奇跡のバターチキンカレー。スパイシーで甘めのルーがご飯と良く合います

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 今はなくなってしまいましたが、昔はセブンイレブンのお弁当コーナーに「バターチキンカレー」が置いてありました。初めてこのカレーを食べた時はまろやかなコクに驚き、何回もリピートしていました。しかし500円という低価格のせいか、ご飯やルーの量が抑えられており、お腹一杯になるためには少し物足りなかったです。そこで手作りで、この味を再現することにしました。

 ネットでバターチキンカレーの作り方を調べ、何度か試作をしてみました。しかしどれも満足なできにはならず、特にまろやかさが全然足りませんでした。そこでものは試しと、水の代わりに牛乳を入れてみたのです。その結果、以前とは比べ物にならない程のまろやかさが出てきました。あとは味の微調整をして私流の「バターチキンカレー」が完成しました。今回の記事ではこのレシピについて紹介をします。

 

 

 

材料(3~4人分)
  • カレー粉 20g(10g+10gに分ける)
  • カットトマト 1缶(400g)
  • 生クリーム 100mL
  • 鶏もも肉 1枚(約300g)
  • プレーンヨーグルト 100g
  • バター 30g
  • 牛乳 150mL
  • すりおろしたニンニク 一片分
  • すりおろしたショウガ ニンニクと同量
  • 塩 小さじ1
  • 砂糖 小さじ4

 

準備
  • 鶏もも肉は皮と脂身を取り除き、二口サイズに切る
  • プレーンヨーグルトとカレー粉10gを混ぜ、上記の鶏もも肉を一晩漬け込む

 

作り方
  1. バターでカレー粉10gとニンニク、ショウガを炒める
  2. トマト缶をいれて、5分程度煮る
  3. カレー粉ヨーグルトに漬けた鶏もも肉を漬けダレごと入れる
  4. 5分程度煮る
  5. 生クリームと牛乳を入れる
  6. 塩と砂糖を入れる
  7. とろみが出るまで煮る
  8. 塩で味を調整する
  9. 完成

 

実際の作業とコツ

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 今回使用したカレー粉は、スーパーで売っていた極一般的なものを使用しました。他メーカーのカレー粉を使うと微妙に味が変わるので、好みの味を見付けるのも面白いですね。

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 鶏もも肉は加熱すると一回り縮むので、ひと口サイズよりも大きめに切ると食べごたえのある塊になります。肉をカレー粉ヨーグルトに漬け込む場合には、しっかりとラップをしてから冷蔵庫の中に入れましょう。そうしないと冷蔵庫がカレー臭くなってしまいます。

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 カレー粉とニンニク、ショウガをバターで炒めます。最初はこの様な感じですが、

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加熱をすると、むせるようなすごいスパイス臭がしてきます。もちろん換気扇は最強にして、部屋の中にこもらないようにします。小さな泡が出てきたらトマト缶を入れて、数分間煮ます。

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 次にヨーグルトに漬けていた肉を、漬けダレごと投入します。ここの加熱時間も肉に火が通るくらいでOKです。

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 肉に火が通ったら、牛乳と生クリーム、塩、砂糖を入れます。牛乳を入れることでスパイスの香りや味がまろやかになります。

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 あとはとろみが出てくるまで煮詰めれば完成です。甘めのルーがご飯ととても合い、お腹一杯になるまで食べられます。できあがってすぐはトマトの雑味やスパイスの刺々しさがあるので、一晩置いた方が味がまとまり美味しくなります。

 このカレーは作りやすさと味が断トツで良く、私のお気に入り料理のトップ3です。ジャガイモやニンジンが入った具だくさんなカレーも良いですが、簡単にできるバターチキンカレーも作ってみてはどうでしょうか。かなりおすすめのレシピです。