自家製ラー油を作るために「トウガラシ」を水耕栽培します。発芽するまでは電気毛布で保温です

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 私は辛い食べ物が苦手です。カレーは甘口寄りの中辛までが限界ですし、キムチの一片でご飯を数口を食べられるくらいです。そんな辛いものが苦手な自分でも、年に数回辛いものが食べたくなる時があります。特に餃子のタレにラー油を入れるのが好きです。これによって風味が変わり、より美味しくなるからからです。

 ラー油のレシピを調べると、使う材料は油と香味料、そして「唐辛子」です。調理は簡単で、これらを入れて加熱すれば完成だそうです。『市販品とは全く違う味』と評価しているレシピサイトもあり、ぜひとも作ってみたくなりました。

 このブロクではよくあることなのですが、何かの料理を作る際には、その材料を育てて手に入れます。今回は自家製ラー油を作るために、材料である唐辛子を水耕栽培して手に入れます。1株でどのくらいの量を収穫できるのか分かりませんが、とりあえず2株もあれば十分でしょう。すでに種は買ってあるので準備は完璧です。それでは栽培スタートです。

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ヌルヌル野菜の「ツルムラサキ」を水耕栽培。支柱なしの放任状態で育てる予定です

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 私だけかもしれませんが、夏は粘り気のあるものを食べたくなります。例えばオクラやモズク、メカブなどです。昨年の夏はモロヘイヤを育て、収穫した葉を刻んでヌルヌルにしてから食べました《参考記事:水耕栽培でモロヘイヤ。とろろごはん風に食べてみたいと思います》。とても美味しかったので今年の夏も昨年と同様に、ヌルヌル野菜を水耕栽培することに決めました。

 ホームセンターの種コーナーに行くと、ちょうど「ツルムラサキ」の種がありました。ツルムラサキはつる性の1年草で、茎や葉を食べるヌルヌル系の葉物野菜です。種蒔きは温度が十分に上がった6月上旬頃に行い、栽培1ヶ月ほどから収穫できます。

 つるが伸びるので支柱なしの栽培装置では難しいと思ったのですが、調べると放任栽培もできるとのことでした。そこで今回はこの方法で育ててみます。夏の最盛期にはきっと美味しいツルムラサキを食べられるはずです。それでは種蒔きを始めましょう。 

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「ルッコラ」のトレイ栽培を始めました。密植えなので早めの収穫を心掛けます

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 現在、プラグトレイを使って小カブを栽培しています(参考記事:カブのトレイ栽培に挑戦中。水耕栽培を応用して土の代わりにバーミキュライトを使ってみます)。この栽培方法はとあるウェブページに書いてあったのですが、カブの他にも水菜やリーフレタスなどの葉物野菜にも応用できるそうです。そこで今回は「ルッコラ」の栽培に挑戦してみようと思います。

 使うプラグトレイのセルサイズは3.5cm×3.5cmのため、かなりの密植えとなります。そこで株は大きくせずに、本葉が数枚になったら採る予定です。雰囲気としてはベビーリーフよりも大きい、言うなればチャイルドリーフでの収穫です。以前にルッコラを育てた時の経験から、おそらく発芽してから1ヶ月程度で収穫できるでしょう。それでは栽培のスタートです。

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サラダ菜を「日光+LEDライト」で室内水耕栽培をします。徒長せずに育つでしょうか? 

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 以前、LEDライトを使ってリーフレタスやチンゲンサイを室内栽培しました。その時に感じたのは、人工光のみで育てるのは簡単ではない、ことです。

 やはり屋外と比べると、圧倒的に光が弱いのです。そこでLED素子を増やしたり、栽培容器の見直しを行いました。しかし今度はLEDからの排熱や成長空間の減少と言った問題が発生してしまいました。これらを解決する方法を考えた結果、「日光+LEDライト」のハイブリット栽培に行き着きました。

 この方式は箱の中ではなく、室内の光が良く入る窓際で育てます。いくら明るい窓辺でも光は足りないと思うので、LEDライトを使って底上げします。今回の記事ではこのハイブリット栽培法を使って、サラダ菜がどのように育つのかを観察したいと思います。 

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カブのトレイ栽培に挑戦中。水耕栽培を応用して土の代わりにバーミキュライトを使ってみます

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 野菜のカタログを見てきた時、非常に気になる記事を見つけました。それは「カブのトレイ栽培」です。この栽培方法はプラグトレイ(セルトレイ)に土を入れて、それぞれのセルでカブを育てるものです。記事の写真ではかなりの密植え状態となっており、この環境でも太るのかと驚きました。

 ネットで詳しい育て方を調べると、初期は培養土自体の栄養分で大きくし、それが切れたら液肥を与えて収穫まで待つとのことでした。ふと思ったのが、この方法は水耕栽培と近いのではないでしょうか?培養土をバーミキュライトに置き換え、最初から液肥を与えれば同じように育ちそうです。

 家の物置きを見ると、数年前に使ったプラグトレイがたまたま取ってありました。そこで今回の記事では、水耕栽培を応用したカブのトレイ栽培にチャレンジしたいと思います。収穫は真夏になりますので、葉焼けに注意しつつ育てていきます。それでは始めましょう。 

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水耕栽培で「コールラビ」の栽培に再挑戦。今回は藻が増えないように遮光して育てます

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 2020年3月〜5月にかけて、キャベツの仲間であるコールラビを水耕栽培しました《参考記事:個性的な野菜「コールラビ」の水耕栽培に挑戦。どんな味なのかワクワクしながら育てています》。しかし、もうすぐで収穫という時に液肥から異臭がし、成長が止まってしまったのです。この異臭の原因としては「藻の腐敗」が考えられます。

 実は栽培の途中、液肥の温度上昇を抑えようとして装置の遮光を行いました。結果、液肥槽で増えていた藻に光が届かなくなり死滅。この藻が腐敗し、コールラビにダメージを与えたのではないでしょうか?ならば最初から遮光していれば、藻の問題は解決しそうです。

 コールラビは冬以外はいつでも種蒔きができる、栽培期間の幅が広い野菜です。そこですぐに2回目の栽培、つまり再チャレンジをすることに決めました。今回の栽培では藻を増やさないために、遮光仕様の栽培装置を使い育てていきます。それでは種蒔きを始めましょう。

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野菜のサイズ測定には「プラスチック製ノギス」がおすすめ。実や茎を傷付けにくいのがメリットです

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 家庭菜園をしていると実や茎のサイズを知りたい時があります。長さは定規で測れますが、太さはどうしましょうか?丸くなっているものは、円周を測定して計算すれば直径が出てきます。しかしこの方法はあまりにも面倒です。そこで先日、太さを簡単に測るための道具「プラスチック製ノギス」を買いました。今回はこの商品について紹介します。

 

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