『空芯菜(エンツァイ)』の水耕栽培に再チャレンジ!今度は数回の収穫ができるように頑張ります

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 昨年、空芯菜の水耕栽培に挑戦しました 《参考記事:『空芯菜(エンツァイ)』を水耕栽培しましょう。真夏に採れる葉物野菜として活躍する予定です》。しかし病気と思われる斑点が葉に出てしまい、結局1回の収穫で終わりとなってしまいました。このままでは悔しいので、今年も空芯菜の栽培にチャレンジしたいと思います。

 前回使った栽培装置は、水道管の継ぎ手を利用したものです。発芽するまでは良かったのですが、空芯菜の双葉は予想以上に大きく、この継ぎ手では狭すぎました。そこで今回はプラスチック製のカップを使った栽培装置を使って育てます。

 気になるのは、葉に不定形の茶色い斑点が出る病気です。空芯菜がかかる病気を調べてもこの様な症状はあまり見つからず、むしろ病気に強いとの記載が多かったです。今回の栽培では再び同じ症状が出ないことを祈っています。それでは空芯菜の栽培スタートです。

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ベランダで「ズッキーニ」の水耕栽培に挑戦。5Lのバケツを使った栽培装置で育てています

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 昨年、我が家ではネズミが闊歩していました。天井裏を駆け回るだけではなくベランダにも出没し、私が育てていた枝豆などを食い荒らしていたのです。対策として色々なところに罠や毒エサを設置した結果、足音は全くしなくなりました。幸いにも駆除に成功したようです。これで再びベランダ栽培ができるでしょう。

 久しぶりにベランダで水耕栽培をする野菜は「ズッキーニ」です。ズッキーニはキュウリっぽい見た目をしていますが、カボチャの一種です。以前この野菜の天ぷらを食べたことがあり、非常に美味しかった記憶があります。ぜひ家でも食べたいと思い、今回育てることにしました。

 ズッキーニの育て方を調べると、株がひと抱えほどの大きさになるそうです。ですのでいつも使っているプラスチック製カップを利用した栽培装置では、サイズ的に育てられません。そこで今回は穴を開けたバケツをプラカップの代わりとして使い、液肥槽には適当な容器を準備して栽培装置とします。

 念のため、ネズミが再出没しても分かるように、ベランダに好物であるジャガイモを置いておきまます。もしかじった跡が付いていたら、罠などを仕掛けて退治します。それではベランダでズッキーニの栽培を始めましょう。

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収穫した空芯菜の挿し木に挑戦。発根したらポットに植え替えて苗にしましょう

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 現在、空芯菜を水耕栽培しています。先日2回目の収穫を行い、思ったよりも多い量が採れました。その時に気付いたのが、茎の節から根のような、長さ数mmの白い突起があったのです。もしかしてこの部分を水に入れておけば、伸びるのではないでしょうか?そこで突起のある茎は調理せずに、別に分けておくことにしました。

 今回の記事では、この空芯菜の茎を使って発根実験をしたいと思います。無事に伸びたらポットに植え替えて育苗する予定です。それでは始めましょう。

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「紫チンゲンサイ」を遮光仕様の水耕栽培装置で育てています。液温と藻の状態を確かめましょう

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 先日、液肥の温度上昇と藻の増殖防止のために、遮光仕様の水耕栽培装置を作製しました《参考記事:「黒色ビニール袋」を使って水耕栽培装置を遮光仕様に改造。液温上昇と藻の増殖を防ぎます》。そこで本当に意図した効果があるのか、この装置を使って実際に野菜を栽培してみようと思います。

 引き出しにある種袋を見ると、昨年育てた「紫チンゲンサイ」の種がありました。この野菜は上手く育たず、中途半端なサイズで収穫となったものです。今回の試験栽培ではリベンジも兼ねて、この紫チンゲンサイを栽培します。

 栽培期間を1.5ヶ月と仮定すると、8月上旬に収穫です。ちょうど真夏になっている頃なので、晴れた暑い日を狙って液肥温度を測定します。また藻の増殖については、定期的に液肥槽を見て確認すれば良いでしょう。それでは試験栽培のスタートです。

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「山東菜」を水耕栽培しています。成長が早いらしいので40日ほどで収穫したいです

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 今年の水耕栽培の目標は、種蒔き時期を上手く調整して多くの野菜を育てることです。今の時期ですと葉物野菜の種蒔き時期なので、その中から面白そうな品種を探すことにしました。そして見つけたのが「山東菜(別名:みやこべか菜)」です。 

 山東菜とは聞き慣れない野菜ですが、非結球の白菜で、サラダや漬物、おひたしにして食べます。収穫は本葉が5枚くらいになったらでき、成長が早いのが特徴です。関東では「べか菜」とも呼ばれており、種袋に書いてある名前『みやこべか菜』もここから来ているようです。

 成長が早いとのことですから、発芽してから40日くらいで収穫できるのでしょうか?今の季節は葉物野菜の栽培に適していますが、害虫の被害も多いです。特にアオムシが最大の敵なので、できるだけ食害されないように育てていこうと思います。それでは栽培を始めましょう。

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個性的な野菜「コールラビ」の水耕栽培に挑戦。どんな味なのかワクワクしながら育てています

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 「コールラビ」と呼ばれる野菜をご存知でしょうか?私は昨年の暮れに初めて知りました。この野菜は病気になったカブっぽい雰囲気をしており、一度見たら忘れられないくらい変な形をしています。調べるとキャベツやブロッコリー、ケールと同じ仲間で、奇形などではなく『茎』が太くなるように改良された品種です。

 私が行っている水耕栽培では、野菜をプラスチック製カップの中で育てます。そのため、このカップよりも太くなる野菜は育てるのが難しいです。コールラビも茎が太くなる野菜ですが、直径5cmくらいの比較的小さい時に収穫するそうです。この大きさならば私の栽培装置でも十分に栽培できるでしょう。

 そしてやってきた2020年の春。コールラビの栽培シーズンです。ホームセンターで種を見つけ、手に取ろうとした瞬間固まりました。なんと1袋450円もするではありませんか!種が100個くらい入っていることを考えても、かなり高価な部類です。買うかどうか10分ほど悩み、清水寺の舞台から飛び降りる…ほどではないですが、それに近い気持ちでレジに持っていきました。

  今回の記事では、栽培歴の中で一番高価な種であろうコールラビの水耕栽培にチャレンジします。近くのスーパーでは見たこともないし、ましてや食べたこともない野菜です。果たしてどんな味・食感なのか非常に楽しみです。それでは栽培装置を準備して、種を蒔きましょう。 

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芽が出たニンニクを春に植え付けて育てます。収穫できる大きさに成長するでしょうか?

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 一昨年の秋~昨年の春にかけて、プランターでニンニクを育てました(参考記事:ニンニクを半水耕栽培で育ててみます。土耕栽培よりも大きいものを収穫したいです)。収穫したニンニクは車庫の梁に吊るして保存し、料理の香り付けなどに使っていました。しかし我が家ではニンニクを使う料理があまり出てきません。そのため小さいサイズは使われずに、9ヶ月ほど吊るしっぱなしとなっていました。

 時はたち本日。餃子を作ろうと思いニンニクを取りに行ったところ、緑色の芽が出てしまっていたのです。ニンニクは夏や冬のような気候が厳しい時には休眠していて、春や秋になると活動を再開します。最近は暖かい日が続いたので、冬の眠りから覚めて成長を始めたのでしょう。もちろん芽が出た状態でも使うことはできますが、餃子に入れるには多すぎる量です。かと言って捨てるにももったいないです。そこで思いついたのが「庭に植えて育てる」です。

 本来ニンニクは秋に植え付けて、翌年の梅雨前の収穫となります。それを今(春)から育てるとどうなるのでしょうか?収穫が梅雨明けにずれるのか、はたまた球根が大きくならないのか…興味は尽きません。ただ今回使う鱗片は小さなものが多いので、もし上手く収穫できたとしても小型のニンニクとなるでしょう。それでは芽が出てしまったニンニクを庭に植えていきます。 

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