自家製ラー油を作るために「トウガラシ」を水耕栽培します。発芽するまでは電気毛布で保温です

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 私は辛い食べ物が苦手です。カレーは甘口寄りの中辛までが限界ですし、キムチの一片でご飯を数口を食べられるくらいです。そんな辛いものが苦手な自分でも、年に数回辛いものが食べたくなる時があります。特に餃子のタレにラー油を入れるのが好きです。これによって風味が変わり、より美味しくなるからからです。

 ラー油のレシピを調べると、使う材料は油と香味料、そして「唐辛子」です。調理は簡単で、これらを入れて加熱すれば完成だそうです。『市販品とは全く違う味』と評価しているレシピサイトもあり、ぜひとも作ってみたくなりました。

 このブロクではよくあることなのですが、何かの料理を作る際には、その材料を育てて手に入れます。今回は自家製ラー油を作るために、材料である唐辛子を水耕栽培して手に入れます。1株でどのくらいの量を収穫できるのか分かりませんが、とりあえず2株もあれば十分でしょう。すでに種は買ってあるので準備は完璧です。それでは栽培スタートです。

 

 

 

 

トウガラシの種

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 種は扁平した円形で、クリーム色をしています。スーパーで売っている「鷹の爪」の中身と同じですね。また唐辛子の仲間であるピーマンとも同じ形をしています。

 

水耕栽培装置

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 栽培装置はこの記事《底面給水式の水耕栽培装置を改良。水面が低下しても液肥が供給されるようにしました》を参考にして組み立てました。

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。

 

2020年3月21日 種蒔き

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 培地に種を5〜6個置き、その上から5mmほどの覆土を行いました。
 唐辛子の育て方を調べると、発芽適温は25〜30℃とかなり高温です。今(3月中旬)の最高気温が15℃、最低気温が5℃ということを考えると気温が全く足りません。

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 そこで電気毛布を使って加温します。発泡スチロール箱に電気毛布を敷き、その上にプラカップを置きます。そして蓋をして電気毛布の電源を入れれば、自由自在に温度をコントロールできます。今回は発芽適温である28℃くらいになるように調整しています。この状態で部屋の片隅に置き、発芽するのを待ちます。

 

2020年3月25日 発根

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 2日前に発根が始まり、今は種の頭が地上へと見えてきました。現時点での温度を測定した結果、

発泡スチロール内:28℃
培地表面から数cm下(地温):27℃

となっていました。発芽の適温範囲に入っており、電気毛布が良い仕事をしてくれていますね。

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 あと数日で発芽しそうなので、屋外に出して光を当てます。その際、できるだけ気温を高くするために、日中はクリアボックスに入れて陽のあたる場所に置きます。夜は室内に取り込んで、発泡スチロール箱の中で加温します。

 

2020年3月28日 発芽(発芽から0日目)

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 温度管理が功を奏したのか、ほぼ全ての種が発芽しました。本日を「発芽0日目」として記録をしていきます。

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 葉は剣のように細く、今まで育てた野菜にはない姿です。夜の冷えが収まるまでは日中はクリアボックス内で、夜は加温した発泡スチロール内で育てていきます。

 

2020年4月3日 1回目の間引き(発芽から6日目)

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 昼はクリアボックス、夜は加温した発泡スチロール箱の中に置いた結果、予想よりも成長してくれました。双葉が大きくなっているので、このタイミングで1回目の間引きを行います。

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 成長の早い株を3つ残して、その他をハサミで切り取っていきます。

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 これで間引きの完了です。

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 近付いて観察すると、双葉の間から小さい本葉が出てきています。

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 またプラカップの底からは根が飛び出していました。ある程度育ってきたので、栽培装置にセットすることにします。

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 地上部が大きくなりそうなので距離を取るために対角線上に穴を開けて、プラカップを差し込みます。

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 そしてステンレス製の針金を使って支柱を立て、その上から不織布をかぶせて虫除けをしました。
 最近は夜の冷えも少なくなってきたので夜間の加温は止め、室内に取り込むだけにします。また支柱を立てたことでクリアボックスに入らなくなったので、昼は最も日光の当たる場所に置いて育てます。
 これから暖かくなってくるので、トウガラシの成長が早くなると思います。来週はどのような姿になっているのか楽しみですね。

 

2020年4月11日 あまり成長せず(発芽から14日目)

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 暖かくはなっていますが、まだトウガラシ的には寒いのでしょうか。思ったよりも成長していません。出てきた本葉は双葉とは異なり、黄緑色をしています。大きくなるにはまだ時間がかかりそうですね。

 

2020年4月19日 2回目の間引き(発芽から21日目)

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 やっと株同士の葉が触れ合ってきたので、本日2回目の間引きを行います。

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 1番成長の良い株を残して、間引きは終わりです。トウガラシの育て方を調べると、発芽してから苗くらいの大きさになるまでは時間がかかるそうです。成長するまで気長に待ちましょう。

 

2020年5月3日 カップから出る (発芽から35日目)

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 やっと朝の寒さもなくなり、トウガラシにとって成長しやすい季節となってきました。

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 前回の写真を見ると、本葉は2枚しか出ていません。それから2周間が経過すると、ここまで増えました。いかにもトウガラシやピーマンと言った姿ですね。

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 ここ数日は暑い日が多く、特に昨日は夏かと思う気温でした。この日差しが液肥槽に当たると水温が高くなりすぎるかもしれません。そこでアルミ蒸着保温シートを蓋の大きさに切って穴を開け、上手い具合となるように取り付けました。これで影ができるので、真夏でも液肥がお湯になることはないでしょう。

 

2020年5月9日 新葉の縮れ(発芽から41日目)

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 夏のような気温のおかけで、トウガラシは一回り以上大きくなりました。

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 順調に成長中と思いきや、新芽に縮れが出てきてしまいました。ウイルス病か、それとも急に強い日差しを浴びて焼けてしまったのか…どちらにせよ、少し様子をみます。

 

2020年5月16日 虫に食べられる(発芽から48日目)

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 気温が25℃を超える日が多いせいか、トウガラシの成長が早まっています。支柱まで届きそうな高さになっているので、もうそろそろネットを外す時期かもしれません。

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 摘心をしたわけではないですが、下の方から順番に脇芽が伸び始めました。

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 防虫ネットを掛けているにも関わらず、イモムシに食べられて葉が穴だらけです。おそらく成虫が隙間から入って卵を産んだのでしょう。3匹ほど見つけたので捕殺しておきました。

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 先端の葉の奇形ですが、今は治りつつあります。やったことと言えば液肥の全交換くらいです。何かの栄養素が足りなかった、または液肥が濃くなっていたのかもしれません。とりあえずは安心です。

 


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加温道具は園芸用ヒーターを使っても良いですが、値段が高いことがネックです。その時には電気毛布を代用しましょう。曲げたり丸めたりできるので、園芸用品よりも自由度が高いです。もちろん水が掛かるとダメなので、その点には注意が必要です。

 


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