックスを1000倍に希釈した液肥を与えます。これらは室内の明るい窓辺に置いて回復するのを待ちます。

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2025年5月6日 芽が出てくる(18日目)


 こちらが現在の姿です。左側が「ティケネ」、右側が「アルテシマ」になります。これだけ切り詰めて大丈夫なのかと思いましたが、3週間が経過した今日、新しい芽を発見しました。


 どちらの株も上部の方に2〜3個の芽が見えています。すでに品種の特徴である葉の色が出ているのがわかりますね。成長を促進するために、これからは1週間に1回程度の間隔で、水やりの時に液肥(微粉ハイポネックス 1000倍希釈)を与えていきます。

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2025年5月17日 アルテシマの葉が展開(29日目)


 芽は順調に伸び、アルテシマの方は小さい葉が開きました。


 小葉ながらもアルテシマの特徴である濃い緑と薄い緑部分がはっきりと別れています。次の芽も見えているため、成長は順調です。


 ティネケはやや出遅れています。数日後には葉が見られるようになるでしょうか?

 

2025年5月23日 ティネケの葉が展開(35日目)



 前回から1週間が経過しました。アルテシマの育ちが非常に良くなっています。


 前回紹介した葉と比べて、最新の葉は何倍ものサイズになっています。


 そして、ようやくティネケも葉が開きました。新葉のためか、赤っぽい色となっています。

 今後の栽培計画ですが、これらのフィカスはリビングの棚に置きたいので、あまり大きくなってほしくないです。地上部のサイズは鉢の大きさと比例するため、鉢増しはせずに今の3号鉢サイズのまま育てて、成長を抑制したいと思います。「盆栽風フィカス」を目指して頑張ります。

 

2025年6月7日 順調に成長中(49日目)



 どちらの品種も順調に枝葉を伸ばしています。ティネケもかなり葉が大きくなりました。


 ティネケの葉には斑がしっかりと入り、緑色も濃い薄いの2色となっています。購入した当初の葉を思い出させる柄です。

 

2025年6月21日 アルテシマの成長が鈍化(63日目)



 前回の報告から2週間が経過しました。左側のティケネはかなり大きくなった事が分かります。それに比べると、右側のアルテシマは成長が鈍っている様に感じます。葉はこの2週間で1枚しか増えていません。やはり根の成長できる容積が少ないと、成長も早く止まってしまうのでしょうか? 


 葉のサイズとしては、手のひらくらいです。またティネケの方がやや小さ目です。葉がこれ以上の大きさになれるのか、次の報告で確かめてみたいと思います。

 

使用資材

■固形肥料

マグァンプK 中粒
部屋の中に置く観葉植物の場合、虫が湧かないように自分でブレンドした無機用土を使って育てています。この無機用土には栄養分がないため、元肥としてマグァンプKを入れています。匂いがないので室内栽培におすすめの肥料です。

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■液体肥料


微粉ハイポネックス
ハイポネックス微粉は植物が育つための成分が全て含まれており、様々な場面で使える液体肥料の素です。私の場合、野菜や観葉植物を育てる時にはこの肥料を使って成長をサポートしています。6種類のサイズが販売されていますが、趣味ならば120g・200g・500gが使いやすい量です。

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■オリジナル無機用土


用土は、小粒軽石:小粒赤玉土:小粒鹿沼土を2:1:1の割合で混ぜ、料理用のステンレスメッシュザル(網目:約1mm角)でふるって、微塵を取ったものを使っています。乾くと用土の色が変わるので、水やりのタイミングが分かりやすいです。また有機成分がないため、虫が湧きにくいのもメリットです。

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・赤玉土 小粒
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・鹿沼土 小粒
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