混ぜ物がないシンプルなスコーン。サクッとしていて美味しいです

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 スコーンとはイギリスが発祥のパンです。このパンは酵母菌の発酵ではなくベーキングパウダーで膨らませるので、短時間で作れるのが特徴です。

 この前は砕いた板チョコを混ぜた「チョコスコーン」を作りました。そこで今回は何も混ぜ物がないシンプルなスコーン作りに挑戦してみました。

 

 

 

材料(直径5cmの抜き型で5個分)
バター20g
薄力粉125g
ベーキングパウダー4g
グラニュー糖25g
溶いた全卵35g

 

作り方
1.薄力粉、ベーキングパウダー、グラニュー糖を混ぜる
2.バターを入れて、サラサラになるまで指先でこすり合わせる
3.溶いた全卵を入れて、ひと塊になるまで混ぜる
4.1時間程度、冷蔵庫に置く
5.厚さ約2.5cmに伸ばす
6.型で抜く
7.180℃で20分程度焼く
8.完成

 

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 粉とバターはサラサラになるまで指先でこすり合わせます。目安はバターの粒がなくなるまでです。

 

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 冷蔵庫で休ませた生地を伸ばし、抜き型を使って成形します。抜き型がない場合は、包丁で適当な大きさに切り分けても良いでしょう。このレシピの分量で直径5cmのスコーンが5個作れました。このうち2つは何もせずに、ほかの3つには上面にグラニュー糖をまぶしてみました。上の写真がそのまま、下がグラニュー糖をまぶしたものです。

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 焼くと高さが1.5倍、横へは1.2倍くらい膨らみました。その影響で全体的に丸っこくなっています。今回「なみなみ」のある抜き型を使ったのですが、焼いてみたらあまりその跡が残らず残念でした。

 焼き立てを食べてみると外側はクッキーのようにカリッと、中はふんわりとしていました。そのまま食べるには甘さが丁度良いです。しかしジャムを付けて食べるには少し甘すぎるので、その場合にはグラニュー糖の量を少なくして作った方が良いでしょう。

 上面にグラニュー糖をまぶしたもの味は、まぶしてないものと変わりありませんでした。違いと言えば、少し焼き色が付きにくいかな?くらいです。個人的にはまぶした方が側面との状態の違いが分かりやすく、目で見て楽しめるので好きです。

 粉とバターをさらさらの状態にするのに少し時間がかかりますが、それを含めても2時間くらいで完成します。また使う材料も少ないので、思い立ったらすぐに作れます。焼き立てのスコーンは周りがサクサクしていて非常に美味しいので、ぜひ一度チャレンジしてほしいと思います。