2020年2月、食用のアイスプラントを水に挿したところ見事に発根しました(参考記事:スーパーで買ってきたアイスプラントを挿し木にします。もし発根するならば手軽に株を増やせますね)。発根率は100%と非常に良かったのですが、根が出るまでの日数が12〜25日と、大きなばらつきがありました。
この時の栽培条件を調べると、挿し穂を水に浸し、明るい窓辺に置いて発根を促していました。天候によって暖かい日もあれば寒い日もあるので、どうしても水温や気温の変化が大きくなってしまいます。おそらく発根に時間がかかったのは、気温が安定していなかったためだと考えられます。またこの時に用意できた挿し穂は3本と少なかったので、高い発根率は偶然の賜物だったのかもしれません。
そこで今回の記事では、より安定した環境でアイスプラントの挿し木に挑戦してみます。具体的には挿し穂をバーミキュライトに挿し、光源付きの自作育苗器の中で栽培します。この環境下で発根するまでの日数や発芽率を記録し、今後のアイスプラント栽培の参考にしたいと思います。それでは早速、挿し穂の用意をしましょう。
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