以前からフードプロセッサーやミキサーといったような、混ぜる系の調理道具か欲しいなと思っていました。価格はそれほど高くないので買えるのですが、1番気になる点が「洗いにくさ」です。フードプロセッサーは刃が取れるのでまだ楽です。しかしミキサーになると分解できない上に大きいので、使った後のことを考えると気持ちが萎えてしまいます。
しかしどうしても欲しかった私は、フードプロセッサーやミキサーの代わりになる道具を探しました。そして見つけたのが『ハンドブレンダー』です。ハンドブレンダーはその名の通り、手で持てるミキサーです。しかしミキサーとは異なり、食材に回転刃を直接押し当てて撹はんします。
商品によっては泡立て器やみじん切り機が同梱されていますが、初めて買う機械なのでオプションなしの一番安いグレードを選ぶことにしました。色々と悩んだ結果、名のあるメーカーであるブラウンの「MQ100」を購入しました。今回の記事では、このハンドブレンダーについて紹介します。
ハンドブレンダー全体は白い樹脂でできており、手で握る部分にはゴムで覆われた緑色のスイッチが付いています。このスイッチは押している時だけONになり、離すとOFFになります。
電源コードを入れた重さは360gで、片手で数分間持つには十分に軽いです。また耐熱温度は85℃なのでスープの具を砕く際には、一旦火から降ろして粗熱を取る必要があります。
電気コードの長さは125cmとなっています。はっきり言うと短いので、延長コードを使うかコンセントの近くで作業をしましょう。
本体はひねることで2つに別れます。上が破砕部で、下側がモーターが入っている部分になります。
このシャフトとモーターが繋がることによって、先端部の刃が回転します。
食材を粉砕する刃は、スカート状のカップの中に収められています。包丁のような切れ味はなく、どちらかと言うと回転エネルギーを使って砕いたり潰したりするようです。
それでは実際に使ってみましょう。今回はバジルを使ったジェノベーゼソースを作ります（参考記事：育てたバジルで「ジェノベーゼソース」作り。ハンドブレンダーを使うと簡単にできあがります）。作り方を簡単に説明すると、バジルとオリーブオイル、ニンニクなどを容器に入れ、ハンドブレンダーでペースト状にします。
スイッチを握り込むと、刃が高速回転します。何度が上下に動かして、材料を潰すように混ぜていきます。
これでジェノベーゼの完成です。かかった時間はものの数分です。この他にジャガイモのポタージュを作ってみましたが、滑らかで美味しい仕上がりとなりました（参考記事：ハンドブレンダーで「じゃがいもポタージュ」作り。簡単な割に応用の効くレシピです）。
ここからは、ちょっと気になった点の話となります。
先端部分のスカートには、直角に曲がっている所があります。実はこの部分に小さな隙間があり、細かくなった食材が挟まってしまのです。また今回、油と食材を混ぜてジェノベーゼソースを作りました。ハンドブレンダーは樹脂でできていますので、洗剤で洗った時の油のキレがあまり良くないと感じました。
と言っても、どちらの汚れもしっかりと洗えば落とすことができます。フードプロセッサーやミキサーと違って、その面積は小さいのであまり苦にはならないと思います。
初めてハンドブレンダーを使ったのですが、フードプロセッサーよりも手軽に使えて良かったです。もし購入を考えてい方は、とりあえず買ってみてはいかがでしょうか？ハンドブレンダーを使って、新しい料理に挑戦して行きましょう。
ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック1 1台2役 つぶす・混ぜる ホワイト MQ100 MQ100
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今回紹介したい商品がこちらになります。全体がプラスチックでできていますので、軽量で低価格なのが特徴です。安くても能力は十分にありますので、初めての購入には最適なハンドブレンダーです。
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こちらは先端の部分が金属になったハンドブレンダーです。マヨネーズやドレッシングなどの油を使う料理をする方は、こちらの方が油汚れが落ちやすいでしょう。
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最後に紹介するのがハイグレードモデルで、つぶす・混ぜる・泡立てる・きざむ・スライス・せん切り・こねるができる拡張キットが付いている商品です。これ一台で大半の下処理ができるとは驚きです。
