春色ソレイユ

水耕栽培や料理、買って良かったものを公開

真冬に「ホウレンソウ」を水耕栽培。数少ない冬蒔きができる野菜です

f:id:haruirosoleil:20181215192551j:plain
 家庭菜園では春と秋が忙しいです。それはこの期間、種蒔きや収穫できる野菜が多いからです。その一方で、冬の作業はあまりありません。多くの種は温かい季節が蒔き時です。そら豆のようにいくつかの野菜は初冬に蒔きますが、収穫が半年後と時間がかかってしまいます。

 栽培期間が数ヶ月になると、いつまでもベランダを占領してしまい、他の野菜を育てられなくなってしまいます。そこで冬に種を蒔くことができて、2ヶ月くらいで収穫できそうな野菜を探してみました。そして見つけたのが「ホウレンソウ」です。

 ホウレンソウは寒さに強く、氷点下の気温でも耐えることができます。暖地では厳寒期を除けば冬でも種を蒔くことができるそうです。私の住んでいる場所は中間地ですが、発芽させられれば上手く育てられそうな気がします。それでは冬でも水耕栽培でホウレンソウが育てられるのか確かめてみましょう。

 

 

 

 

ホウレンソウの種

f:id:haruirosoleil:20181215190546j:plain
 種の大きさは5~10mmです。種袋には「この種にはトゲがあるので注意」と書かれているように、硬く鋭い突起があります。まるで忍者が使うマキビシのようです。
 ちなみに種は100円ショップで買ったのですが、それでも使い切れない程の量が入っていました。もしホームセンターなどで購入したら、それこそ一生分の種が手に入ってしまうことでしょう。

 

水耕栽培装置&液体肥料

f:id:haruirosoleil:20180728185730j:plain
 今回使用する水耕栽培装置はこの記事《底面給水式の水耕栽培装置の作り方。5L容器で野菜を3つ育てられるようにしました》のものを改造して、6個育てられるようにしました。また液体肥料は、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈して使用します。

 

2018年12月1日 種蒔き 

f:id:haruirosoleil:20181215190555j:plain
 今は12月初旬で、一日の最高気温が15℃くらいしかありません。ちゃんと発芽するのか不安だったので、まずは水道水で濡らしたティッシュペーパーに種を蒔いてみます。これを部屋の隅に置き、発根したものを水耕栽培装置に移動していきたいと思います。

 

2018年12月4日 発根

f:id:haruirosoleil:20181215191539j:plain
 いくつかの種から根が出てきました。この他にも種が割れていて、明日には白い根が出てきそうなものもあります。

f:id:haruirosoleil:20181215191558j:plain
 これらを培地であるバーミキュライトの上に移動させました。しかしまだ外には出さず、葉が見えてくるまで室内で管理をします。

 

2018年12月9日 もうすぐで発芽

f:id:haruirosoleil:20181215191610j:plain
 寒さのせいか、芽の出るタイミングが一緒になりにくいようです。成長の度合いに差はあれど、蒔いた種からは茎や双葉が出てきつつあります。

f:id:haruirosoleil:20181215191613j:plain
 一番育ちの良い種はもう葉が開きそうになっています。他のカップの成長も見ると、数日中には全ての種の双葉が開くでしょう。
 このまま室内に置いておくと日光不足で徒長してしまいそうです。そこで日中は屋外に出して日を当てて、夜になったら寒さ対策として室内に入れておきます。

 

2018年12月12日 発芽(発芽から0日目)

f:id:haruirosoleil:20181215191640j:plain
 すべてのカップの双葉が開きましたので、本日を「発芽0日目」とします。

f:id:haruirosoleil:20181215191645j:plain
 こうして見ると、葉がピョンピョンと動き出しそうな可愛らしさがあります。

f:id:haruirosoleil:20181215191719j:plain
 種の中には殻から葉が出れずに、ハート型になっているものもありました。しかし下手に手で取ると葉が切れたり、株が引っこ抜ける危険がありますので、このまま自然に取れるのを待とうと思います。 
 すべてのカップで発芽したので、今日からは夜も屋外に出しておきます。まだ幼苗ですので、夜の10℃を下回る気温に耐えられるか心配です。

 

2018年12月15日 本葉が見える(発芽から3日目)

f:id:haruirosoleil:20181215192156j:plain
 発芽から3日目が経過しました。最近は特に寒い日が多く、日中でも1桁台の気温の日がありました。それでもホウレンソウは弱ることなく元気に育っています。

f:id:haruirosoleil:20181215192158j:plain
 成長の早い株では、双葉の間から本葉が見えています。双葉の縁にはホウレンソウ特有のギザギザはなかったですが、この本葉にはあるのでしょうか?大きくなるのが楽しみですね。

f:id:haruirosoleil:20181215192201j:plain
 ちなみにカップの底からは根が出てきました。分岐などはなく、真っ直ぐな1本の根です。今までの経験上、根の量が多ければ地上部が大きくなる傾向があります。これから寒さがさらに厳しくなりますが、元気に育ってほしいものです。

 

2018年12月23日 本葉が成長(発芽から11日目)

f:id:haruirosoleil:20181224205234j:plain
 今週は暖かい日が多く、太陽が出ている時間だと薄着でも大丈夫な気温でした。さて、ホウレンソウはどうなっているでしょうか?

f:id:haruirosoleil:20181225195851j:plain
 先週は双葉が少しだけ見えていましたが、それがだんだんと大きくなってきています。葉の形は楕円形で、まだキザギザはありません。
 今、天気予報を確認したところ、今週末に最低気温が-5℃となる日があるとのことです。さすがにこの気温は耐えられそうもないので、夜の間は室内に入れておこうと思います。

 

2018年12月31日 室内に入れ忘れる(発芽から19日目)

f:id:haruirosoleil:20190106171257j:plain
 前回、きびしい寒さが来るから夜の間は室内に入れようと書きました。しかしそのことをすっかり忘れており、そのまま外に出しっぱなしになってしまいました。

f:id:haruirosoleil:20190106171259j:plain
 幸いなことに、この寒さの中でもホウレンソウにダメージはなく、至って普通の状態です。マイナス数度程度ならば簡単に耐えられそうな感じですね。
 本葉が育ってきており、他の株と触れ合うくらいになってきました。来週になったら間引きをしようかなと思います。

 

2019年1月6日 間引き(発芽から25日目)

f:id:haruirosoleil:20190106171303j:plain
 この寒さの中でもホウレンソウはちゃんと育ってくれています。冬は成長がゆっくりになりますが、そのかわりに青虫やアブラムシが付かないので楽ちんです。

f:id:haruirosoleil:20190106171306j:plain
 葉が大きくなり、カップの中がかなり狭くなってきています。では間引きをしていきましょう。

f:id:haruirosoleil:20190106171309j:plain
 間引きでは一番大きく育っている株を残し、それ以外をハサミで切って取り除きます。指で引っこ抜く方法もありますが、隣の株も一緒に抜ける危険があるので、ハサミを使う方法がおすすめです。

f:id:haruirosoleil:20190106171312j:plain
 これで間引きは完了です。空間と栄養が1つの株に集中するので、より大きく成長することでしょう。

f:id:haruirosoleil:20190106171314j:plain
 少し分かりづらいですが、根はかなり伸びています。長さは地上部の5倍くらいでしょうか。真っ白な綺麗な根ですね。

 

2019年1月20日 かなり成長(発芽から39日目)

f:id:haruirosoleil:20190121205011j:plain
 前回から2週間が経過しました。例年通り寒い冬ですが、晴れている昼のベランダは温かいです。そのおかげかホウレンソウは成長し、今では本葉の数がかなり増えてきました。

f:id:haruirosoleil:20190121205014j:plain
 中心部を見ると、小さい範囲にギュッと生えていることが分かります。葉はあまり大きくないですが、それでもカップからはみ出るくらいには成長しています。

f:id:haruirosoleil:20190121205018j:plain
 根はさらに伸びて、こんな感じになっています。写真では見切れていますが、その下にあと20cmはあります。根は成長しても肝心の地上部はあまり大きくはありません。収穫にはまだまだ時間がかかりそうですね。