酸味が爽やかなベイクドチーズケーキ。焼き加減が少し難しいかもしれません

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 お菓子の中で私はチーズケーキが好きです。ショートケーキのように甘過ぎず、口当たりの良い滑らかな食感が気に入っています。

 チーズケーキの種類にはレア・スフレ・ベイクドタイプがあります。レアはゼラチンで固めたもので、スフレは泡立てた卵白とチーズを混ぜて焼いたものです。最後のベイクドタイプはそれぞれの材料を混ぜて焼くので水分が飛び、濃厚な味になるのが特徴です。

 前回はゼラチンを使って固めるレアチーズケーキを作りました。これはこれで美味しいのですが、もっと生地の詰まった重めのチーズケーキも食べたくなります。そこで今回はベイクドチーズケーキを作ってみました。

 

 

 

材料(直径15cmの底取式ケーキ型1個分)
クリームチーズ200g
グラニュー糖75g
卵黄1個分(20g)
溶いた全卵1個分(50g)
生クリーム 50g
プレーンヨーグルト50g
レモン汁15g
ふるった薄力粉10g
砕いたビスケット(森永製菓マリー)50g
溶かしバター25g

 

準備
・砕いたビスケットと溶かしバターを混ぜ合わせて、型の底に敷き詰める。
 詳細はこの記事を参照

haruirosoleil.hatenablog.com

 

作り方
1.クリームチーズとグラニュー糖を混ぜる
2.卵黄を入れて混ぜる
3.溶いた全卵を入れて混ぜる
4.生クリーム、プレーンヨーグルト、レモン汁を入れて混ぜる
5.ふるった薄力粉を入れて混ぜる
6.型に流し込む
7.170℃で40分程度焼く
8.完成
 

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 全ての材料を混ぜると、この様にトロミが付いた状態になります。この生地を型に流し込みオーブンで焼きます。型には取り外しがしやすいように、側面や底にクッキングシートを敷いても良いです。 

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 オーブンで焼いていると、中まで火が通るより先に上面が焦げてしまうことあります。そんな時にはアルミホイルを被せると、それ以上焼き色が付かなくなります。ちなみに生地とアルミホイルが触れ合ってしまうと、その部分が剥がれてしまいます。これを防止するには、クッキングシートを被せた上にアルミホイルを乗せると、上面がきれいなまま焼き上げることができます。 

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 焼きあがったチーズケーキです。アルミホイルと表面が触れてしまったせいで、右下の部分が剥がれてしまいました。焼き色は良かっただけに、少し残念です。  

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 ベイクドチーズケーキをきれいに切り分けるコツは、包丁で切るごとに「刃に付いた生地を拭き取ること」と「包丁を熱湯で温めること」です。そうすれば断面図が美しいチーズケーキになります。

 切り分けたチーズケーキを食べてみると、口の中でレモンとヨーグルトの酸味が爽やかに広がります。また材料にクリームチーズ・卵・生クリームを使い焼き上げましたので、かなり濃厚な味になっていました。ベイクドチーズケーキは重い味ですので、私の中では冬に食べるイメージがあります。しかし今回作ったものはさっぱりとした酸味のおかげで、夏に食べても生地の重さを感じにくくなっています。

 材料に特別なものは使っていませんので、これらをよく混ぜて焼くだけで完成です。焼く時のコツは、好みの焼き色になったらアルミホイルを掛けることです。これをしないと中に火が通る前に焦げてしまします。簡単にできますから一度作ってみてはどうでしょうか。