春色ソレイユ

水耕栽培や料理、買って良かったものを公開

赤紫色の水菜『紅法師』を水耕栽培。この色はアントシアニンを多く含むからだそうです

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 今年も霜が降りる季節が過ぎ、種蒔きのシーズンに入りました。と言ってもまだ朝晩はコートが必要なので、発芽温度の高い夏野菜の種蒔きはあと1ヶ月くらい先です。そこでこの隙間期間を使って、低温でも芽が出る葉物野菜を育ててみようと思います。やはり最初に思いつくのは「水菜」です。種を蒔けば1か月強で収穫でき、また厳寒期を除けばいつでも育てることができるからです。

 水菜の種は2年前に購入したストックがあるので、いつでも育てることができます。この品種は一般的なもので、特に変わっている点はありません。昨今の野菜は、品種改良により様々なタイプが生まれています。そこで大きめのホームセンターに行き、何か面白い水菜の品種かないか探すことにしました。そして見つけたのが、紫色の水菜『紅法師』です。葉は普通の品種と同じ緑ですが、茎が濃い赤紫をしているのです。種袋の説明によれば、この色は赤ワインなどに含まれているアントシアニンによるものとのことです。

 見た目は毒々しい印象を受けますが、早速この水菜を育ててみましょう。そして普通の水菜との成長具合や、どのように味が違うのかを確かめてみたいと思います。

 

 

 

 

紅法師の種

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 紫色の水菜なので種は赤いと思いきや、ごく普通の水菜の種です。直径2mmほどの球形で、色は茶色をしています。

 

栽培装置&液体肥料

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 水耕栽培装置はこの記事《底面給水式の水耕栽培装置を改良。水面が低下しても液肥が供給されるようにしました》のものを改良し、6株を育てられるようにしました。また液体肥料として、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使います。

 

2019年3月17日 種蒔き

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 まず最初に、バーミキュライトを液体肥料で湿潤させます。そして種を一つまみ分置き、厚さ数mmとなるように覆土をしました。この栽培装置を南向きのベランダに置いて発芽するのを待ちます。

 

2019年3月18日 1つが発芽しそう

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 先行して、1つの種が地上に出てきました。種袋の写真では紫色の水菜ですが、この時点では色がなく全体がクリーム色をしています。日光に当たると色が変わるのでしょうか?数日後には答え合わせができそうです。

 

2019年3月20日 発芽(発芽から0日目)

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 本日、無事に発芽しました。発芽率は良く、蒔いた種のほぼ全てから芽が出ました。
 双葉の表面は緑色をしていますが、裏面や茎は紫色となっています。観察をして分かったのは、この水菜は発芽直後は色がなく、日に当たると急激に色付くということです。
 今日を発芽「0日目」として、何日間で収穫できるのか記録を付けていきましょう。

 

2019年3月23日 1回目の間引き(発芽から3日目)

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 発芽から数日が経過し、葉が大きくそして緑色が濃くなってきました。
 双葉が成長し、隣の株と触れ合ってきたので1回目の間引きを行いましょう。1カップあたり10個くらいの株の中から、元気の良さそうなものを数株残してあとは間引きます。

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 密集して育っているので、指で間引くのはかなり難しいです。そのため作業には小さなハサミとピンセットを使いました。

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 元気な株を4つずつ残し、1回目の間引きは終了です。次の間引きは本葉が大きくなった頃です。水菜の成長は早いので、もしかしたら数日後になるかもしれませんね。

 

2019年3月30日 何者かに食べられる(発芽から10日目)

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 家に帰ってくると、かなりショックなことが分かりました。それは水菜の苗が何者かによって食べられていたのです…6カップ中4つが全滅、1つが半壊、そして残りの1つのみが無傷でした。朝の時点では何事もなかったので、犯行は昼に行われたのだと思います。
 左側のカップが食べられなかったのは、ベランダの柵のせいで近付きにくかったのかもしれません。この食べ方から推察するに、犯人は「鳥」ではないでしょうか?

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 大きく成長していた双葉は食べられ、無残にも茎しか残っていません。成長点がなくなった水菜はもう大きくなることはできません。そのため茎を抜き取って、新たに種を蒔きました。

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 犯人は再び戻ってくるかもしれません。応急処置として不織布を掛け、苗との接触を防止しました。明日は休日ですので、もっとしっかりとした対策をしたいと思います。

 

2019年3月31日 ミニトンネル作り(発芽から11日目)

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 昨日は一時的な対策として、不職布をベタ掛けしました。しかしこれでは水菜の頭が抑えられ、成長の邪魔になってしまいます。そこで上に十分な空間ができるように針金で支柱を立てて、小さいトンネルにしました。
 これで食害対策はバッチリなはずです。蒔いた種がある程度の大きさになるまでは、この中で育てていこうと思います。
 

2019年4月6日 2回目の間引き(発芽から17日目)

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 トンネルを立ててから1週間が経過しました。効果は十分なのか、被害は全くありません。生き残った左側の株は本葉が何枚か出てきています。また、蒔いた種は発芽して双葉が開きつつあります。

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 それでは最後の間引きをしましょう。1カップあたり1株を残しますので、成長が一番良いものを選び、それ以外は切り取ってしまいます。

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 発芽した水菜も少々数が多いので、4株となるように間引きをします。

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 間引き後はこんな感じになりました。週間天気予報を確認すると、これからは夜も10℃を下回ることはなさそうです。水菜の成長が一気に進みますね。

 

2019年4月13日 寒さで成長が鈍る(発芽から24日目)

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 今週は暖かくなるはずでしたが、まさかの冬の寒さが戻ってきました。特に水曜日あたりは日中にもかかわらず温度が5℃で、厚手のコートが必要なくらいでした。

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 それでも株元からは新しい葉が出てきており、少しずつですが大きくなっています。葉は緑色ですが、茎だけは紫色になっているのが不思議でなりません。

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 新しく蒔いた種は、ようやく本葉が見えてきました。もう少し大きくなったら間引きをして、1株にしたいと思います。

 

2019年4月20日 再び鳥害に遭う(発芽から31日目)

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 最近は日中の気温が20℃を超える天気が続いています。そのおかげで先週よりも2倍位大きくなりました。

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 一般的な水菜の場合は、根本からたくさんの葉が分岐してきます。しかし紅法師はまだ中心部からしか伸びてきていません。これからどう育つのか楽しみです。

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 新たに種を蒔いたカップは、先日間引きをして1株にしました。現在、本葉が2枚となっています。

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 偶然にも今、普通品種の水菜も同時に育てているので比較をしてみましょう。
 写真の左側が紅法師、右側が普通品種となります。茎の色を除いた大きな違いと言えば「葉」です。葉を指でつまむと紅法師の方が肉厚で、また縁のギザギザ度合いも粗いです。同じ水菜でもこのような違いがありました。

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 ところで以前、発芽したての苗を鳥に食べられてしまいました。そこで対策として、写真のような感じで防鳥ネットを掛けていました。

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 しかしある日の朝、2カップ分の苗がなくなっていたのです…おそらく網の隙間からクチバシを差し込んだのでしょう。ただし葉が落ちていたことから、ネットがあるせいで身体を近付けることができず食べ切れなかったようです。

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 そこで不織布で栽培装置を覆い、さらにその上に防鳥ネットを掛けました。これで鳥は苗へのアクセスがかなりやり難くなるはずです。
 障害物があるにも関わらず、鳥が2回も食べに来るとは思いませんでした。食べられてしまったカップはもう種を蒔かずに、栽培が終わるまでそのままにしておく予定です。
 


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