春色ソレイユ

水耕栽培や料理、買って良かったものを公開

水道管の継ぎ手を利用した水耕栽培装置。これで培地のコストが少なくなるはずです

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 私は昨年、数種類の野菜を育てました。その時使った水耕栽培装置は、バーミキュライトをプラスチック製のカップに150mLほど入れ、5L容器にセットしたものです。

 野菜を収穫した後は、このバーミキュライトを捨てています。根がびっしりと生えているので、これを取り除いて再利用するよりも、新しい培地にした方が簡単だからです。しかし捨てる度に「もったいないな」と思っていました。

 先日、何気なくYouTubeを見ていたところ、水道管の『継ぎ手』を利用した栽培装置を作っている動画を発見しました。この継ぎ手はプラカップと比べるとかなり細いですが、野菜を育てるには十分な内径がありそうです。内径が小さければその分、使う培地の量も少ないて済むでしょう。そこで動画を参考にして、私も継ぎ手を使った水耕栽培装置を作ってみました。

 この記事では作り方を紹介すると共に、従来のプラカップ式と比べて培地をどのくらい節約できたかを書こうと思います。 

 

 

  

用意するもの
  • 容量5Lの容器
  • 水道管の継ぎ手(TS-FS20)
  • 厚み1mm程度のプラスチック板
  • スポンジ
  • マイクロファイバー布
  • バーミキュライト

 

作り方

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 今回使う水道管の継ぎ手は『TS-FS20』です。この商品はホームセンターに行くと、80円くらいで売っています。肉厚なので手で握ってもたわむようなことはありません。また内径は約2cmとなっています。
 以前作った水耕栽培装置ではプラスチックカップに培地(バーミキュライト)を入れていました。今回はプラカップの代わりに、この継ぎ手を使用して装置を作ります。

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 まず5Lの容器の蓋に、継ぎ手が入るような穴を開けます。継ぎ手には段差があるので、容器の中に落ちてしまうことはないです。しかし段差の幅が数mmと狭いので、もしかしたら野菜を育てた時に、重みで蓋が割れてしまうかもしれません。

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 そこで割れを防ぐための道具を作ります。継ぎ手の外径が内径となるように、厚さ1mm程度の硬いプラスチック板をドーナツ状切り出します。

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 切り出し作業は手作業でもできます。しかしとても大変なので、電動ドライバードリルと「ホールソー」を使って楽に作りましょう。

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 ホールソーとは板などに穴を開ける道具です。私の購入したものは木工用で、刃を交換することにより7種類の穴を開けることができます。

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 ちなみにこれが切り抜いたプラスチック板です。元は100円ショップで売っていたトレーになります。1000円弱の一番安いホールソーを使いましたが、特に問題ありませんでした。
 作業工程としては、まず外径約65mmの刃をセットし切り出しました。その後外径35mmで中心を抜き、継ぎ手が入るように棒やすりと紙やすりで調整しました。

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 加工した板を取り付けると、このようになります。

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 実際に容器に取り付けてみましょう。蓋との接地面積が大きくなったので、これならば割れることがなさそうです。

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 次に培地周りを作っていきます。適当な大きさに切ったスポンジを2つ用意し、細長く切ったマイクロファイバー布をはさみます。

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 これを継ぎ手の穴に入れます。

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 あとは培地であるバーミキュライトを入れて、容器にセットすれば完成です。スポンジと継ぎ手の間に隙間があると、バーミキュライトが抜けてしまうので気を付けましょう。

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 この栽培装置作った目的は、培地(バーミキュライト)の節約です。そこで従来のプラカップ式と比べて、どのくらい量が減るのかを実際に計量してみました。その結果、

 ・プラカップ式 18g
 ・継ぎ手式 2g
  ※培地は乾燥した状態で計量

となりました。プラカップ式と比べると培地の使用量が1/9になっています。これは大きな節約と言って良いでしょう。

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 今回作成した栽培装置の全体像がこちらになります。写真では継ぎ手を3つ使っていますが、育てる野菜により6個まで増やしたり、逆に減らすことも可能です。最後に、この記事が皆様の作る水耕栽培装置の参考になれば幸いです。

 


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