サラダ菜を「日光+LEDライト」で室内水耕栽培をします。徒長せずに育つでしょうか? 

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 以前、LEDライトを使ってリーフレタスやチンゲンサイを室内栽培しました。その時に感じたのは、人工光のみで育てるのは簡単ではない、ことです。

 やはり屋外と比べると、圧倒的に光が弱いのです。そこでLED素子を増やしたり、栽培容器の見直しを行いました。しかし今度はLEDからの排熱や成長空間の減少と言った問題が発生してしまいました。これらを解決する方法を考えた結果、「日光+LEDライト」のハイブリット栽培に行き着きました。

 この方式は箱の中ではなく、室内の光が良く入る窓際で育てます。いくら明るい窓辺でも光は足りないと思うので、LEDライトを使って底上げします。今回の記事ではこのハイブリット栽培法を使って、サラダ菜がどのように育つのかを観察したいと思います。 

 

 

 

 

サラダ菜の種

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 サラダ菜の品種は「ウエアーヘッド」になります。サラダ菜は半日陰でも育つので、今回の試験にはピッタリの野菜として選びました。

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。

 

2020年7月12日 低温処理

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 レタス類の種は発芽気温が25℃を超えると、芽が出にくくなります。そこで水道水で湿潤させたティッシュペーパーに種を置いて冷蔵庫に入れ、低温に当てることにしました。数日後には根が出てくると思うので、これを培地に蒔きます。

 

2020年7月16日 種蒔き

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 種を冷蔵庫に入れてから4日が経過しましたが、発根はしませんでした。たぶん生きているとは思うので、とりあえずこれらの種を培地に蒔きます。
 今回用意したのは奥行き3.5cm×幅3.5cm×高さ4cmの底に穴の空いたプラスチック製容器です。ここにバーミキュライトを入れて液肥で湿潤し、種を蒔きます。覆土は2mmほどとしました。

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 実はこの容器、72穴のプラグトレーのセルを切り取ったものです。育苗するにはちょうど良いサイズなので使いました。

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 容器はすぼんだ形をしているので、少々座りが悪いです。そこで手元にあった製氷トレイに挿して転倒防止を講じました。製氷トレイには適当量の液肥を入れて、培地の乾燥防止をしています。

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 このトレイは南向きの窓の枠に置いて、発芽するのを待ちます。

 

2020年7月19日 発芽(発芽から0日目)

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 双葉が無事開きました。本日を「発芽から0日目」として記録をしていきます。窓際でも十分な日当たりだったのか、徒長している株はなかったです。それではLEDライトを当てていきましょう。

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 使うライトは植物生育用のもので、青色LEDと赤色LEDが配置されています。このライトを写真のように組み立て、直下にサラダ菜を置きます。LED光は12時間毎にON-OFFを繰り返します。なおONの時間は5:00〜17:00です。まずはこの状態で本葉が出てくるのを待ちましょう。

 

2020年7月26日 間引き&定植(発芽から7日目)

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 窓際+人工光でも育っており、今は本葉が1〜2枚出てきている状態です。

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 ただし中には茎が細いせいで重さに耐えられず、傾いてしまったものもあります。良いタイミングですので、本日間引きをして栽培装置に定植をしましょう。

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 倒れている株などを取り除き、1番元気の良いものを残しました。

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 これらの苗を栽培装置のカップの中に入れます。なお、装置はこの記事《水切りカゴで水耕栽培装置の作成。材料は全て100均で用意し、300円台でできました》を参考にして組み立てました。
 このトレイは窓際に置き、同じようにLEDライトを当てていきます。根が張るまでは倒れやすいので、慎重に取り扱います。

2020年8月3日 カップから出る(発芽から15日目)

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 1週間で葉がカップの外に出るくらいまで成長しました。

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 光不足による徒長は今のところ見られません。
 今後気になるのは暑さによるトウ立ちです。レタス系は高温になると花芽を付けるそうです。装置を置いている部屋は炎天下ですと、35℃くらいになります。レタスだけのためにエアコンを入れるわけにもいかないのて、どうにか頑張ってほしいものです。

 


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