マスタードフレンチドレッシングのレシピを紹介。旨味を加えるために出汁酢を使うのがポイントです


 今、新しいドレッシングの開発をしている最中です。醤油を使った和風ドレッシングは完成したので(参考記事:自作玉ねぎドレッシングのレシピを紹介。コショウがピリッと香るコクのある味です)、今度はフレンチドレッシング作りに挑戦することに決めました。ネットで見つけたレシピを参考にして何種類かを試作をしましたが、どれもあっさりとしており、自分の思っているような味ではありませんでした。

 あっさりしていると言うことは、コクが足りない事を意味しています。そこで材料の穀物酢に昆布と鰹節を漬けて「出汁酢」とし、これを加えてみました。すると狙い通りのコクが生れ、とても美味しいドレッシングになったのです。

 今回の記事では出汁酢を使ったマスタードフレンチドレッシングの作り方を紹介します。野菜だけではなく肉にかけても美味しいので、1 本作っておくと重宝するドレッシングです。それではレシピを紹介します。

 

 

 

 

材料(できあがり容量:約250mL)
  • 玉ねぎ 100g
  • ニンニク 3g
  • 粒マスタード 30g
  • 出汁酢 75g※
  • 塩 4g
  • 粉コショウ 小さじ1/10(1/2スプーン)
  • サラダ油100g

 

 ※出汁酢の材料

  • 穀物酢 120g
  • 鰹節 2.5g
  • 昆布 3g

 

準備
  • 出汁酢
    穀物酢に昆布と鰹節を入れ、常温で3時間程度置く。その後、昆布と鰹節を取り出す。

 

作り方
  1. サラダ油以外の材料をボウルに入れ、ハンドブレンダーで粉砕及び撹拌をする
  2. 保存容器に入れる
  3. サラダ油を入れる
  4. よく振り混ぜる
  5. 完成

 

作り方の実際とコツ


 今回、出汁酢の仕込みには日高昆布を使い、鰹節は2.5gずつで個包装されているものを利用しました。コップに穀物酢・昆布・鰹節を入れて、数時間たったら茶こしで漉して出汁酢とします。出汁酢を使うことによって、ドレッシングにコクが生まれます。


 出汁酢が出来上がったら、サラダ油以外の材料を適当な容器に入れてハンドブレンダーで粉砕します。この時にサラダ油を入れない理由は、ハンドブレンダーが油まみれになって洗うのが大変だからです。ハンドブレンダーがない場合は、玉ねぎとニンニクをすりおろして、他の材料と混ぜ合わせればOKです。


 ハンドブレンダーで混ぜた液を空のペットボトル(または適当な容器)に入れ、続いてサラダ油を加えます。最後によく振り混ぜたらマスタードフレンチドレッシングの完成です。作った当日よりも、数日たった方が味に丸みが出て美味しいです。
 このドレッシングはサラダに合いますが、個人的には塩コショウで焼いた鶏肉や茹でた豚肉に掛けて食べるのもお勧めです。ほどよい酸味と旨味が肉の味を引き出してくれます。

 

まとめ


 今回は出汁酢を使ったマスタードフレンチドレッシングの作り方を紹介しました。材料をハンドブレンダーで混ぜるだけなので、簡単に出来上がります。野菜にも肉にも掛けられるので、我が家では定番のドレッシングとなっています。もし良かったら作ってみては如何でしょうか?

 

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私は手作りドレッシングの容器として、ペットボトルを使っています。空のペットボトルにドロッとした液体を直接入れるのは難しいため、この「特急じょうご」を使って移し替えています。足が太いため液体が流れやすく、また使用後も洗いやすいです。普通のジョウゴと共に1個持っていると便利な調理道具です。

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ドレッシングの材料の混ぜ合わせには、こちらのハンドブレンダーを使いました。シリーズの中で最も安いモデルですが、十分に活躍してくれています。ハンドブレンダーがあると作れる料理の幅が広がるので、買っておいて損はないキッチン家電です。