「かつお菜」を水耕栽培して収穫します。本当に出汁が出るのか確かめてみましょう

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 「かつお菜」と呼ばれる野菜をご存知でしょうか?この野菜は高菜の仲間であり、葉に縮みが出る品種となります。名前の由来を調べると、《カツオのような出汁が出るから》とのことです。この話を知ってから、ぜひとも育てて食べてみたいと思っていました。そして先日、念願の種を手に入れました。

 他の方の栽培記録を読むと、かつお菜は比較的大きな姿となりそうです。今回は容量が5Lの水耕栽培装置で育てるため、あまり大きくなると困ってしまいます。そこで、こまめにかき取り収穫をすることで、株のサイズをコントロールすることにしました。

 現在、夏は終わりを迎え、これから秋に向かって気温は下がっていくでしょう。害虫の被害は少なくなるとは言え、まだまだ油断はできません。もしアオムシなどの食害が出るならば、適切に農薬を使って防除していきたいと思います。それでは、かつお菜の栽培を始めましょう。

 

 

 

 

かつお菜の種

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 種は直径1〜1.5mmの球形で、色は茶色です。種袋によると、かつお菜は福岡県周辺で多く栽培されている品種とのことです。濃緑色の葉面に縮みがあり、草姿は立性になります。

 

栽培装置

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 栽培装置はこの記事《「黒色ビニール袋」を使って遮光仕様の水耕栽培装置を作製。液温上昇と藻の増殖を防ぎます 》を参考にして組み立てました。

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 追加した機能としては、お茶パックの底に穴を開けて化学繊維でできた布を通したことです。この布を通してカップ内の培地に液肥を供給します。

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。栽培期間中は1週間に1度、液肥槽に入っている液体肥料の全交換を行います。

 

2021年9月12日 種蒔き

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 種は1カップあたり6個程を置き、厚さ5mmとなるように覆土を行いました。この装置を屋外に出して発芽するのを待ちます。

 

2021年9月15日 発芽(発芽から0日目)

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 双葉が開きましたので、本日を「発芽から0日目」として記録をしていきます。発芽直後の姿は、同じアブラナ科の小松菜やチンゲンサイと全く見分けがつかないです。

 

2021年9月19日 1回目の間引き(発芽から4日目)

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 双葉が大きくなり、隣の株と触れ合ってきました。それでは間引きを行ってスペースを開けましょう。

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 成長の遅いものや発芽に失敗しているものを中心に、小さいハサミを使って切り取っていきます。

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 これで1回目の間引きの終了です。双葉の間からは本葉が見えていますので、あと数日で大きくなってくれるでしょう。

 

2021年9月26日 2回目の間引き(発芽から11日目)

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 最も育っている株は3枚目の本葉が見えています。若干ですが、葉に縮れが現れているようです。カップの中が窮屈になっているので、2回目の間引きを行います。

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 1カップにつき1株にして間引きは終わりです。これからはアブラムシやイモムシなどの害虫被害が起きると思います。その際には適宜、薬を使用して退治をしていきます。

 

2021年10月9日 成長中(発芽から24日目)

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 前回の報告から2週間が経過しました。小さかった本葉は大きくなり、そして枚数も増えました。

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 かつお菜は小松菜と違い、小さなトゲがたくさん生えています。このトゲは固くないので、食べる時には気にならないでしょう。

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 やはりアブラナ科の宿命なのか、害虫の被害が多いです。特に葉の見た目が悪くなるハモグリバエに困っています。

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 ハモグリバエの他に、今はいませんがアブラムシの増殖も気になるところです。そこで予防として殺虫剤である「ベニカベジフルスプレー」を散布しておきます。
 かつお菜の成長は早く、3日に1枚は新葉が出てきています。このペースで育てば、最初の収穫は1~2週間後にできそうですね。