ジャンキーさが癖になる「ナポリタン」のレシピを紹介。マーガリンの甘さと中濃ソースのスパイスが重要です

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 私はスパゲッティ作りがあまり好きではないです。それはソースと麺を同時に作る必要があるからです。まずソース用と茹でる用でコンロを2口も占拠しますし、またフライパンと鍋と言うかさばる洗い物が2つも出るのも面倒です。

 しかし先日、テレビを見ていたところ、びっくりするような作り方のスパゲッティ(ナポリタン)が放送されていました。それは茹でた麺を一晩冷蔵庫に入れて冷やし、翌日に使うのです。確かにこの方法ならばコンロを占拠することなく、洗い物も1つだけになります。そこでこのナポリタンのレシピをメモし、より美味しくなるように改良を加えました。

 作り方のポイントとしては、炒め油にマーガリンを使い、さらに隠し味として中濃ソースを入れることです。マーガリンと中濃ソースによって、ナポリタンがよりジャンキーな風味となります。その結果、時々無性に食べたくなるスパゲッティとなってしまうのです。それでは「ジャンキーナポリタン」のレシピを紹介しましょう。

 

 

 

 

材料
  • パスタ(乾麺)120g
  • ソーセージ40g(2本)
  • 薄切りにしたタマネギ 1/3個分(60g)
  • にんにく1/2かけ
  • トマトケチャップ 55g
  • 中濃ソース 10g
  • 顆粒コンソメ 小さじ1/2
  • 炒め油 10g(マーガリン5g+サラダ油5g)
  • 麺まぶし用サラダ油 10g(大さじ1)
  • コショウ 適量

 

準備
  • 乾麺は(指定茹で時間+1分)間茹でた後、流水に晒す。その後よく水を切ってからまぶし用サラダ油と和え、冷蔵庫に一晩置く
  • 薄切りにしたタマネギは電子レンジでしんなりとするまで加熱する

 

作り方
  1. 炒め油でニンニク・ソーセージ・タマネギを炒める
  2. ケチャップ・中濃ソース・コンソメを入れて、ひと煮立ちさせる
  3. 電子レンジで温めた麺を入れる
  4. 炒める
  5. コショウで味を整える
  6. 完成

 

実際の作業とコツ

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 乾麺は少し長めに茹でてから流水で洗い、サラダ油をまぶして冷蔵庫に入れます。アルデンテとは無縁の茹で方です。ちなみに、このレシピでは太さ1.8mmの麺がちょうど良いです。1.4mmでも作りましたが、少し細かったです。

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 フライパンに炒め油を入れて、ニンニク→ソーセージ→タマネギの順で炒めます。炒め油のマーガリンは多すぎると甘い風味が強くなるので5gとし、残りはサラダ油にしました。また個人的にはシャキシャキしたタマネギは合わないので、炒める前に電子レンジで加熱して柔らかくしておきます。

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 ソーセージとタマネギに火が通ったら、ここにケチャップ・コンソメ・中濃ソースを入れて軽く煮立たせます。以前、中濃ソースを入れずに作ったこともありますが、味が優等生過ぎて面白くなかったです。中濃ソースに含まれているスパイスが、ジャンキーさを出すのにとても重要なようです。

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 次に電子レンジで温めた麺を入れて、水分を飛ばすように炒めます。最後にコショウで味を整えれば完成です。もしあるならば粉チーズをかけても良いでしょう。

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 麺とソースを別日に作りますが、意外にも手間は掛かりません。このナポリタンが美味しいかと問われると、すごく美味しいわけではないです。しかしなぜか癖になる味なのです。少なくとも1ヶ月に1回は食べてしまう、何かを持っている料理です。

 もし機会があれば作ってみてはいかがでしょうか?使う材料も少ないので、簡単にできるナポリタンですよ。