先日、トウモロコシのもやしを作ろうと思い、ポップコーン用の種を育ててみました。しかし栽培中にカビが生えてしまい、種蒔き3日目にして失敗となりました。
《参考記事》
【発芽失敗】100円のポップコーンでもやし作り。しかしカビが生えてしまいました…
カビが繁殖してしまった原因は、
・発芽を促すために27℃まで加温したこと
・種の洗浄がやりにくい栽培方法だったこと
が挙げられます。この高温多湿の中に微生物がいたら、すぐに増えてしまうのは納得です。
そこで今回の栽培ではヒーターで加温をせずに、1日2回水道水で種を洗うことにしました。洗うことで、種の表面にいる微生物が流れ落ちてくれることを期待しています。それでは2回目のトウモロコシもやし栽培を始めましょう。
- 2019年3月5日 種蒔き(種蒔きから0日目)
- 2019年3月9日 発根しそう(種蒔きから4日目)
- 2019年3月10日 発根(種蒔きから5日目)
- 2019年3月11日 カビが生え失敗(種蒔きから6日目)
- まとめ
2019年3月5日 種蒔き(種蒔きから0日目)
上手に育てられるのか不安でしたので、蒔く種の量は容器の半分弱としました。
1回目の時は種をキッチンペーパーの上に置いて育てました。しかし今回は水洗いをやりやすくするために、カゴに直接置きます。
この種を30分ほど水道水に漬けて、吸水させました。今後は1日2回、朝と晩に水道水でゆすり洗いをします。また前回と同様、洋服を上から掛けて暗所とし、この状態で育てていきます。
2019年3月9日 発根しそう(種蒔きから4日目)
種蒔きから4日目で根が見えてきました。今の室内温度は15℃前後です。トウモロコシの発芽適温からは外れていますが、時間をかければ根が出るようです。
肝心のカビはまだ生えていません。やはり水洗いが効いているのでしょうか。
2019年3月10日 発根(種蒔きから5日目)
本日、トウモロコシの種が発根しました。長さに差はありますが、全体の半分くらいから白い根が伸びてきています。もう数日たてば芽が出てくるでしょう。
今のところ順調そうに育っていますが、1つ気になることがあります。なぜか赤く変色した種が数個あるのです。もしかしてこれは…
2019年3月11日 カビが生え失敗(種蒔きから6日目)
根はさらに伸びており、中には写真のように芽が出てきている種もあります。しかし目を凝らすと、やはりカビが生えてしまっています。
前回と同じく、種の尖った方から黄緑色の胞子が伸びています。
昨日発見した赤い種は、全体が綿をまとったようになってしまいました。残念ながら、ここで栽培は中止です。今回も栽培は上手くできませんでした。
まとめ
今回の栽培もカビにより失敗をしてしまいました。水洗いをしっかりとしたつもりでしたが、種に付着している菌は取り切れなかったようです。
ウェブで調べると、ポップコーン用の種を使ったもやし栽培に成功している例があります。ですので育てられると思うのですが、どうも私の環境では難しいようです。
これまで2回行ったトウモロコシのもやし作りでは、どちらも失敗してしまいました。そこで次の栽培では、種に付着しているカビを退治してから蒔こうと思います。