冬でもサラダを食べるために「ビニール温室」を導入。この中に水耕栽培装置を入れて育てます

f:id:haruirosoleil:20201129200231j:plain
 冬は気温が低いので野菜の種を蒔いても発芽しなかったり、成長が遅かったりします。そのための場合、冬の間は栽培を中止して、暖かくなる春を待っています。しかし今年は寒い時期でもサラダを食べるために、栽培について一工夫することにしました。

 まず寒さ対策として、簡易ビニール温室をベランダに設置し、太陽の力で気温を上げます。また育てる野菜は、収穫までの期間が短いベビーリーフとします。ベビーリーフは色々な品種が混ざっているものを使うことで、サラダにした時に見た目が良く、また飽きずに食べられるでしょう。

 ビニール温室を使うのは人生で初めてなので、これから知見を貯めていきたいと思います。そこで今季は実際に育てて気付いたことや、冬の間でベビーリーフがどのくらいの量採れたのか記録してみます。希望としては2週間ごとに2〜3人分の葉が採れたら良いのですが、はたしてどうでしょうか?それでは始めましょう。

 

 

 

 

購入した簡易ビニールハウス

f:id:haruirosoleil:20201129200231j:plain
f:id:haruirosoleil:20201129200344j:plain
 上の写真が購入した簡易ビニール温室(タカショー ビニール温室 4段 GRH-N03T)になります。棚板は4枚あり、高さは160cmほどです。完成品ではないですが、工具なしで簡単に組み立てることができました。強度の関係か風が吹くとゆらゆらと揺れるので、ベランダの手すりにヒモを使って緩く固定しました。

f:id:haruirosoleil:20201129200349j:plain
 覆い被せているビニールには2本のチャックがあり、ここを開けて中身を出し入れをします。日当たり具合によっては室内温度が高くなってしまうので、このチャックを開閉して調節します。

 

栽培装置

f:id:haruirosoleil:20201125210643j:plain
 栽培装置は水切りカゴを利用したもの《参考記事:ベビーリーフを育てるための栽培装置を紹介。水切りカゴに不織布を敷いて培地を入れましょう》を使います。このビニールハウスに置ける装置の最大数は、棚板1枚につき3個の合計12個です。

 

液体肥料

f:id:haruirosoleil:20190316165941j:plain
 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。

 

2020年11月30日 記録開始(0日目)

f:id:haruirosoleil:20201129200349j:plainf:id:haruirosoleil:20201129200346j:plain
 現時点では栽培装置を9個運用しています。成長はそれぞれの装置で異なり、発芽してすぐのものや、もう少しで収穫できるものもあります。

 天候による2本のチャックの開閉具合は、

晴れの日:2本開け
曇りの日:1本開け 1本閉め
夜   :2本閉め

としています。チャックを2本とも閉めた状態で晴れると、温室内が軽く30℃を超えてしまいます。本当はこまめな調整できれば良いのですが、昼間は家にいないためこの方法に落ち着きました。
 近々収穫できそうな装置があるため、何g採れたかメモしたいと思います。

 

2020年12月5日 1回目の収穫(5日目)

f:id:haruirosoleil:20201206195759j:plain
 簡易温室にしてから1週間弱がたちました。寒い日でも直射日光さえあれば、中は非常に暖かいです。

f:id:haruirosoleil:20201206195802j:plain
 栽培スペースが空いているため、新たにクレソンを2装置追加しました。このクレソンはスーパーで売っていたものを培地に挿しただけです。再生力が高いので、数日もすれば根付いて成長を始めることでしょう。

f:id:haruirosoleil:20201206195805j:plain
 ビニール温室を使ってみて良い点だと思ったのは、雨を完全に防いでくれることです。大雨の場合でも栽培装置に雨水が入らないので、液肥濃度が薄まらずに栽培を続けられます。

f:id:haruirosoleil:20201206195809j:plain
 9装置あるベビーリーフのうち、4装置が十分な大きさになっています。それでは早速収穫をしましょう。 

f:id:haruirosoleil:20201206195812j:plain
 採るのは大きくなった葉のみとし、まだ成長していない葉は残しておきます。

f:id:haruirosoleil:20201206195814j:plain
 この装置1個からは28gのベビーリーフが採れました。収穫後の装置は再び温室の中に入れて、残した葉が成長するのを待ちます。

f:id:haruirosoleil:20201206195817j:plainf:id:haruirosoleil:20201206195820j:plain
 今回、4個の装置から収穫できたベビーリーフは合計137gでした。この量ならば数日間は食べられそうですね。

 

2020年12月12日 温室内温度42.3℃(12日目)

f:id:haruirosoleil:20201212181018j:plain
 今日の午前は太陽光が降り注ぐ良い天気でした。先日書いた通り、温室のチャックは2本とも開放して、できるだけ温度が上がらないようにしています。

f:id:haruirosoleil:20201212181022j:plain
 しかし手を中に入れると、意外と暑いです。念のため最上部の棚直下で温度を測定すると、なんと42.3℃もありました。もちろん温室全体がこの温度ではなく、下になるほど低くはなっています。ちなみに午後になり太陽が雲に隠れると、温度は25℃に急降下しました。

f:id:haruirosoleil:20201213123215j:plain
 今のところ野菜にダメージは見られません。念のため真冬になるまでは昼の間、入り口のシートを捲くって全開にしておこうと思います。

 

2020年12月13日 2回目の収穫(13日目)

f:id:haruirosoleil:20201213123320j:plain
 本日はある程度育った栽培装置5個から収穫をします。棚で育ているため十分な日光に当たれず、水菜の茎が細めになっています。しかしサラダで食べるには、このくらいの方がクセが少なくて美味しいです。

f:id:haruirosoleil:20201213123323j:plain
 今回は5装置で90gが収穫できました。今回も大きく成長しているもののみを採ったので、残りは再び成長させます。

 

2020年12月26日 3回目の収穫(26日目)

f:id:haruirosoleil:20201226090242j:plain
f:id:haruirosoleil:20201226090954j:plain
 本日はこの3装置を収穫します。上の2装置は栽培を終了するので全てを、下の装置は半分を採ります。

f:id:haruirosoleil:20201226151347j:plain
 計量をした結果、89g + 117g + 39g = 245g と、満足のいく量となりました。収穫した葉は洗った後に、キッチンペーパーを敷いたタッパーに入れて冷蔵庫で保管します。この状態だと1~2週間は新鮮な状態で食べることができます。

f:id:haruirosoleil:20201226151354j:plain
 今回の収穫で装置2つが空きましたので、新しい栽培を始めます。発芽するまでは室内に置き、発芽したら温室の最上段に入れて温かい気温で成長を促します。

 

2020年12月30日 4回目の収穫(29日目)

f:id:haruirosoleil:20201230180554j:plain
 本日は2装置の株を全て収穫し、合計179gが収穫できました。装置が再び2つが空きましたので、それぞれにレタス系とアブラナ科系の種を蒔いて、新たな栽培を始めます。

 

2021年1月9日 収穫の小休止(40日目)

f:id:haruirosoleil:20210110074242j:plain
 現在、12個の栽培装置を運用中です。最上段は一番暖かいので種蒔き直後の装置の場所とし、下になるにつれて成長度合いが大きいものを置いています。

f:id:haruirosoleil:20210110074246j:plain
 最近の朝は非常に寒く、ビニールの覆いを閉めていても培地が凍ってしまいます。過酷な環境にも関わらず、発芽したてのアブラナ科は枯れずに耐えています。

f:id:haruirosoleil:20210110074249j:plain
 今日はこの栽培装置を収穫しました。冬でも立派に育っていますね。
 これまでは1週間ごとに収穫できていましたが、今残っている11装置の中で10装置は種蒔き直後または双葉の状態のため、収穫できる状態にはないです。次の収穫ピークは2月となりそうです。

 

収穫記録

12月5日 137g
12月13日 90g
12月26日 245g
12月30日  179g
1月1日 238g
1月3日 141g
1月9日 117g

1月17日 123g
----------------
合計 1270g