趣味として家庭菜園、私の場合は水耕栽培をしていると、ハサミの出番が多いことに気付きます。間引き作業や不要な葉を切り取る際に使いますし、一番楽しみな収穫の時にもハサミが必要です。
野菜の栽培を始めた頃は、紙を切るような工作用バサミとキッチンバサミの2種類を使っていました。これらで大半のことはできるのですが、やはり小さい芽や太くなった茎を切るのには少し手間がかかってしまいます。そこで目的にあったハサミを徐々に買い足すことにしました。
今では買うのも落ち着き、野菜を育てるのに必要なハサミが揃いました。種類としては、
・太い茎用
・やや太い茎用
・細い茎用
・間引き用
の計4本です。この記事では私が実際に使っている、これらのハサミについて紹介します。
太い茎用(剪定バサミ)
大きく茂る野菜、例えばキャベツやソラマメの株元を切るには、この『剪定バサミ』が必要です。刃がカーブしており、固く太い部分でも軽い力で切断できるように工夫されています。
以前に、それほど太くないのキャベツの茎を切ろうとしたことがあります。キッチンバサミで切れると思いきや、全く歯が立たなかったです。そこで家にあった剪定バサミを使ったところ、まさに一刀両断でした。
小松菜やホウレンソウなどの葉物野菜を栽培している方は、このハサミは必要ないかと思います。しかし1つあると便利なので、買っておいて損はないでしょう。
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この剪定バサミには、サイズのバリエーションとして210mm・200mm・180mmがあります。身長173cmの私(男)では、20cmサイズがちょうど良いです。切れ味が鋭いので、どのような茎でも切れるでしょう。
やや太い茎用(枝切りバサミ)
やや太い茎や収穫時に使うハサミには、『枝切りバサミ』がピッタリです。このハサミの代用としてキッチンバサミも使えますが、枝切りバサミの方が力を入れやすいのでオススメです。
太い茎だけではなく、もちろん細い茎も切れます。最初の園芸用ハサミにはこれを買っておけばOKでしょう。できれば全ての指を入れられるような大型ハンドルだと、固いものを切る時に手が痛くなりにくいです。
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私の購入したのが坂源の枝切りバサミです。ハンドルが大きく、また周りが樹脂でコーティングされているので、力を入れやすいです。本当は鮮やかな赤色がほしかったのですが、その時は入荷未定の欠品中だったためグリーンにしました。この他にもピンクや紺、黄などがあります。気に入った色を選べるのも素晴らしいですね。
細い茎用(手芸用ハサミ)
リーフレタスや水菜のかき取り収穫をする際には、細いハサミが便利です。刃先が鋭角なので他の葉や茎を避けて、目的の場所まで入れることができます。基本的に柔らかい茎を切るので、手芸用のハサミで代用しています。
アルスコーポレーション (ARS) クラフトチョキ多用途 ホワイト 330HN-W
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特に考えもなく、手頃な価格だったのでこのハサミを購入しました。園芸用ではないですが、柔らかい茎や葉を切る用なので問題なく使えています。
間引き用(精密バサミ)
最後は1番使用頻度が多い『精密ハサミ』の紹介です。全長は9cmで、刃渡りは1.5cmほどしかありません。このハサミは間引きにのみ使用しています。全体的に細く作られているので、発芽後の株が密集している場所でも使いやすいです。
柔らかい茎しか切らないためか、2年間使っていても切れ味は全く落ちていないです。10年はゆうに使えそうな感じです。
アネックス(ANEX) 精密ハサミ 手芸用 直型 90mm No.190
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私が使っている精密ハサミがこちらです。小型のハサミですが、発芽したての茎ならば難なく切断することができます。商品のバリエーションに刃先がカーブしている「曲がり型」があります。株元を切る間引きには、直型よりも曲がり型の方が使いやすいと思います。
まとめ
今回は私が家庭菜園で使っているハサミを4つ紹介しました。1本で全ての用途に使えるものはないため、目的に応じてもの用意をしましょう。
最初に買う1本はやや太い茎を切るための『枝切りハサミ』で、次点で細い茎用の『手芸用ハサミ』か『精密バサミ』です。太い枝でも切れる『剪定ハサミ』は、使う必要が出てきたら購入すると良いです。
この記事が家庭菜園で使うハサミを購入する方のお役に立てれば幸いです。一緒に美味しい野菜や果物を作りましょう。