LEDライトを使って「サラダ菜」の室内栽培に挑戦。収穫まで光を消さずに育てる予定です

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 昨年、栽培用LEDライトを使ってチンゲンサイの室内栽培に挑戦しました(参考記事:自作の水耕栽培装置で「ミニチンゲンサイ」を栽培。上手く育つか心配です)。収穫できたことはできたのですが、栽培期間が2ヶ月の割には小さいものでした。また徒長気味に育ってしまい、見た目がちょっと弱々しかったです。

 成長不良と徒長の原因は、「光の強さ」であると考えられます。栽培している時は装置の中が十分に明るいと感じていました。しかしもしかしたら、チンゲンサイにとって成長するにはギリギリの光量だったのかもしれません。そこで今回は同じ光源を使い『サラダ菜』を栽培してみます。サラダ菜はレタスの一種であり、半日陰でも育てられる野菜です。人工光での栽培実績も多数あるので、これならばちゃんと成長してくれそうです。

 光の照射時間ですが、今回は1日中消さずに収穫までずっと当て続けます。調べたところによると、植物の種類によっては明るいままの方が成長が早くなるとの事です。サラダ菜がこれに当てはまるかは分かりませんが、実験的な意味でチャレンジしてみようと思います。それでは栽培を始めましょう。

 

 

 

 

サラダ菜の種

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 今回使うのは100円ショップで購入した種です。品種は「ウエアーヘッド」になります。

 

栽培装置

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 栽培装置はこの記事《ペットボトルで水耕栽培の装置作り。意外と簡単で30分で完成しました》を参考にして、3つを作りました。なお保温材は巻かずに、写真の状態で育てていきます。

 

栽培用ライト

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 ライトは電源をUSBポートから取れる省電力仕様のものです。青色と赤色のLEDが付いているので、点灯するとピンク色に見えます。2000円くらいで購入したものですが、タイマーや調光機能もあるので便利です(参考記事:野菜を育てるために『植物栽培ライト』を購入。人工光でも成長し収穫までできました

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。この製品は流通性が良く、通販だけではなくホームセンターでも取り扱っています。

 

2019年9月16日 種蒔き

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 それぞれの培地に種を4〜5個置き、覆土を極薄く掛けました。この状態で部屋に置いて、発芽するのを待ちます。

 

2019年9月17日 発根

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 今は発芽にちょうど良い気温なのか、種蒔き翌日には発根して地上に出てきました。

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 明日には発芽するので、今から光を当てていきます。大きさが一抱えほどの発泡スチロール箱に栽培装置を入れ、上からライトを当てます。蓋は隙間ができるように、ライトの上に軽く乗せるだけにしました。

 

2019年9月18日 発芽(発芽から0日目)

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 双葉が開いたので、本日を「発芽0日目」として記録をしていきます。
 徒長はしておらず、屋外で育てた場合と遜色はありません。これがどのくらいのスピードで成長するか楽しみです。

 

2019年9月19日 1回目の間引き(発芽から1日目)

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 24時間で割と葉が大きくなったので、1回目の間引きを行います。どれも成長具合は一緒ですから、隙間が開くように株を取り除いていきます。

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 2株を残して作業完了です。

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 残り2つの栽培装置も同じように間引きをしました。双葉の間からは小さな本葉が見えています。あと数日で写真に撮れるくらいになるでしょう。

 

2019年9月22日 本葉が開く(発芽から4日目)

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 小さかった本葉も3日たつと、すっかり大きくなりました。ここまでの成長速度は、屋外で育てた場合とあまり変わりません。どのタイミングで追い越すのか気になります。

 

2019年9月24日 2回目の間引き(発芽から6日目)

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 たった数日で本葉が6倍くらいの大きさになりました。葉同士が触れ合ってきましたので、2回目の間引きを行います。同じような成長度合いですが、少しだけ手前の株が大きいので、こちらを残します。

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 これで完了です。やはり24時間光を当てていると成長が早いです。数日後にはまた違った姿になっているでしょう。

 

2019年9月28日 成長速度の違い(発芽から10日目)

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 本葉の枚数から計算すると、最近は2日に1枚葉が出てきていることになります。
 この写真の株が栽培当初から撮影しているものです。それでは他の株も見てみましょう。

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 残りの2つはこんな感じです。上の株よりも明らかに成長スピードが早いです。それぞれは同じ条件で育てていますが、根の張り具合に違いがあります。やはり長く伸びている方が成長が良いです。

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 サラダ菜の成長と共に、藻も一緒に増えてきました。しかしなぜか中央の液肥にのみ、藻が生えていません。たまたま藻の種か入らなかったのでしょうか?謎です。

 

 2019年10月2日 容器の外に出る(発芽から14日目)

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 発芽から2週間がたちました。成長期に入ったのか急に大きくなり、葉が容器からはみ出てきています。

 

2019年10月5日 新葉が腐る(発芽から17日目)

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 サラダ菜はピンク色の人工光でもしっかりと育っています。栽培中は光の当たり方が均一になるように時々位置を変えていますが、それでも成長に差が出るようです。

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 3株の内、1株の新芽の先が黒く変色しているのに気が付きました。この部分は切り落としましたが、何が原因だったのでしょうか?
 箱の中で育てているので、もしかしたら空気の動きがなく、蒸れてしまったのかもしれません。そこで葉の位置を調整して空間を開けました。これで様子を見ましょう。

 

2019年10月12日 トウ立ち(発芽から24日目)

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 モジャモジャしているせいで見た目が美しくないですが、とりあえずは先週よりも大幅に成長しています。

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 前回、黒く変色した新芽がありましたが、幸いなことにその症状は広がりませんでした。先端を切り落とした新芽はここまで大きくなっています。

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 ちょっと残念なことに、この株はトウ立ちが始まってしまいました。他の2つも茎が伸びてきそうな雰囲気があります。
 サラダ菜は結球するレタスですが、トウ立ちをしてしまったら球にはならないです。やはり24時間光を当てていることが影響しているのだと思います。

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 以前に藻が生えない栽培容器があるのを報告しましたが、未だに生えていません。サラダ菜から繁殖を抑える何らかの物質を出しているのでしょうか?

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 現在、葉が横に広がるように伸びているので、発泡スチロールの中が狭いです。もうそろそろ収穫しても良い頃合いなのかもしれません。

 

2019年10月14日 収穫(発芽から26日目)

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 サラダ菜の成長は早く、カメラを引いて撮影しないと全体が写らないほどです。本当はもっと大きくしたいのですが、発泡スチロール容器の中が窮屈になっていますので本日収穫します。とその前に、この写真では個々の詳細が分かりませんで近付いてみましょう。

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 同じ栽培容器、同じ液肥、同じ場所で育てても、それぞれには大きな違いが出ています。こちらの株は茎が伸び、上へ上へと成長しています。

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 一方でこの株は茎が伸びず、葉の間が詰まったまま横方向に成長しています。また上の株と比べて、葉の幅が広いです。

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 そしてこの株は成長が遅かったです。三者三様の姿で、安定した成長には程遠い感じとなりました。しかし味はどれも違いはなく、サラダ菜の風味がしっかりとしていました。

 

まとめ

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それでは栽培のまとめになります。

  • 人工光を使ってサラダ菜の室内栽培ができました。太陽光のように強い光でなくても、十分な大きさに育ちました。

  • 新芽が黒く腐った事件を除けば、害虫や病気の被害はありませんでした。室内で育てると汚れなどが付かないので食べる時に楽です。

  • 光を24時間当て続けて育てた結果、26日間で収穫できました。成長は早かったですがトウ立ちしてしまい、結球はしなかったです。また同じ環境でも育ち方に違いが出ていました。

 今回はLEDの光でも上手く栽培できました。トウ立ちした原因を調べると、レタス系は日が長くなると茎が伸びるようです。やはり光の24時間連続照射は無理があったようですね。また結球もしなかったので、何らかの条件が揃っていないみたいです。そこで次回の栽培では、光を当てる時間を短くしてチャレンジしたいと思います。

 


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私が使っているLEDライトは、アームが付いた棒状のものです。値段も手頃ですし、好きな位置から光を当てられるので気に入っています。今回の栽培では光源が2個のものを使っていますが、3個の方が光の量を多くできるのでおすすめです。

  


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 こちらは吊り下げ型のハイパワー光源になります。広範囲での栽培をする際には本格的なライトを使うと、隅々まで光が届くので良いですね。

 


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