情報が少なすぎる「サラダスティック」の水耕栽培に挑戦。本当にポリポリ食べられるのでしょうか?

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 あれは確か、昨年の11月頃だったと思います。郊外にある大型ホームセンターに寄った際に、変な種を発見したのです。それが画像の「あまいサラダスティック」です。調理後の写真を見るとアスパラガスっぽいような、っぽくないような…一応、種袋には『ナバナ』という表記があったので、多分ナバナの一種なのしょう。しかし写真に写っている葉はナバナとは異なるようにも見えます。正直、どんな野菜なのか皆目検討も付きません。

 あまりにも不審な野菜ですので、ついうっかり買ってしまいました。育て方を読むと購入した11月では種を蒔くには遅すぎるようです。そこで春になった今、満を持して引き出しから出してきました。栽培例を調べようと思い「サラダスティック」で検索をすると、同名のカニ風味かまぼこしか出てきません。これでは全く参考ににならないため、今度は販売元のウェブページで調べてみました。するとまさかの《検索結果:0件》です。

 販売元にも掲載されていないサラダスティック。今回はこれを水耕栽培してみようと思います。密植えができそうですので、5Lの栽培装置で6株を同時に育てます。花が咲きだしたら収穫せよとのことですので、1回限りの栽培となりそうです。どう育つのか全く分かりませんが、まずは種蒔きから始めましょう。

 

 

 

 

サラダスティックの種

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 サラダスティックの種はアブラナ科のものと良く似ています。直径2mmほどの茶色の球形です。
 種袋に書いてあるサラダスティックの説明は以下の通りです。

アスパラガスのように伸びてきた蕾と茎を一緒に食べます。たいへんあまく、ポリポリとした食感で、そのまま生で食べられますし、おひたしや油炒めにも使えます。生育スピードが非常に早く、手軽に作れる野菜です。

  収穫は茎が20~30cmに伸びて、花が咲き始めたらするようです。また種蒔きの時期は中間地で3月中旬~10月上旬と、かなり長くなっています。気になるのは本当に生で食べられるのかです。収穫できたらその場でポリポリとかじってみようと思います。

 

水耕栽培装置

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 栽培装置はこの記事《底面給水式の水耕栽培装置を改良。水面が低下しても液肥が供給されるようにしました》を参考にして組み立てました。

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。

 

2020年3月8日 種蒔き

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 サラダスティックの種を1カップあたり5~6個を蒔き、数mmの覆土を行いました。この栽培装置を室内に置いて、発根するのを待ちます。

 

2020年3月10日 発根

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 種蒔きから2日後には発根し、葉が見えてきました。まだ日に当たっていないので、全体的にクリーム色をしています。

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 明日には立ち上がると思うので、栽培装置に防虫ネットを掛けましょう。
 アブラナ科の野菜は春になると大量のアオムシが発生します。農薬でも対処できますが、最初のうちはチョウが近付けないようにネットを設置しようと思います。まずステンレス製の針金を2本用意して、写真のように曲げて支柱を作ります。

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  ここに不織布をかぶせて、裾を適当なヒモで縛ります。これでチョウが入れる隙間はなくなりました。
 ちなみに液肥槽を覆っているのは「アルミ蒸着保温シート」です。日光で液肥の温度が上がりすぎないよう、影を作る役割を期待して取り付けています。この状態で屋外の日が良く当たる場所に置きます。

 

2020年3月13日 発芽(発芽から0日目)

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 無事に発芽しましたので、本日を「発芽0日目」として記録をしていきます。

 

2020年3月20日 1回目の間引き(発芽から7日目)

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 サラダスティックは順調に成長中です。発芽率が非常に良かったので、カップの中が手狭になってきました。それでは1回目の間引きを行いましょう。

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 5~6株の中から成長の良いものを3株残して、残りを切り取ります。

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 これで作業完了です。だいぶスッキリしました。

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 双葉の間からは本葉が3mmほど頭を出しています。どのような形なのか、今から気になります。

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 根の成長は早いもので、もうカップの底から出てきました。そこで根が浸るように液肥を追加して液面を上げておきます。
 これから暖かくなるとアブラナ科の敵、チョウがやってくるでしょう。卵を産み付けたいチョウと、産み付けられたくない私…戦いが始まります。

 

2020年3月22日 本葉が出てくる(発芽から9日目)

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 20℃を超える気温の中、本葉がさらに伸びてきました。次の週末には2回目の間引きができそうです。

 

2020年3月28日 2回目の間引き(発芽から15日目)

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 日当たりに偏りがあるのか、成長に差が出てしまっています。これでは困るので、後ほど栽培装置の場所を変えておきます。

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 出てきた本葉ですが、緑一色ではなく色ムラがあります。1株だけなら病気や変異が考えられますが、全ての株がこの状態です。

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 特にこの葉はポトスのように、一部の色が抜けています。

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 何はともあれ、カップの中が狭いので2回目の間引きを行いました。
 葉のムラは成長すれば消えるのでしょうか?とりあえず栽培を続けます。