5種類のレタスが混ざった「ガーデンレタスミックス」を半水耕栽培。ベビーリーフとして収穫予定です

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 現在、ベビーリーフを育てていますが、思ったような収穫にはなっていません。このベビーリーフには5種類の種が混ぜられており、系統としてはアブラナ科とレタス系に分けられます。どうもアブラナ科の成長は早く、反対にレタス系は遅いので、収穫時期にずれが出てきてしまったのです。

 そこで今回の栽培ではそれぞれの成長速度を合わせるために、レタス系のみで構成されたベビーリーフを育てることに決めました。ホームセンターに行ったところ、この目的にあった種袋「ガーデンレタスミックス」を発見しましたので早速購入しました。

 この商品にはフリル系のレタスを中心に、緑色だけではなく紫色の品種も入っているようです。種袋裏面の育て方を読むと、種蒔き時期からは少し外れていますが、葉が小さいうちに採るので発芽してくれればどうにかなると思います。それでは栽培を始めましょう。

 

 

 

 

レタスミックスの種

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 購入したのはサカタのタネが販売している「ガーデンレタスミックス」です。
 この商品は5種類の種が混ざっていますが、品種名の分かるのは

・フランジーレッド
・フランジーグリーン

だけであり、残りの3種類は不明です。もちろん食べる分には問題ないので、このまま育てていきます。

 

《2020年12月12日追記》
メーカーのサイトを見たところ、残りの品種が分かりました。

・レッドオーク
・グリーンオーク
・ロメインレタス(コスレタス)

とのことです。

 

栽培装置

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 栽培装置はこの記事《ベビーリーフを育てるための栽培装置を紹介。水切りカゴに不織布を敷いて培地を入れましょう》を参考にして組み立てました。

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。

 

栽培場所

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 栽培場所は南向きの2階のベランダです。ここに4段の棚(商品名:タカショー ビニール温室 GRH-N03T)を置いて、その中で育てます。

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 この棚にはビニール製の覆いが付属しており、取り付けることで簡易的な温室にすることもできます。もし寒い日が出てきた場合には、ビニールを被せて防寒対策をします。

 

2020年11月22日 種蒔き

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 バーミキュライトに種をバラ蒔きし、厚さ2〜3mmとなるように覆土を行いました。これをベランダの棚に置き、発芽するのを待ちます。

 

2020年11月26日 発芽

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 双葉が開きましたので、本日を「発芽から0日目」として栽培記録を取っていきます。まだ発芽直後なので、非常に小さな葉です。

 

2020年12月5日 本葉が見える(発芽から9日目)

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 レタスの初期成長が緩慢なのと、気温が低いことが相まって、成長が予想以上にゆっくりです。やっと双葉が成長し、その間からは小さな本葉が出てきました。今のところ、双葉が緑色と紫色の2種類が確認できています。どのようなレタスになるのか楽しみです。

 

2020年12月12日 本葉が大きくなる(発芽から16日目)

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 先日、棚に付属のビニールを被せて温室化にしました。そのおかけか成長速度が早くなった気がします。緑色の面積がかなり増えましたね。

 

2020年12月26日 1回目の収穫(発芽から30日目)

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 前回の報告から2週間が経過しました。一気に成長して、トレイの中が葉でいっぱいとなっています。蒔いた種の中には赤くなる品種があるはずですが、まだ色付きは弱いです。このまま成長させると全体的に日当たりが悪くなるので、半分ほどを収穫しましょう。

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 今回は葉を1枚1枚切り取るのではなく、株元を切って株ごと採ります。リーフレタスの葉は柔らかいので、引っ掛けて破かないように注意して作業をします。

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 これで1回目の収穫完了です。全部で39gありました。サラダにして食べましたが、ベビーリーフらしいクセのない味で美味しかったです。

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 トレイの中に残ったレタスはさらに成長してくれるでしょう。これから厳寒期となるので、次の収穫は3週間先となりそうです。

 

2021年1月9日 2回目の収穫(発芽から44日目)

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 気温が低くても成長は進み、予想よりも1週間早く収穫できる大きさになりました。

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 葉が大きくなった結果、このようにウネウネがはっきりと見えるようになっています。鮮やかな緑色でとても美味しそうです。それでは収穫を始めましょう。

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 今回は前回の3倍である117gが採れました。真冬にフレッシュなサラダが食べられるのは嬉しいですね。

 

まとめ

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 今回は5種類のレタスが混ぜられたガーデンレタスミックスを栽培しました。やはり同じ系統だと成長スピードが同じのため、育てやすかったです。11月下旬~1月初旬の寒い時期の栽培でしたが、思っていたよりも育ちが良く、家計の助けとなりました。

 この記事がレタス系のベビーリーフ栽培のお役に立てれば幸いです。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。